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国内旅行業務取扱管理者試験国内地理|大分県の解説

別府温泉

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地図

大分県

国東半島をぶらり

今回は大分県の旅です。大分県は別府温泉や由布院温泉など、温泉が有名です。まずは北東部の国東半島(くにさきはんとう)を旅しましょう。宇佐神宮では、「けんか祭り」とも呼ばれる夏越祭りが行われます。熊野磨崖仏(くまのまがいぶつ)は日本最大級の磨崖仏で、平安時代末期に彫られたとされています。国東半島には、このほか、富貴寺(ふきじ)や両子寺(ふたごじ)があります。

宇佐神宮宇佐神宮

国東半島の西側には、菊池寛恩讐の彼方に』の舞台となった青ノ洞門がある耶馬渓(やばけい)があります。

由布院温泉・別府温泉へ

国東半島の南側には九州を代表する温泉、鉄輪温泉(かんなわおんせん)、由布院温泉別府温泉があります。由布院温泉由布岳の山麓にあり、辻馬車による散策が人気です。別府温泉は湧出量が日本一で、町中で湯気が立ち込めています(表題写真)。なお、長野県上田市の別所温泉と見間違わないようにしましょう。

別府温泉の南側には県庁所在地大分市がある佐賀関半島があります。関さば関あじの産地です。

佐賀関半島の南側には、臼杵石仏(うすきせきぶつ)と風連鍾乳洞があります。

臼杵石仏臼杵石仏

熊本県境の温泉へ

大分県には、熊本県境にも有名な温泉があります。

耶馬渓の南側には、日田温泉(ひたおんせん)と天ヶ瀬温泉があります。また、その南側には九住山(くじゅうさん)を主峰とする九重山(くじゅうさん)があります(ともに「くじゅうさん」)。熊本県の阿蘇山とともに、阿蘇くじゅう国立公園に属し、別府市から九重連山を越え熊本県に抜ける「やまなみハイウェイ」が人気です。

九重山九重山

以上、今回は大分県を旅してきました。大分県はこのほか、城下かれい(日出町)、小鹿田焼(おんたやき)(日田市)が有名です。温泉と関さば・関あじを堪能しにぜひ大分県に行ってみてはいかがでしょうか。