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国内旅行業務取扱管理者試験国内地理|石川県の解説

白米の千枚田

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地図

石川県

北陸新幹線で金沢駅へ

今回は石川県の旅です。北陸新幹線が金沢駅まで延伸し、東京から3時間以内で金沢まで行けるようになりました。まずは、県庁所在地の金沢を旅しましょう。

金沢の名所は次のとおりです。

  • 兼六園
  • 金沢城跡
  • 尾山神社
  • 長町武家屋敷跡
  • ひがし茶屋街
  • 近江町市場
  • 金沢21世紀美術館
  • 湯涌温泉
  • 金沢百万石まつり(6月)

まずは「日本三名園」の兼六園(けんろくえん)です。回遊式庭園として有名です。日本三名園は兼六園のほか、水戸市の偕楽園(かいらくえん)と岡山市の後楽園(こうらくえん)があります。

兼六園日本三名園 金沢の兼六園

次に、金沢城跡に行きましょう。金沢城の城主は加賀藩主の前田利家(まえだとしいえ)です。その前田利家を祀った神社が尾山神社(おやまじんじゃ)です。金沢城跡のある金沢城公園の隣にあります。

金沢は情緒ある町並みが人気です。長町武家屋敷跡(ながまちぶけやしきあと)は金沢を代表する武家屋敷です。ひがし茶屋街重要伝統的建造物群保存地区に指定され、五木寛之著「朱鷺の墓」の舞台としても知られています。

長屋武家屋敷跡金沢の町並み 長屋武家屋敷跡

観光を楽しんだら、食と温泉です。「金沢の台所」と呼ばれる近江町市場は食の宝庫です。金沢の郷土料理、治部煮(じぶに)をぜひ頂きたいところです。食を堪能したら、「金沢の奥座敷」と呼ばれる湯涌温泉(ゆわくおんせん)へ行きましょう。街の喧騒を離れて、身も心もリラックスできます。

JR七尾線で能登半島へ

石川県の大部分は能登半島です。先端の禄剛崎(ろっこうさき)を目指して北上してみましょう。まずは、JR七尾線の羽昨駅(はくいえき)で降りてみます。宝達志水町(ほうだつしみずまち)と羽咋市にわたって8kmに広がる千里浜なぎさドライブウェイは日本で唯一砂浜をドライブすることができます。また、羽咋駅からは、気多大社(けたたいしゃ)に行くことができます。気多大社は万葉集にも詠われ、能登国一宮です。

千里浜なぎさドライブウェイ砂浜を走る自動車 千里浜なぎさドライブウェイ

JR七尾線の終点は和倉温泉駅(わくらおんせんえき)です。和倉温泉は能登観光の拠点で、人気の温泉です。和倉温泉のある七尾市では、6月に『曳山(でかやま)』で有名な青柏祭が行われます。

和倉温泉は東岸にありますが、反対側の西岸には能登金剛(のとこんごう)が広がっています。「巌門」「ヤセの断崖」など、険しい断崖と荒波が作り出した奇岩が続いています。特にヤセの断崖は、松本清張『ゼロの焦点』の舞台として有名です。能登金剛の北側には、朝市輪島塗で有名な輪島があります。輪島には、キリコ会館白米千枚田(しらよねせんまんだ)があります(表題写真)。

能登金剛能登金剛

和倉温泉の北側には九十九湾(つくもわん)が広がっています。九十九湾は99の入り江からなるリアス式海岸です。そして、最後に能登半島の先端は禄剛崎(ろっこうさき)です。半島の先端にあるため、朝日と夕日が同じ場所から見られることで有名です。

小松方面へ

能登半島を堪能した後は、金沢に戻り、福井方面へ行ってみましょう。JR北陸本線で粟津駅で下車します。粟津温泉(あわづおんせん)は、奈良時代に開かれた古湯です。粟津温泉は小松空港のある小松市にあります。小松市にはこのほか、歌舞伎『勧進帳(かんじんちょう)』の舞台となった安宅関跡(あたかせきあと)、松尾芭蕉が訪れた紅葉の名所である那谷寺(なたでら)があります。

JR北陸本線は福井方面へ進み、加賀温泉駅で下車します。加賀温泉駅周辺には3つの温泉があります。山中温泉山代温泉片山津温泉です。全てに「山」が付いています。山中温泉は松尾芭蕉にゆかりのある渓谷沿いの温泉です。渓谷には名勝のこおろぎ橋があります。また、山中温泉は山中節山中漆器でも有名です。山代温泉は昭和初期まで九谷焼の名産地でした。現在の九谷焼は金沢方面までに産地が広がっています。片山津温泉(たかやまづおんせん)は白山(はくさん)を望む柴山潟の湖畔に立地し、他の2つの温泉とは異なる風景が広がります。

加賀温泉
山中温泉
山代温泉
片山津温泉

片山津温泉から見えた白山(はくさん)は、福井県との県境にある霊峰で、御前峰(ごぜんがみね)が主峰です。

白山連峰白山連峰

福井県に入りますので、今回の旅はこれにて終了です。能登の絶景や加賀温泉郷の温泉巡り。金沢は北陸観光の拠点です。北陸新幹線が延伸した今、ぜひ石川県に行ってみたいものですね。