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まねきケチャ|新たな自己紹介ソング『招かれチューン』の可能性

2020年8月10日に開催された5周年ライブにおいて、新たな自己紹介ソング『招かれチューン』が披露されました。これまでの自己紹介ソングは『キミが笑えば』でしたが、藤川千愛の卒業後は披露されることなく、封印されています。今後は『招かれチューン』を自己紹介ソングとして展開していくものと思われます。このページでは、『招かれチューン』の可能性を解説します。

コンテンツ

久々の新曲披露

新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、厚生労働省が公表した「新しい生活様式」に基づき、以前のようなライブ活動を行うことが困難となっています。2020年8月10日にパシフィコ横浜で開催された5周年ライブにおいても、発声禁止やソーシャルディスタンスの保持など、感染症対策が徹底されました。

私も、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に関わる業務に従事していることから、現在、現場での活動を自粛しています。そのため、今回のライブは配信で見ることとしました。

アイドル業界にとっては苦しい状況下ではありますが、5周年ライブでは、『難攻不落』『招かれチューン』『引き算』の3曲を初披露し、新たなまねきケチャを見せてくれました。

今回は、その中でも、新たな自己紹介ソング『招かれチューン』を講評します。

初のセルフプロモーション

最近ではバンド形式での楽曲披露など、新たな試みに挑戦していますが、今回は、初めてのセルフプロモーションということで、楽曲づくりに挑戦しました。

作詞は中川美優と篠原葵、作曲は松下玲緒菜と深瀬美桜、振り付けは宮内凛が担当しました。

中川美優「みんなの好きなものを聞いた。サビの頭文字が「まねきケチャ」になるようにした。」
篠原葵「美優ちゃんの歌詞を添削した。一人ひとりのバランスをまとめた。難しかった。」
深瀬美桜「曲に対して何にもできなかった。」
松下玲緒菜「会える時間がなかったので、グループ通話で打ち合わせをして楽しかった。」
宮内凛「真似しやすく、かわいい振り付けをした。TikTokで流行っている振りを取り入れた。今、(米中対立で)TikTokが危ないということで、どうしようとなった。」
深瀬美桜「コールしやすい曲になっている。今はコールできないので、サイリウムを振ってほしい。」

楽曲の内容

曲の構成

負けん気だけは人一倍「美桜ちゃん!」
根っからアイドル「玲緒菜!」
清く正しく美しく「あおちゃん!」
結婚しような「凛ちゃん!」
ちゃんとしような「美優!」
歌って踊って笑って 今日も世界に福を届けるよ

まねきケチャの特徴を端的に表現するサビから始まります。
1番は松下玲緒菜と宮内凛、2番は深瀬美桜、中川美優、篠原葵の紹介です。

松下玲緒菜

私だけを好きでいて?
“絶対的センター”
“ガチ恋製造機”
目が合ったらもうガチ恋
「今日からあなたも玲緒菜推し!」

宮内凛

わかるよわかる
オタクの気持ち
凛推しマシマシ
ドルオタアイドル
ファンにはこってり神対応
「きみわずらい、しちゃう?」

深瀬美桜

赤リップじゃなきゃ美桜じゃない
元気で泣き虫負けず嫌い
観ててね表情七変化
「「いばらぎ」じゃなくて「いばらき」だし!」

中川美優

黒髪ボブのアニメ声
麻雀、サバゲー、ゲームにピアノ
意外とアクティブ
旅人リーダー
「いつもあなたに二日酔い」

篠原葵

マイナスイオン デチャッテマス
チーズにタルトにパンケーキ
今日も炸裂 葵節
「(俺のことすきー?)うーん、そうかもしれない」

まねきケチャの原点

この曲は、まねきケチャの「かわいらしさ」を凝縮しています。歌詞に「うりゃおい!」「イエッタイガー」を盛り込み、コールやMIXを楽しむまねきケチャならではの構成です。

また、『招かれチューン』というタイトルや、「世界に福を届けるよ」という歌詞からも分かるように、人々に「福を招く」というまねきケチャのコンセプトを継承しています。まさに、まねきケチャの原点というべき楽曲です。

歌詞も秀逸です。
宮内凛の「結婚しような」からの中川美優の「ちゃんとしような」は、まねきケチャの定番フレーズ「結婚しような」の韻を踏みつつ、中川美優の特徴を「ちゃんとしような」と自虐的に表現しています。

ダンスにも特徴があります。
座り込む篠原葵を4人で手を取るシーン。「夢や目標笑われたこともあるけど、みんながいるからここまで来れてこの景色焼き付けて、さあ今日も歌うよ」の歌詞に合わせて円陣を組むシーン。個々のキャラが強くても、5人で団結する姿に感動を覚えます。

自己紹介ソングの可能性

自己紹介ソングはアイドルソングとしては定番です。AKB48の「チームB推し」など、人気曲もたくさんあります。顔と名前と性格を覚えるのに役立ちますし、後列のメンバーであっても均等にパートが配分されることから、グループアイドルには親和性の高いジャンルです。

まねきケチャはメンバー一人ひとりのキャラが強く、自己紹介ソングがより合います。藤川千愛ありきの『キミが笑えば』が披露できなくなったことから、新たな自己紹介ソングが待望されていました。この苦境の状況でこそ、元気を与える自己紹介ソングが誕生したことは、非常に評価できます。

セルフプロデュースで、まねきケチャらしさがギュッとつまった『招かれチューン』。さらなる盛り上がりを見せてほしいところです。

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2019年のまねきケチャを振り返る

2回目となったTDCホール公演で幕を開けた2019年のまねきケチャ。篠原葵加入後の現体制が1年間続き、確実に成長した1年でもありました。年末にリリースされたアルアム『あるわけないの』では、2回目のゲゲゲの鬼太郎のタイアップとなった『あるわけないのその奥に』のほか、『愛と狂気とカタルシス』『共通項』『君のいない世界に』など、聴かせる曲が増え、今後のまねきケチャがさらに楽しみになっています。

このページでは、2019年のまねきケチャの動向を振り返ります。

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止まっていた時が動き出す。

2018年9月24日に惜しまれつつも卒業した藤川千愛の抜けた穴は、想像どおり大きいものでした。特に、日本武道館公演以降披露されなくなった楽曲が多くあり、待望する声が多く聞かれていました。そのなかでも『タイムマシン』『どうでもいいや』『告白のススメ』は、もうこのまま聴けなくなるのかと思うほど、復活の予兆がありませんでした。

そんななか、シーズンの始まりを告げる2019年1月5日のTDC公演の1曲目で、『告白のススメ』を披露し、観客を沸かせました。止まっていた時が動き出したように、精一杯のコールが響き渡りました。また、TDC公演では、デビュー間もない篠原葵が一生懸命振り付けを覚え、多くの楽曲を披露しました。

1月に早速、新曲『いつかどこかで/ワンチャンス』のリリースイベントが始まり、篠原葵も数多くの現場をこなしました。

また、2月にはNHK福祉大相撲のゲストに参加し、竜電関とDA PUMPの『U.S.A』を披露したり、『きみわずらい』がNHK総合で放送されたりするなど、貴重な経験もありました。

悲劇はいつも3月に。

このまま順調に進んでいくと思われた矢先、3月22日にサイゾーウーマンにて松下玲緒菜と宮内凛に関する記事が掲載されました。昨年も3月に文春のネット番組にて藤川千愛に関する事案が配信されるなど、まねきケチャにとって3月は鬼門であるといえます。

この記事を受けて、松下玲緒菜は5月3日まで活動を休止しました。活動休止中に行われた宮内凛生誕祭では、同じく記事が掲載された宮内凛が涙ながらに謝るなど、事態の深刻さを物語っていました。5月5日の松下玲緒菜生誕祭においても、自身の口から謝罪の言葉がありました。

再び安定期に。

それでも温かいまねきヲタ。すぐに気を取り戻して、通常運転に戻りました。6月2日に行われた中川美優生誕祭では、日本武道館公演以降初めて『どうでもいいや』が披露されました。また、6月23日に行われた篠原葵生誕祭では、同じく日本武道館公演以降初めて『タイムマシン』が披露されるとともに(ソロでは宮内凛生誕祭で披露)、2018年5月26日に行われた中川美優生誕祭2018以来の『妄想日記』も披露されました。藤川千愛卒業前のまねきケチャに徐々に戻っていくようでした。

7月13日に行われた初夏のまねきケチャでは、初めてメンバーが考案したセトリを披露し、その完成度の高さから大きな話題となりました。

まねきケチャ=ゲゲゲの鬼太郎のイメージが定着

8月31日に行われた4周年記念公演では、バンドで『タイムマシン』と『どうでもいいや』を披露し、衝撃を与えました。さらに、新曲『あるわけないのその奥に』が初披露されるとともに、ゲゲゲの鬼太郎のエンディングテーマ決定の発表がありました。前回の『鏡の中から』で知名度を大きく上げたことから、タイアップの発表は喜ばしいものでした。また、この公演では、『愛と狂気とカタルシス』の初披露もありました。

10月6日から全国ツアーが始まるとともに、10月26日からはアルバムのリリースイベントが始まりました。『あるわけないのその奥に』を軸にプロモーション活動が活発化していきました。

12月1日にはゲゲゲの鬼太郎にゆかりのある布多天神社でゲゲゲの鬼太郎のイベントがあり、多くの家族連れがまねきケチャのライブを見ました。マスコミの取材もあり、再び知名度を上げるきっかけとなりました。

松下玲緒菜の声帯結節による影響

12月13日、それまで声の調子が悪かった松下玲緒菜が、声帯結節であることが判明し、当面の間、歌唱を控えることとなりました。これにより、松下玲緒菜パートは他のメンバーで歌うこととなりました。

本人は相当悔しい気持ちであったことが推察されますが、それでも笑顔で舞台に立ち続けました。特典会では、当初は筆談で行いましたが、12月下旬になると、小さいながらも声を出して会話しするようになりました。

現在、1月4日にLINE CUBE SHIBUYA(旧渋谷公会堂)で行われるワンマンライブに向けて治療に専念しており、また5人の絶妙な歌声を聴けることを楽しみにしています。

2020年に向けて

2020年はどのような年になるのでしょうか。アルバムを発売したばかりですので、おそらくシングルCDを1枚発売するのみとなるでしょう。また、毎年恒例だったTDCホール公演は行わず、LINE CUBE SHIBUYA(旧渋谷公会堂)でのライブとなります。ここでは重要なお知らせがありますので、その内容にも注目したいところです。昨年のTDCホール公演では日本武道館公演の発表がありました。ここまで大規模な発表になるとは予想していませんが、やはり、心を動かす発表がほしいところです。

安定期が続くまねきケチャ。現行の体制を続け、更なる成長を目指して、日々のライブはもちろん、外向けの仕事にも積極的に挑戦してほしいところです。コレットプロモーションの本気度にも注目したい1年となりそうです。

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まねきケチャ|篠原葵の魅力

このページでは、まねきケチャの各メンバーの魅力について、これまでの思い出を振り返りながら紹介します。なお、筆者の主観的な感想であることをご了承ください。

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レベル0の勇者、現る。

芸能はもちろん、これまで歌もダンスもほぼ未経験。そんな篠原葵を公式ホームページでは、「レベル0の勇者」と表現しています。日本武道館公演で卒業し、歌手に転向したリードボーカルの藤川千愛の代わりとして加入した篠原葵はまっさらな素人でした。

篠原葵の魅力は、芸能界に慣れていない、その素朴さです。アイドル特有のガツガツ感がなく、親戚の子と話しているような感覚になります。みんなで葵ちゃんを「レベル0」からアイドルに成長させる。ヲタク心をくすぐる存在であるといえます。

清楚でお嬢様。だけど天然。

篠原葵は、いつも上品で、汚い言葉を使いません。ファンの前のみならず、プライベートでも同じような声を聞くようですので、相当育ちが良いのでしょう。葵ちゃんが話すと子どもの発表会を見に来たような感覚になります。見た目もスラっとした美人で、言葉遣いも美しい。まさに清楚系のお嬢様です。

強化計画のMCを務める石橋哲也によると、FES☆TIVEの南茉莉花が篠原葵とディズニーに遊びに行ったとき、南茉莉花は「葵ちゃんは全く否定しない」と語っていました。ディズニーのレストランで、初めて食べたウニが口に合わなくても決して「不味い」とは言わずに、「おいしくないかもしれない。」と言ったそうです。

そんな篠原葵ですが、一つ欠点であり、最大の魅力となっているものがあります。それは天然であることです。

本人はぼけているつもりはないのでしょうが、想像の斜め上を行くコメントは周囲を笑いの渦にします。上品な語り口から繰り出される想定外の言葉。中川美優に代わるオチ担当として、強化計画などでも定番になりつつあります。計算された中川美優のオチと、斜め上をいく篠原葵のオチ。今後のまねきケチャの新しい形となりそうです。

嫌味のない、周囲を和やかにさせる笑いは唯一無二のジャンルとして、今後も磨きをかけてほしいものです。

2019年の抱負は「垢抜ける」

2019年のTDCホール公演で行われた書初めで、篠原葵は「垢抜ける」と書きました。同じく途中加入した深瀬美桜はまねきケチャとしてデビューした当時は緊張して暗いイメージでしたが、その後見事に垢抜けました。もちろん、深瀬美桜はもともとアイドル活動をしていたので篠原葵とは状況が違いますが、篠原葵も垢抜けることで人気が急上昇する可能性を秘めています。

今後どのようなキャラクターを確立していくのか。「真面目+美形だけど天然」のキャラクターに磨きをかけていくのか。さらにそこから垢抜けるとどうなるのか。今後の篠原葵から目が離せません。

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BenjaminJasmine|お披露目から約1か月経ったベンジャミンジャスミンの状況

2019年4月29日(月祝)にお披露目されたベンジャミンジャスミン。お披露目後すぐに数多くの対バンイベントをこなしています。お披露目から約1か月経とうとしている現在のベンジャミンジャスミンの状況を報告します。

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ライブの状況

ベンジャミンジャスミンの持ち歌は、現在のところ『細胞』のみです。力強い曲調で見る者を圧倒させます。『細胞』はお披露目の4日前にメンバーに与えられ、振り入れはお披露目前日に行われました。そのため、当初の振り付けは仮のもので、5月19日に行われた『Tシャツ割りツーマン』で新しい振り付けが披露されました。

持ち歌は『細胞』の1曲であるため、そのほかdrop/まねきケチャの『冗談じゃないね』、dropの『大嫌い』、まねきケチャの『ありきたりな言葉で』をレパートリーとしています。いずれもベンジャミンジャスミンのオリジナルの振り付けです。特に『冗談じゃないね』はdropやまねきケチャよりも激しい振り付けとなっています。

なお、MIXは『冗談じゃないね』と『ありきたりな言葉で』で行われ、いずれもまねきケチャと同じです。『冗談じゃないね』では混沌MIX(ワールドカオス)、『ありきたりな言葉で』では「世界で一番愛してる!」が叫ばれます。また、『大嫌い』ではAメロに手拍子、Bメロにコールがあります。

自己紹介については、キャッチフレーズがなく、「○○色担当の○○です。○○って呼んでください。せーの。」と言います。また、コレットプロモーション所属ですが、まねきケチャやナナランドにあるような「属性」は存在しません。自己紹介の順は、浅倉うみ(うみちゃん)吉永杏菜(あんちゃん)成瀬朋香(もかちゃん)高梨螢(ほたる)高松愛莉(あーりん)喜多見思叶(こちゃ)です。

MCの仕切りはリーダーの高梨螢が行います。声が聞き取りやすく、しっかりとしているため、安心感があります。吉永杏菜と高松愛莉の頼りない感じと高梨螢のしっかりした感じが対照的です。喜多見思叶のあどけなさも魅力的です。今後はトークショーも行われるということで、どのようなキャラが覚醒するか、楽しみにしたいところです。

特典会

特典会はまねきケチャ、ナナランドと同様の形式です。価格はナナランドと同様で、1,000円でチェキのみ、1,500円でサイン入り、2,000円でコメント(後日返却)です。コメントは書く量が多いと話題になっています。

お披露目の日は大行列ができましたが、以降はあまり列ができなくなりました。平日の対バンイベントでは、待ち人数が多くても5人程度となっており、実質的に無限ループすることができます。現に、同じメンバーに15ループ以上するヲタクも見かけます。数名のヲタクが特典会を回しているのが現状といえます。

なお、接触時間はまねきケチャやナンランドよりも若干長めに設定されています。

ベンジャミンジャスミンのファン層

現在、ベンジャミンジャスミンを単独で推している人はおそらく数名程度だと思われます。ライブや特典会に参加する人のほとんどは、同じ対バンに出演しているまねきケチャやナナランドのヲタクです。すなわち、所属事務所のコレットプロモーションの中で応援しているような状況です。

まねきケチャやナナランドのヲタクが流れてきているだけでは、コレットプロモーション全体ではファンの総数は変わりません。そのため、今後はコレットプロモーションのヲタク以外のファンをいかに増やせるかどうかがカギとなっています。

ベンジャミンジャスミンの「単推し」がほぼいない以上、今「始め」れば、数年後には相当な古参ヲタとなるに違いありません。ただ、現在の特典会は無限ループに近いため、計画的に回る必要があります。スタートダッシュで力を入れすぎて、「破産」しては意味がありません。これから「始める」場合は、長い目で見て推してほしいと願います。

今後の展開

ベンジャミンジャスミンは、ルックスもよく、歌唱力もあり、実力は本物です。このまままねきケチャやナナランドのようなサブカル的なアイドル路線からは一線を画し、よりアーティスティックな路線に進むのか。それとも、いわゆる「接触アイドル」として、地下アイドルの路線を進むのか。個人的には前者を望みますが、今後のコレットプロモーションの動きに注目したいところです。

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まねきケチャ|『タイムマシン』『どうでもいいや』の復活は?レア曲の今後

32曲あるまねきケチャの楽曲の中には、『冗談じゃないね』のようにほぼ毎回歌われるものもあれば、1年以上歌われていない「レア曲」もあります。このページでは、披露される頻度別に楽曲を区分し、それぞれ解説します。

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最後に歌ったのはいつ?

この記事を書くに当たって、Twitterで協力を呼びかけ、曲ごとに最後に歌ったのはいつか表にまとめました。

以下、この表の頻度をもとに解説します。

定番曲(頻度A)

曲名 作曲 直近披露 会場
モンスターとケチャ 末益 涼太 2019.5.15 ええじゃないか歌舞伎町
冗談じゃないね 末益 涼太 2019.5.14 運命のキミ フェスティバル
きみわずらい 藤永龍太郎 2019.5.15 ええじゃないか歌舞伎町
妄想桜 末益涼太 2019.5.14 運命のキミ フェスティバル
ありきたりな言葉で 藤永龍太郎 2019.5.14 運命のキミ フェスティバル
キミに届け 末益涼太 2019.5.10 Pimm’s Presents, Special Live 2019@duo MUSIC
ありよりのあり 藤永龍太郎 2019.5.15 ええじゃないか歌舞伎町
相思い 藤永龍太郎 2019.5.13 IDOL CONTENT EXPO
いつかどこかで 藤永龍太郎 2019.5.13 IDOL CONTENT EXPO

1曲目の定番『冗談じゃないね』『キミに届け』『妄想桜』や、ラストの定番『きみわずらい』『ありきたりな言葉で』など、定番曲が名を連ねます。作曲も藤永龍太郎と末益涼太がバランスよく分散しています。まねきケチャの現場に多少行ったことのある方であれば、だいたい見たことがあるでしょう。

聴ければ運がいい曲(頻度B)

曲名 作曲 直近披露 会場
告白のススメ 上松範康 2019.5.15 ええじゃないか歌舞伎町
愛言葉 上松範康 2019.5.13 IDOL CONTENT EXPO
鏡の中から 末益涼太 2019.5.15 ええじゃないか歌舞伎町
あたしの残りぜんぶあげる 藤永龍太郎 2019.5.12 DDD~PREMIUM iDol Depot~
奇跡 母里治樹 2019.5.14 運命のキミ フェスティバル
カクカクシカジカ 末益涼太 2019.5.15 ええじゃないか歌舞伎町
一刀両断 末益涼太 2019.3.16 深瀬美桜生誕祭2019
昨日のあたしに負けたくないの 藤永龍太郎 2019.5.9 MARQUEE祭
ワンチャンス 末益涼太 2019.3.24 リリースイベント
虹を探しに 竹田祐介 2019.5.12 DDD~PREMIUM iDol Depot~
Guess!! 末益涼太 2019.4.29 宮内凛生誕祭2019
漫画みたいに恋したい 都丸椋太 2019.5.6 松下玲緖菜生誕祭2019
ジャンプ 笠井雄太 2019.5.14 運命のキミ フェスティバル

『告白のススメ』は2018年9月24日の日本武道館公演以降しばらく披露されず、2019年1月5日のTDCでまねきケチャ2019!で復活しました。最近では対バンでも歌われるようになり、頻度Aに近づきつつあります。

同様に、『愛言葉』『奇跡』『カクカクシカジカ』『あたしの残りぜんぶあげる』『昨日のあたしに負けたくないの』も、2019年5月3日の松下玲緒菜の活動再開から頻繁に歌われるようになり、最近だけでいうと頻度Aです。特に『あたしの残りぜんぶあげる』『昨日のあたしに負けたくないの』の2曲は藤川千愛の存在感の大きい楽曲だったため、日本武道館公演後はほとんど歌われなくなりましたが、ようやく最近歌われるようになってきました。

また、『鏡の中から』も最近地味に増えてきました。ソロ曲の4曲はたまに歌われますが、『ジャンプ』は対バンでもときどき歌われます。一方で、『ワンチャンス』はリリイベ期間経過後は披露されなくなりました。

なかなか聴けない珍しい曲(頻度C)

曲名 作曲 直近披露 会場
SPLASH 末益涼太 2019.1.5 TDCでまねきケチャ2019!
ハリネズミの唄 藤永龍太郎 2018.12.15 大阪ロマンチックコンポートSP
青息吐息 藤永龍太郎 2019.2.24 まねきケチャの仙台ケチャ
僕が僕を 菊田大介 2018.11.10 ロマンチックコンポートvol.25
SEVENTH HEAVEN 末益涼太 2018.11.10 クアトロ de まねきケチャ

ここまでくると、ほとんど聴くことができません。『SPLASH』は曲の終わりにタオルを投げ入れる楽曲で、サビでは横に移動する激しい曲です。ただ、SPLASHは夏の曲であるため、今後夏に向けて披露される可能性はかなり高いものと見ています。

『ハリネズミの唄』は座って歌われる楽曲で、藤川千愛の歌声が印象的でした。藤川千愛がいたときはかなりの頻度で歌われていました。藤川千愛の歌唱力ありきな部分もあるため、今後もあまり歌われないと思います。

『青息吐息』は松下玲緒菜の好きな曲で、ファンにも人気のある曲です。全員では2019年2月24日の仙台遠征、松下玲緒菜ソロでは2019年5月6日の松下玲緒菜生誕祭2019でギター片手に歌いあげました。かつては1~2か月に1回は歌われていたため、今後も定期的に歌われることが望まれます。

『僕が僕を』と『SEVENTH HEAVEN』はともに2018年11月10日を最後に披露されていません。もともとマイナーな曲で、頻繁には披露されていないため、今後も半年に1回ペースかもしれません。バンドに似合う曲として『青色吐息』を挙げる方が多いと思いますが、個人的には『SEVENTH HEAVEN』もバンドに似合うと思っています。また、『SEVENTH HEAVEN』は、幸運を招くという歌詞がまねきケチャの世界観に合っていると思われるため、もっと披露されるべきだとも思っています。

もはや聴けるかどうかも分からない曲(頻度D)

曲名 作曲 直近披露 会場
タイムマシン 藤永龍太郎 2018.9.24 日本武道館公演
どうでもいいや 藤永龍太郎 2018.9.24 日本武道館公演
妄想日記 末益涼太 2018.5.26 中川美優生誕祭2018
キミが笑えば 末益涼太 2018.9.24 日本武道館公演
さよならなんて 藤永龍太郎 2018.9.24 日本武道館公演

もはや今後聴けるかどうかわからない楽曲です。ほとんどが、日本武道館公演を最後に歌われていません。『タイムマシン』『どうでもいいや』といった藤永龍太郎作曲のシングル曲が並びます。『タイムマシン』は2019年4月29日に行われた宮内凛生誕祭2019で、宮内凛がソロで歌いましたが、全員では日本武道館公演が直近です。シングル曲とあって、かつては比較的頻繁に歌われていました。日本武道館公演で藤川千愛の卒業ソング的なイメージがついたようにも思え、なかなか復活しずらい状況にあります。

同じくシングル曲でメジャーデビュー曲の『どうでもいいや』は藤川千愛の歌声ありきな部分もあるため、今後も披露されるかどうかは正直微妙なところです。このシングル2曲はまねきケチャの魅力が詰まった曲ですので、復活することを切に願っています。

このブログのタイトルにもなっている『妄想日記』はもともと最もレアな曲でした。2018年5月26日の中川美優生誕祭2018を最後に歌っていません。ちなみにその前は2018年5月3日の宮内凛生誕祭2018でした。なお、かつては2か月に1回くらいは歌っていたと記憶しています。以前に比べて曲数も増えたため、このまま封印される可能性も否定できません。幻の曲とならないことを祈ります。

『キミが笑えば』は自己紹介ソングです。深瀬美桜加入後は多く歌われましたが、日本武道館公演以来歌われていません。その原因は明確で、藤川千愛パート(Cメロ)が完全に藤川千愛のための歌詞・メロディーになっているからです。これを他のメンバーに代替することは曲の世界観が崩れるため、ほぼ期待できません。そのため、Cメロをなくすか、『キミに笑えば』に代わる新しい曲を作るしかないと考えています。なお、これに関して、先日、Twitterでアンケートを取りました。

選択肢の数の制限上、思うように選択できなかった方も多くいるとは思いますが、やはり、曲自体を廃止して新たな自己紹介ソングを作るべきという意見が多く見られました。また、『キミが笑えば』を復活させるとしたら、松下玲緒菜か深瀬美桜を藤川千愛ポジションにもってくるべきだとの意見もありました。特に深瀬美桜は「新メンです」という歌詞があるため、抜本的に変える必要があるのかもしれません。いずれにせよ、最も復活の可能性が低い楽曲といえます。

最後に『さよならなんて』です。もともとが藤川千愛卒業のために作られた楽曲のため、企画的な性格があります。2019年3月9日の強化計画でアコースティックバージョンが披露されましたが、通常のライブでの披露は日本武道館公演のみです。しかも当日はメンバーが号泣しながら歌ったため、通常の形での披露は未だ行われていません。CDについては日本武道館会場限定でDVD・ブルーレイ予約特典として配布された日本武道館バージョン(Aメロが藤川千愛、Bメロが中川美優・宮内凛・松下玲緒菜・深瀬美桜)と、シングル『いつかどこかで/ワンチャンス』のカップリングとして収録されている通常バージョンがあります。通常のCDに収録はされたものの、卒業ソングとしての性格が強いため、今後も卒業などの重要な局面でのみ披露される可能性が高いと考えます。個人的にはここまでの名曲を封印するのは本当にもったいない気持ちです。

藤永龍太郎の名曲が封印されている

『タイムマシン』『どうでもいいや』『さよならなんて』。復活が望まれる「エモ曲」はいずれも藤永龍太郎作曲の歌です。藤永龍太郎作曲のバラードは藤川千愛の歌声が生きるように作られている側面もあるため、完全な復活はなかなか難しいと見ています。それでも封印することなく、ところどころで披露すべきだと思います。『きみわずらい』『ありきたりな言葉で』を筆頭に、対バンで聴いた藤永龍太郎のバラードをきっかけにまねきケチャを好きになった人は多いと思います。『タイムマシン』や『どうでもいいや』を封印することは、まねきケチャの新規ファン獲得のチャンスを奪い、機会損失につながっています。

完全に封印することはせず、数か月に1回でも披露することが、古参ファンにも、にわかファンにも、新規ファンにも喜ばれるのではないでしょうか。

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まねきケチャ界隈の空気感(2017年10月~2019年5月)

このページでは、当ブログ管理人が感じたまねきケチャ界隈の空気感を簡単に振り返ります。最近まねきケチャを知った方の参考になれば幸いです。なお、あくまでも個人の感想であり、一般的な空気感ではない場合もありますのであらかじめご了承ください。

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2017(平成29)年10月~12月

当時のまねきケチャは中川美優、藤川千愛、宮内凛、松下玲緒菜の4人体制でした。2017年5月26日に藤咲真有香が卒業し、9月に新メンバーのオーディションが行われていました。

2017年6月には『どうでもいいや/ありきたりな言葉で』でメジャーデビューを果たし、音楽番組への出演や対バンイベントでのメインステージでの出演など、知名度が急上昇しているところでした。一方で、2016年のTIFでのメインステージ争奪戦優勝や中野サンプラザ公演など、かつての怒涛の勢いは落ち着き、藤咲真有香の卒業によるコレットプロモーションへの不信感など、若干の停滞感があったものと感じています。

まねきケチャが再び動き出したのが、2017年11月22日に白金高輪セレネb2で行われた、ツインテールコンポート2017です。このライブで新メンバーの深瀬美桜がお披露目されました。広瀬すずに似ていると瞬く間に話題となり、再びまねきケチャが注目されるようになりました。

同じころ、大阪でのフリーライブや深瀬美桜が初登場した広島遠征など新規ファンが増えていくとともに、dropの解散とナナランドの結成など、コレットプロモーション全体が盛り上がりを見せていました。また、年明けに行われるTDCホール公演に向け、勢いを増していきました。

2018(平成30)年1月~3月

2018年1月7日に行われたTDCホール公演は、当時の最大規模であるとともに、深瀬美桜が初めて立つ大舞台ということで、メンバーもヲタクも相当気合が入っていました。そして、この公演で日本武道館公演の開催決定がサプライズ発表され、まねきケチャの快進撃は確実なものとなりました。日本地図がズームされ、玉ねぎ型の日本武道館が映し出されたときのメンバーとヲタクの歓声は今でも覚えています。

ちなみに、このころからまねきケチャのファン層に変化があったものと感じています。それまでの「まねきヲタ」はとにかく「荒れる」というイメージで、ネット上でも検索の上位は、松下玲緒菜が「こんなことアイドルはあまりいわないとおもうけれど楽しくないなあって泣きそうになるくらいひどいライヴだったねせっかく来てくれたのにごめんね」と発言した2016年2月3日の「JAPAN IDOL SUPERLIVE 2016 vol.2」を筆頭に、まねきヲタのマナーの悪さを指摘したページが表示されていました。

このころからそのようなイメージはあまり聞かれなくなったように思いました。それに伴い、観客の年齢層が上がっていくようにも感じました。一方で、以前はまねきヲタは「女ヲタ」が多かった印象でしたが、徐々に少なっていく印象も持ちました。

さて、2018年1月20日のまねきケチャの運試しケチャでは、ニューシングルの発売とリリースイベントの開催の発表がありました。リリースイベントの苦しみを知らない私は当時喜びましたが、これに関しては金銭的・体力的な意味で落胆した人もいたかもしれません。リリースイベントはすぐに始まりました。それと引き換えにライブは極端に減少しました。それでも全国ツアーが始まり、2018年2月18日にはまねきケチャカーニバル!東京が行われ、さらにファンを増やしていきました。連日行われるリリースイベントにヲタクは通い続けました。

そんな中で悲劇が起こります。深瀬美桜生誕祭の翌日の2018年3月19日、藤川千愛が体調不良を理由に無期限で活動休止しました。ここからまねきヲタの中で空気感が二分されます。藤川千愛ヲタ以外はこれまでどおり推しを応援しました。活動休止発表した週は名古屋、大阪、広島と地方遠征が続き、これまでどおり楽しんでいました。一方で、藤川千愛ヲタはショックで立ち直れなくなる人も多くいました。

ネット上では「まねきケチャの終焉」を煽る風潮が強くなりました。4人で行うリリースイベントの客数も減少しました。事務所の意向からか、メンバーはMCやTwitterなどで藤川千愛の話題には一切触れず、何もなかったかのようにイベントが続きました。藤川千愛推しだった私は当時、この雰囲気に相当な違和感を覚えていました。しかし、そのような「スルー対応」により、ネットの風潮とは裏腹に、藤川千愛の活動休止中も新規のヲタクを増えるなど、まねきケチャの人気の衰えは全く感じませんでした。

なお、藤川千愛の活動休止ととも古谷完プロデューサーはほとんど表に出なくなりました。古谷完プロデューサーのメンバーやヲタいじりが好きだった人にとっては物足りなくなってしまいました。

2018(平成30)年4月~6月

藤川千愛の活動休止中に公開された『あたしの残りぜんぶあげる』のMVが話題となりました。MV冒頭、「夢なんて見たくない。期待しなければ苦しくないから。生きるって、痛い。どうして?こんなにも痛いんだろう。」と苦しそうに言う藤川千愛の声が、どうしても現在置かれた藤川千愛の言葉に通じてしまうとの意見がTwitter上に多く見られました。

しかし、転機は意外にもすぐに訪れます。2018年4月13日、藤川千愛の活動再開を発表しました。当時、無期限活動休止とされていたため、このまま卒業してしまうのではないかという意見や、日本武道館公演に合わせて復帰するのではないかという意見が多かったため、嬉しいサプライズでした。

翌日の宇都宮でのリリースイベントでは、藤川千愛を見ようと、千愛ヲタが集まりました。再びまねきケチャが「最強布陣」に戻り、成長の加速を確信しました。

ゴールデンウィークは宮内凛、松下玲緒菜生誕祭や歌合戦など、楽しい期間が続きました。正常運転に戻ったまねきケチャは盤石な体制でした。2018年6月23年に行われたまねきケチャ音楽祭では生バンドでライブを行い、まねきケチャの可能性をさらに広げました。

2018(平成30)年7月~9月

2018年7月14日に三浦海岸で行われたまねきケチャの夏祭りケチャ!では、海の家でライブを行い、ヲタクも海水浴を楽しむなど、夏を満喫しました。2018年8月3~5日に行われたTIFもメインステージで圧巻のパフォーマンスを見せ、大御所の貫禄さえありました。

しかし、幸せな日々も長くはありませんでした。2018年8月25日の夏の野音 de まねきケチャで藤川千愛が卒業とソロデビューの発表を行いました。前向きな卒業とはいえ、これまで藤川千愛ありきだったまねきケチャにとっては大きな損失であり、蝉が鳴り響く静寂の日比谷公園にヲタクの涙が落ちました。

ここから、藤川千愛の卒業へのカウントダウンが始まりました。@JAM EXPO2018サイサイフェス2018突然のまねきチェキ~原宿編part3~ノタフェス2018まねきケチャ強化計画突然のまねきチェキ~日本武道館直前スペシャル~など、まねきケチャの藤川千愛と会える最後の機会を一つ一つ大事にしました。特典会は毎回争奪戦でした。特にまねきケチャ強化計画特別企画『武道館公演決起ケチャ!』でのヲタクによるまねき愛をつづる作文企画は、メンバーの号泣を誘い、「エモい」イベントになりました。また、『昨日のあたしに負けたくないの』や『相思い』はもはや藤川千愛の卒業ソングのようになっていました。

そして、ついに迎えた2018年9月24日の日本武道館公演。永遠に語り継がれるライブとなりました。藤川千愛の卒業はもちろん、当時、史上最強の体制で、最高のパフォーマンスを見せました。まねきヲタにとっては一生忘れることのない日になったことでしょう。

2018(平成30)年10月~12月

日本武道館公演を終えたまねきケチャ。ここで10日間の小休止に入ります。ネット上では再び「まねきケチャ終焉論」が勢いを増します。日本武道館ロス、千愛ロスに悩まされるヲタクも多かったのではないでしょうか。2018年10月4日の天使の日に天使かよ!で活動を再開します。そして、2018年10月8日に行われたレンブラント de まねきケチャが話題となりました。町田のホテルでメンバーとヲタクが会食をしました。このイベントでお互いに知り合いになったヲタクも少なくはないのでしょうか。

このころから、メンバーの雰囲気が変わってきました。これまで適度な緊張感を与えてきた藤川千愛が卒業したことで、メンバー間でわちゃわちゃすることが多くなりました。仲の良さそうな動画をTwitterに掲載するなど、明らかに雰囲気が変わりました。一方で、緊張感が欠如していると感じられる場面も見られました。そんな中でも、このころから深瀬美桜の明るいキャラクターが注目されるようになりました。強化計画で石橋哲也のもと開花し、「暗いまねきケチャ」のイメージを一新させるようにまでなりました。

2018年10月27日、事態が動き出します。2018年にこれまで1回しか行われず、復活を待ち望んでいたロマンティックコンポートが、ハロウィンコンポートとして復活しました。その後も現在に至るまで立て続けにロマンティックコンポートが行われるようになりました。これによりナナランドを見る機会が増えました。正常化に向かいつつある中で、2018年12月15日の東名阪ツアー大阪公演で、新メンバーの篠原葵がお披露目されました。藤川千愛の後任ということで、どのようなメンバーが入ってくるか注目されましたが、芸能活動未経験者という意外性に当時ヲタクの中で話題になりました。

2019(平成31)年1月~3月

2019年1月5日に2度目のTDCホール公演がありました。昨年の深瀬美桜に続き、今年は篠原葵の猛特訓がありました。昨年の日本武道館公演発表のように、大規模な発表があるかと一部で期待されていましたが、特にはありませんでした。

また、年明け早々から、ニューシングル『いつかどこかで/ワンチャンス』のリリースイベントが始まりました。今作のリリースイベントではショッピングが毎回のようにあり、より接触を求めるヲタクが増えるようになりました。

2019年2月9日には両国国技館でNHK福祉大相撲に出演し、DA PUMPの『U.S.A』を披露し話題となりました。また、NHKで『きみわずらい』が放送されたことも話題となりました。

再び安定期に入ったかと思われた2019年3月22日、サイゾーウーマンにて松下玲緒菜と宮内凛に関する記事が掲載されました。これに関して、同日に運営のコレットプロモーションはコメントを出し、処分を今後決定する方針である旨を発表しました。なお、当日のリリイベではヲタクは動じず、通常どおりイベントを楽しんでいました。結局、2019年3月27日付けで松下玲緒菜の約1か月間の活動自粛が発表されました。解雇という最悪の結果を免れたため、玲緒菜ヲタクはそこまで影響がありませんでした。一方で、他者を攻撃することで優越感を得たいネット上の反応は、やはりメンバーへのバッシングとまねきケチャの終焉論でした。しかし、これまでと同様、現場とネット上の温度差は激しく、現場ではいたって通常運転が続きました。

2019(平成31)年4月~2019(令和元)年5月

4月に入るとリリースイベントも終わり、対バンライブが続くようになります。平日の対バンでは、玲緒菜ヲタの不在の影響もあり、客数は少な目でした。それでも残された4人で通常どおりライブを行いました。

平成最後のライブとなった2019年4月29日の宮内凛生誕祭では、不祥事の当事者でもある宮内凛がファンの前で謝罪しました。日本武道館公演以来披露されていなかった『タイムマシン』をソロで披露するなど、ファンの心を動かすライブでした。

元号が令和に変わり、2019年5月3日、松下玲緒菜が復帰しました。2019年5月6日には松下玲緒菜生誕祭が行われ、宮内凛と同じくファンの前で謝罪しました。それでも生誕祭という晴れの舞台を祝うため、生誕委員も入念な準備をし、ヲタク愛のあふれる生誕祭となりました。

再び5人体制となったまねきケチャ。2019年5月9日のMARQUEE祭 vol.30では、トリであるにも関わらず、多くの客がまねきケチャのライブで盛り上がり、まねきケチャの人気が再確認されました。また、松下玲緒菜の復帰にともない『奇跡』『昨日のあたしに負けたくないの』『愛言葉』を多く披露するようになり、以前のまねきケチャが戻ってきたような感覚になりました。

現時点では、まねきケチャには「紅白出場」というざっくりとした目標しかありません。その段階となる小さな目標を早めに設定し、ヲタクのモチベーションを上げていくことが、今後の勢いの加速につながるものと思います。

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まねきケチャ|深瀬美桜の魅力

このページでは、まねきケチャの各メンバーの魅力について、これまでの思い出を振り返りながら紹介します。なお、筆者の主観的な感想であることをご了承ください。

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日本一暗い楽屋を変えた深瀬美桜

2017年7月14日に放送された「この指と~まれ!」(フジテレビ系列)で、宮内凛は次のように語りました。「この雰囲気で分かると思うんですけど、楽屋が日本中のアイドルの中で1番暗いと思います。部屋が広くても隅っこで、椅子があっても地ベタに座って、他のアイドルの方から『ヤバいね』って有名です。」

まねきケチャといえば「日本一楽屋が暗いアイドル」として有名でした。しかし、今ではそのような声をあまり聞きません。メンバーのtwitterでも楽屋で騒いでいる様子が映し出されています。その主役は、まさしく深瀬美桜です。まねきケチャの雰囲気をガラリと変えたメンバーです。

しかし、そうなったのは最近のことです。2017年11月22日に行われたお披露目では、半泣きで声が震えていました。翌月12月17日に初登場したまねきケチャ強化計画でも半泣きで、MCの石橋哲也が心配をしていました。

その後、「〇〇みが深瀬」、顔芸キャラ、「どんだけー」、「あげー」、「行けんのかって」などキャッチーなフレーズでその明るい性格が覚醒し、今やまねきケチャの盛り上げ役となりました。

まねきケチャの新規ヲタの多くが深瀬推し

あくまでも体感ですが、まねきケチャの新規ヲタの多くが深瀬美桜推しとなる傾向があるように思えます。特に日本武道館公演後にまねきケチャの新規ファンとして私のtwitterのフォロワーになってくれた方の多くが深瀬美桜推しでした。加入から1年経つか経たないかの段階で新規のまねきヲタを呼び寄せる深瀬美桜は、まさに「遅れてきたルーキー」であり、「アクセル全開で猛ダッシュ」であり、「快進撃」そのものです。

その裏にはたゆまぬ努力があると思います。加入後1カ月半で立ったTDCホールdeまねきケチャ2018!では、短期間のうちに多くの楽曲を覚えました。パフォーマンスも劇的に向上し、今や掛け合いをするなど、歌唱メンバーに成長しました。この急成長が今のまねきケチャを支えています。

力強く、曲の世界に入り込むパフォーマンス

歌割りの変更で今は見れなくなりましたが、個人的に深瀬美桜といえば『きみわずらい』の「きみの名前呼ぶたびに」の迫力でした。小柄ながら力強く歌う姿が深瀬美桜の魅力です。現在は松下玲緒菜とともに掛け合いを担当し、感情的に歌い上げる『ありきたりな言葉で』を聞くことができます。曲の世界に入り込むその姿に感動します。

深瀬美桜の歌声には迫力があります。若干低めの声で迫ってくる感じがします。深瀬美桜の歌声の魅力に気付いたのが、まねきケチャ強化計画でのアコースティックライブ、そして生誕祭での『片想い』(miwaカバー)でした。ソロ曲『ジャンプ』のような明るい曲も深瀬美桜らしさを表わしていますが、個人的にはバラードを歌う深瀬美桜に魅力を感じます。

美桜ちゃんがまねきケチャに入ってくれてよかった

私の推しである松下玲緒菜、藤川千愛の次にチェキ会に参加するのが、深瀬美桜です。天真爛漫な姿に元気をもらえます。最近ではチェキ券が早く完売することも多く、ループが難しい状況になりました。

私は藤咲真有香が卒業した後にまねきケチャを知ったため、まねきケチャといえば、中川美優、藤川千愛、宮内凛、松下玲緒菜の4人でした。当時はその4人が大好きだったので、新メンバーが入ると知って複雑な気持ちでした。お披露目は平日で行くつもりはなかったのですが、仕事が早く終わったので何となく白金高輪セレネb2に行きました。お披露目では挨拶だけであったので、5人体制になることが想像つきませんでした。

それでも、『あたしの残りぜんぶあげる』が初披露された2017年12月23日の「クリスマス歌合戦」「まねきケチャのクリスマス大作戦」では、深瀬美桜を含めた5人体制が好きになっていました。深瀬美桜はまねきケチャに入るべくして入ってきたのだと思います。

まねきケチャの雰囲気をガラリと変えた深瀬美桜。これからもムードメーカーとしてまねきケチャを盛り上げるとともに、新たなヲタを呼び寄せる存在であってほしいと願います。

「美桜ちゃんがまねきケチャに入ってくれてよかった。」

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まねきケチャ|松下玲緒菜の魅力

このページでは、まねきケチャの各メンバーの魅力について、これまでの思い出を振り返りながら紹介します。なお、筆者の主観的な感想であることをご了承ください。

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ナチュラルボーン・アイドル

2017年5月8日に発売された『週刊プレイボーイ』2017年5月22日号で鮮烈な表紙を飾った松下玲緒菜は、その直後に発売された『週プレ PHOTO BOOK ナチュラルボーン・アイドル』で、まねきケチャのグラビア担当としての地位を築き上げました。グラマラスな姿はまねきケチャのファン以外からも評価され、松下玲緒菜の武器であると言えます。

「ナチュラルボーン・アイドル」すなわち、「生まれながらにして、アイドル」。Amebaの取材に対し、「小学生の頃から『あざとい』『ぶりっこ』とクラスの子によく言われていました。」と語った松下玲緒菜は、確かにまねきケチャのメンバーの中で最もあざとく、ぶりっこキャラであることに間違いはありません。ただ、職業としての「ぶりっこ」ではなく、自然と出る愛嬌は嫌味を感じさせません。これが「生まれながらにして」アイドルと言われるゆえんです。

「事故率」の少ない特典会

ルックスの良さとアイドルとしての対応の良さから、特典会で「釣られる」客が多い松下玲緒菜。チェキ券は最初に枯れます。アイドルとの接触が苦手な私も、幾度となく松下玲緒菜に救われました。特典会で上手く話せなくても、巧みに話題を拾ってくれます。そして最後は笑顔でハイタッチをします。この「事故率」の少なさが松下玲緒菜の魅力であり、人気の高さの秘訣です。

まねきケチャの特典会に初めて参加したのが松下玲緒菜でした。2017年9月17日に渋谷WWWXで行われたロマンチックコンポートです。詳しくは覚えていませんが、初めてまねきケチャの特典会に参加したことを伝えたところ、ものすごく喜んでいた記憶があります。チェキ帳の1ページ目、これが松下玲緒菜との思い出の始まりでした。

歌い手としての「松下玲緒菜」を評価したい

私は、松下玲緒菜推しです。ルックスも好きですし、特典会での会話も大好きです。しかし、私が松下玲緒菜を推す理由は、「玲緒菜の歌い方が心をゆさぶるから」です。私がまねきケチャを好きになった理由は「藤川千愛と松下玲緒菜の掛け合い」にあると言っても過言ではありません。丁寧に譜面に音符をのせて歌う藤川千愛と、少しやんちゃな歌い方ながらも感情的に歌う松下玲緒菜。この二重奏が迫ってくる感覚がたまらなく好きでした。

藤川千愛が卒業した後も、松下玲緒菜のこの歌い方はさらに進化しています。『ワンチャンス』では、松下玲緒菜の歌い方が生かされた楽曲となっています。今やまねきケチャのリードボーカルとなった松下玲緒菜。松下玲緒菜の「歌」が改めて評価されるべきでしょう。

激辛と大食い

松下玲緒菜といえば、蒙古タンメン中本でしょう。週に4回通うことも珍しくない激辛通です。推しに従順な玲緒菜推しも、蒙古タンメン中本に通います。2018年の生誕祭では、「#玲緒菜チャレンジ」と称して、玲緒菜推しがこぞって蒙古タンメン中本に通い、ポイントを集め、景品のスカジャン(800ポイント)を松下玲緒菜に贈呈しました。松下玲緒菜がもたらす蒙古タンメン中本への経済効果は相当なものだと思います。今後、この激辛好きが仕事につながればさらに面白いことになるでしょう。

まねきケチャのセンターとして

松下玲緒菜は自らの強い意思でセンターを務めています。ライブ中もさることながら、特典会やSNSでの振る舞いなど、アイドルとして非常に高いプロ意識を持っています。愛嬌のある外見とは裏腹に、非常に強い意思を持ってアイドル活動をしています。センターとしてのプレッシャーをあまり感じさせないものの、本人は相当の努力をしているものと思われます。

松下玲緒菜はセンターでありリードボーカル。まさに「まねきケチャの顔」です。圧倒的なパフォーマンスをして、対バンなどで客の心をつかみ、特典会で釣る。これからも、センターとして、まねきケチャの集客に貢献する存在であり続けてほしいと思います。

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まねきケチャ|宮内凛の魅力

このページでは、まねきケチャの各メンバーの魅力について、これまでの思い出を振り返りながら紹介します。なお、筆者の主観的な感想であることをご了承ください。

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影のリーダー、宮内凛

宮内凛の特徴は『キミが笑えば』の歌詞に端的に表れています。「真面目すぎて怒られた 芸能界って難しい ダンスには自信あるの」。今でこそ真面目な篠原葵が加入しましたが、宮内凛もまねきケチャでは元祖真面目キャラです。宮内凛は、他のメンバーの散らかった会話をうまくまとめることができます。そのため、MCには定評があり、まねきケチャ全体に安心感を与えます。

古谷完プロデューサーは、雑誌「プレイボーイ」の中で、「僕の絶対的な方針として、パフォーマンスの優先順位は「歌が1番、ダンスは2番」と明確にしているため、お世辞にもダンスパフォーマンスがいいとは言えません。」と述べています。それでも宮内凛のダンスパフォーマンスは目を見張るものがあります。手足の先まで繊細にダンスする姿は、まねきケチャのパフォーマンスに締まりを見せています。

自らがオタク。だからファンの気持ちが分かる。

twitterのヘッダー画像を宮脇咲良にしたり、ハロプロやTWICEのオタクであることを公言したりするなど、宮内凛自身もアイドルオタクです。強化計画などでは、そのアイドル愛を語り、そのオタクっぷりを発揮することがあります。また、他のアイドルとも交友関係が広く、他のアイドルが宮内凛との写真をtwitterに掲載するなど、まねきケチャの知名度を広げています。

自らアイドルヲタであるからこそ、ファンの気持ちも分かる。これが宮内凛に対する親近感につながり、人気の秘訣となっていると思います。

透明感あふれるビジュアル、そして丁寧な対応

宮内凛の特長はなんといっても透明感あふれるビジュアルです。最近では、松下玲緒菜よりもグラビアに掲載されることが多くなっているのではないかと感じます。まねきケチャ全体が清楚系を売りにしていますが、その中でも宮内凛はより目を引きます。また、最近は大人びてきて、より綺麗になったように思えます。

ビジュアルも落ち着きがある中、真面目な性格から、特典会での対応も非常に丁寧です。私が最初に宮内凛の特典会に参加したのは2017年9月30日の戸田競艇場でのイベントでした。それからリリースイベントを除くと、3回程度しか特典会に参加していません。それでもライブで数多く見ており、顔は覚えてくれているため、たまに参加すると、自身のところに来てくれたことに対して、感謝の気持ちを添えて挨拶してくれます。このような丁寧な対応には非常に感心しますし、好感が持てます。また、細かいことではありますが、宿題チェキの返却期間が短いところも個人的には評価したいところです。細かな努力が好感につながっているのでしょう。

まねきケチャの激辛ブームを玲緒菜と一緒にけん引

まねきケチャといえば、激辛料理です。そのけん引役となっているのが、松下玲緒菜と宮内凛の2人です。また、twitterで「二郎系ラーメン食べたいいいい」とツートするなど、ラーメン好きとしても知られます。アイドル好きで、激辛好きで、ラーメン好き。宮内凛ヲタでなくても、何かしら話題が作れるのではないでしょうか。

まねきケチャのMCには欠かせない宮内凛。グダグダになりがちなまねきケチャのまとめ役として、今後もまねきケチャを引っ張っていってもらいたいと願っています。

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まねきケチャ|中川美優の魅力

このページでは、まねきケチャの各メンバーの魅力について、これまでの思い出を振り返りながら紹介します。なお、筆者の主観的な感想であることをご了承ください。

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まねきケチャを支えるアニメ声

アメリカのギタリスト、マーティ・フリードマンは、まねきケチャの魅力について、「声の組合せが面白い」と評しました。その声の組合せの中で一際目立つのが、中川美優のアニメ声です。中川美優の声が気になってまねきケチャが好きになった方も多いのではないのでしょうか。

実は私もその一人です。まねきケチャを最初に見たのは2017年8月27日(日)の@JAM EXPOでした。目当てだったAKBチーム8の前に登場したのがまねきケチャでした。そのとき衝撃を受けたのが、藤川千愛の歌唱力と、中川美優のアニメ声でした。当時は『きみわずらい』『タイムマシン』『どうでもいいや』の中川美優ソロバージョンをよく聴くほど、中川美優の声にハマっていました。

初めてまねきケチャを聴いた人がよく言うのが、「1人ふざけた声がいる」という感想です。特に『きみわずらい』など、初期の楽曲ではそのような傾向があります。しかし、私はそれが魅力であり、「声の組合せ」に深みを与えているものだと思っています。最近では、「ふざけた」というよりは、よりエモーショナルな歌い方をするようになってきました。これからもまねきケチャの音を支える、重要なメンバーであることには間違いありません。

酒とエロを巧みに操る

中川美優の魅力はアニメ声だけではありません。人形のような顔立ちからは想像できないような趣味があることです。のんべえキャラはその一つです。毎晩のように近所の飲み屋で飲むという、アイドルとは思えない生活をしています。記憶がなくなるエピソードもたびたび聞かれます。

また、好きなマンガにエロマンガを紹介したり、以前はライブで「童貞、元気かー」と叫んだりするなど、たびたびエロを挟んできます。最近では、強化計画において、伊香保温泉のタイ人パプでおっぱいの大きいお姉ちゃんに囲まれた話や、家の近くで起きた完全に放送禁止な話をするなど、美優ワールドが展開されることが多くなっています(強化計画傑作選はこちら。)。

そんな中川美優自身も、そろそろリーダーを降格するかもしれないと話しています。しかし、むしろ中川美優がリーダーであるからこそ、まねきケチャは面白いと思っています。このままリーダーを続けてほしいものです。

特典会は誰よりも話しやすい

中川美優はそのクールな姿から、特典会に参加するのをためらう方も多いと思われます。

しかし、私は中川美優が一番話しやすいと思っています。いい意味でアイドルらしくなく、友達と話しているような感覚で話せます。話題をしっかりと考えていかなくても、向こうから話してくれることも多いです。恐れることはありません。

最初に中川美優の特典会に参加した際、アイドルはAKBくらいしか知らないことを伝えると、中川美優自身もAKBが好きだったことを、ものすごく饒舌に話していた記憶があります。とても話しやすいメンバーだと思いました。認知を初めてもらったのも、中川美優でした。

一見、サバサバしたようなイメージがありますが、とてもファン思いで、気を遣ってくれます。他のメンバーに比べて年上であることもあって、非常に頭の回転が速く、自然に会話することができます。

まねきケチャに不可欠な「中川美優」というキャラクター

中川美優はテレビに最も映える存在だと思います。ギャップを特長とする中川美優はテレビ番組に適しています。一言で笑いを取るセンスも持っています。

グループに一人「なんか気になる」メンバーがいれば、そこからグループが人気になる場合があります。中川美優も、そんなメンバーになってくれることを願っています。