まねきケチャ|20180924_日本武道館deまねきケチャ@日本武道館(藤川千愛卒業)

ライブやリリイベの様子を、どこよりも詳しく。

日本武道館

ライブ

まねきケチャ|20180924_日本武道館deまねきケチャ@日本武道館(藤川千愛卒業)

2018年9月26日

日付 2018年9月24日(月祝)
時間 16:00開場、17:00開演
公演時間 4時間10分
場所 日本武道館
入場 自由(指定席)

2018年9月24日(月祝)に行われた「日本武道館deまねきケチャ」に参加しましたのでレポートします。結成当初から目標にしていた日本武道館での公演で、3周年記念公演として開催されました。そして、この日をもって藤川千愛が卒業しました。なお、卒業発表時の様子はこちらをご覧ください。

コンテンツ

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会場の様子

ついに迎えた日本武道館公演当日。16:00の開場に先立ち、12:00から物販がありました。今回はこれまでにない種類の会場限定グッズが揃い、まねきケチャとは思えないグッズ展開でした。また、今回の公演が映像化されることがすでに公表されており、会場でブルーレイまたはDVDを予約すると、先着2,000名に当日発表される新曲『さよならなんて(日本武道館Ver.)』が配布されることもあって、朝から並ぶ人も見られました。

日本武道館

▲準備中の会場入口

日本武道館

▲物販入口。まだ人は少なかった。

私は9:20に日本武道館に到着しました。すでに40人弱が並んでいました。9:40ごろになると、うさぎ組(千愛推し)のみなさんが、横断幕に寄せ書きを書く企画の用意をしていました。千愛推しは優先的に書かせてもらえるということで、声を掛けていただきました。お言葉に甘えて、卒業メッセージを一言書かせていただきました。

寄せ書き

▲寄せ書きはアンコールで本人に渡された。

10:40ごろになると、物販列が100人を超え、11:20ごろに200人を超えました。物販開始前の12:00前には300人近くになっていました。

日本武道館

▲物販に並ぶファン。

12:00に物販が開始されました。ブースはグッズ販売、書籍販売(ファッション雑誌「tulle」)、ガチャ、CD販売(タワーレコード)の順でした。

グッズ

▲公式twitterより

私は藤川千愛のTシャツ、プロマイド全6種、武道館サイリウム、武道館タオルマフラー、ステッカー、TDCホールのDVDを購入するとともに、今回の公演のブルーレイの予約をして、先着のCDをもらいました。

さよならなんて

▲アンコールで歌われた『さよならなんて』のCD。泣ける一曲となった。

SSチケットのTシャツ(藤川千愛)を引換えたあと、ガチャに挑戦しました。今回は藤川千愛以外のメンバーの私物サインで、当日私物をスタッフに渡すと、後日自宅に郵送されるというものでした。

ガチャ

▲ガチャの詳細

例によって1回300円で、3回交代制だっため、3回回したところ、3回とも全員バージョンでした。並び直し、4~6回目は松下玲緒菜、藤川千愛、宮内凛でした。さらに並び直し、7回目は深瀬美桜、8回目は宮内凛でした。見事全員揃ったと喜んでいたところ、奇跡が起きます。9回目に初めて「当たり」が出ました。スタッフが拍手するなか、一瞬何が起きたか分かりませんでした。手が震えるなか、言われるがまま用紙に住所などを記入しました。今回は藤川千愛以外の私物サインのため、「希望のメンバー」に「松下玲緒菜」と記入したところ、肝心なことに気づきました。藤川千愛のグッズしか持っていなかったのです。スタッフに言って松下玲緒菜の武道館Tシャツを急いで買ってきました。用紙とTシャツをスタッフに渡し、ガチャをあとにしました。

ガチャ

▲記念すべき公演で奇跡が起きた。

興奮を覚ますため、いったん九段下に戻り昼食を取りました。昼食後、ブログ用の写真を撮りつつ会場に戻ると、物販が2時間待ちになっていました。まねきケチャの物販で2時間待ちとは考えられません。ここまで成長したまねきケチャに感慨深くなります。グッズの在庫は十分にあったようで、開場時間直前でなければ購入できたようです。先着CD(2,000名)も開演前にははけなかった模様です。

物販

▲2時間待ちの物販。まねきケチャとは思えない。

スタンド花

▲ファンから贈られたスタンド花

パネル

▲メンバーのパネルも用意されていた。

16:00に予定通り会場しました。座席表を見るとセンターステージがありました。まねきケチャでは初めての試みです。

座席図

▲アリーナ席の座席図。初めてセンターステージが設けられた。

私はファンクラブにまだ入っていなかったころにチケットを購入したため、14列目でしたが、通路を挟んだ最前列だったため、視界は広がっていました。なにより、ライブ中盤のトロッコを目の前で見ることができました。

予定より5分遅れの17:05に開演しました。さあ、伝説のライブのスタートです。

オープニング

オープニングはメンバーのインタビュー映像から始まりました。日本武道館公演が結成当時からの夢であり、目標であったことをドキュメンタリーで振り返ります。

藤川千愛「5人でできる最後のライブ。今までの感謝の気持ちを込めて。」

まねきケチャ武道館までの歩み

『きみわずらい』のオルゴールに合わせて年表形式で紹介しました。

デビュー前 3年後に日本武道館に立っていると思いましたか?

藤川千愛「正直想像はできなかった。でも、立てると信じて頑張ろうとした。最初はライブの挨拶で日本武道館を目標に頑張っていると言ったら、ファンから笑いが起こったり、ざわざわしたりした。「絶対無理でしょ」と思われていると思って悔しくなったときもあった。やっぱり夢は叶う。デビュー当初から目標であることを伝えていて、ファンと同じ方向を向いて3年間頑張った。信じて追いかければ夢は叶う。」

2015年8月8日 東京FMホールデビューライブ

中川美優「そでで輪になって「やばい」と言ってたことしか覚えていない。dropのファンが温かった。」

2016年8月5~7日 TOKYO IDOL FESTIVAL

宮内凛「ライブが好きだし、ファンも温かく、普段は「緊張」という感じではないが、さすがに今回(TIFメインステージ争奪LIVE)は勝負事で現場がピリピリして緊張した。それが良かったのか決勝戦では『きみわずらい』の1曲に気持ちが入った。ファンの声援もいつも以上で、一体感のあるライブだった。」

2016年12月27日 Zepp Tokyo 公演

松下玲緒菜「2度目ということもあり、プレッシャーがあった。毎回同じライブになっているのではないか、ファンがついてきてくれるのか、考えたりした。離れるファンよりも新しいファンを増やして、まねきケチャを推しててよかったと思える人が増えてほしい。」

2017年11月 深瀬美桜が加入 深瀬さんにとってまねきケチャとは

深瀬美桜「アイドルが憧れるアイドル。衣装もかわいい。みんなかわいい。曲もいい。」

深瀬美桜が加入 新メンバーが入ることをどう思いましたか?

中川美優「最初は正直4人でもいいのではないかと思っていた。今は入ってくれてよかったと思う。5人の方がセンターが作れる。まねきケチャは今まで暗かったが、美桜ちゃんが入って少し明るくなった。」

2018年1月 東京ドームシティホール公演

宮内凛「深瀬美桜ちゃんが入り5人体制になって、まねきケチャを受け入れてくれる人もいる一方、違和感を覚える人もいる状態で、不安だった。その分、舞台を成功させて、この5人で頑張っていく姿を見せたかった。ファンとも一緒になって楽しめた。」

2018年4月 ゲゲゲの鬼太郎エンディングテーマ

中川美優「アニメ主題歌は私が一番夢だった。ゲゲゲの鬼太郎という国民的アニメだったので、見たときは感動した。エンディングで自分たちの歌が流れてる。」

この3年間でまねきケチャはのべ何回のライブをしたと思いますか?

宮内凛「700とかですか。」
松下玲緒菜「900回。」
藤川千愛「600回。」
中川美優「800くらい。」
「実際は660回」
中川美優「まじ?意外と少なかったです。」

2018年8月25日 日比谷野音ワンマン

藤川千愛「正直、いっぱいいっぱいだった。前日にTwitterで「明日はお知らせをさせてください。」と言ったが、ファンのみんなはびっくりするだろうなという気持ちで、正直、ライブ中も卒業発表のことで頭がいっぱいいっぱいだった。」
宮内凛「ついに発表されてしまったか。お客さんの反応を見て、千愛ちゃんはまねきケチャにとって大きな存在だったんだなと改めて分かった。」
中川美優「すごいお客さんで埋まっていたのが嬉しかった。千愛ちゃんの卒業発表もそのときあって、そのあとに歌った『きみわずらい』はすごいエモかった。泣きそうになった。」
松下玲緒菜「発表までの間、2部のワンマンは長かったが、その間に泣いてしまうのではないかと心配していた。泣いたらファンも「どうしたんだろう?」と思うので、発表までずっと我慢していた。千愛ちゃんにずっと頼ってたところもあるので、もっといいものを作りたいし、ファンをがっかりさせないよう頑張りたい。」
深瀬美桜「受け入れなければいけないという自分もいるが、もっと一緒に歌いたいという自分もいる。数えたら千愛ちゃんと全然ステージに立っていなくて寂しい。それでも千愛ちゃんが決めたことだから応援したいし、(日本武道館公演は)千愛ちゃん含め5人でのステージが最後なので、絶対成功させたい。」

あなたにとって まねきケチャとは?

藤川千愛「自分を知れた場所。」
(『タイムマシン』のBGM)
松下玲緒菜「みんなバラバラで、一緒の子がいない。このメンバーで良かった。一緒にいて苦でないし、むしろ楽しい。居場所。」
中川美優「普通の生活をしていたらできない。いろんなところに行ける。いろんな経験ができてまねきケチャで良かった。」
深瀬美桜「大切な居場所。人生で一番頑張っている時期だと思う。その時をまねきケチャで過ごせるのが幸せ。」
宮内凛「まねきケチャでなかったら何をしているのか想像できない。まねきケチャでなかったら自分でない。居場所。家族みたいな感じ。」

2018年9月 武道館公演に向けて

藤川千愛「3年間、私が頑張ってこれたのは、ファンのみなさんの支えがあったから。3年間の中で、アイドルが向いていないのかなと思うことがあった。「千愛ちゃんは自分らしくいていいんだよ」と言ってくれたみんなの言葉に救われて頑張ってこれた。ありがとうって言葉で伝えきれないが、感謝の気持ちでいっぱい。5人でできる最後のライブになるので、伝説になるようなライブにしたい。」
松下玲緒菜「5人での最高のパフォーマンスをして、今日来て良かったと絶対に後悔させない日にする。5人のことを目に焼き付けて忘れないでほしい。」
宮内凛「まだドキドキしている。当日の舞台上に立つまで不安だと思うが、これまでやってきたことを活かして、ファンへの恩返しを含めて精一杯楽しんで頑張る。」
深瀬美桜「武道館は広いので、端の人でもみんなが楽しめるライブにしたい。100%全力で挑むので、ファンも100%全力で来てほしい。」
中川美優「3周年の集大成を見せられるように、一番頑張る。来てよかったな、あのときのライブすごかったなとなるようなライブにしたい。」

最後に会場のみなさまへメッセージ

松下玲緒菜「みなさん、盛り上がる準備できてますか。今日は精一杯楽しみましょう。」
宮内凛「今日は武道館に足を運んでくださって本当にありがとうございます。まねきケチャ3年間の集大成を見せられるように頑張るので、大きい声でコールをしてください。」
深瀬美桜「いつも本当にありがとうございます。日本武道館公演、最高の1日にしましょう。」
中川美優「リーダー頑張ります。おう。」
藤川千愛「3年間、私を、まねきケチャを支えてくれて本当にありがとうございます。今日はその感謝の気持ちをみなさんにたくさん伝えて最後まで「歌バカ」な私を見せたいと思います。みんな大好き。」

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本編

  1. overture

    『冗談じゃないね』のBGMとともに、各メンバーの映像が映し出され、「ポップアップ」で登場しました。メンバーの映像が流れる登場シーンは大箱ライブでは定番ですが、毎回映像のセンスが光ります。「ポップアップ」はかねてから挑戦したいと公言していたため、今回、願いがかなった形になります。

    1人目の松下玲緒菜がすでに泣いて登場しましたが、その後はみな笑顔で登場しました。一番会場を沸かせたのは、リーダー中川美優でした。それまで長かった髪をバッサリ切り、デビュー当時のボブヘアーにになっていました。
    松下玲緒菜「武道館行くぞー!冗談じゃないね」

  2. 冗談じゃないね

    日本武道館でも1曲目は定番の『冗談じゃないね』です。感動的なインタビューからの『冗談じゃないね』の爆発力。会場のボルテージは一気に上がります。スクリーンにも「ウリャオイ」と表示され、会場にコール・MIXが響き渡ります。日本武道館と林修MIX・混沌MIX。日本を代表する音楽の聖地と地下アイドル。この非現実的な組み合わせがさらに感情を高ぶらせます。メンバーとバックダンサーが広いステージをめいいっぱい使い、会場を盛り上げます。最後の「ウリャオイ!」はまさに圧巻でした。

  3. MC

    藤川千愛「ついに日本武道館きました!」
    (会場あおり)

  4. キミに届け

    『冗談じゃないね』からの『キミに届け』という定番フォーマットが続きます。定番であるがゆえに初心者でもわかりやすく盛り上がれます。ヘッドバンキングをする人は少なかったものの、存分に盛り上がりました。

  5. ありよりのあり

    新曲のため初めて聞いた人も多かったと思います。ただ、スクリーンに「オイ、オイ、オイ」や合いの手が表示されていたので、なんとかついていけたのではないでしょうか。手を横に振るサビのフリも分かりやすく、『キミに届け』同様盛り上がれたと思います。

  6. ありきたりな言葉で

    ここで曲調が一変します。イントロでは可変MIX、Bメロではコール、サビでは「オレも、誰よりも」の掛け声が響き渡ります。Cメロの藤川千愛と松下玲緒菜の掛け合いも今日で終わると思うと急に寂しくなりました。

  7. 自己紹介(ロングver.)

    宮内凛「みんな今日は最高の1日にしような。」
    深瀬美桜「みなさん、今日は忘れられない1日にしましょう。」
    ※これまで「みんなをビリビリにしちゃうぞ」と言っていましたが、今回は正しく「みんなをビリビリにさせちゃうぞ」と言っていました。
    松下玲緒菜「今日はたくさん笑おうね。」
    ※本人は泣いていました。
    藤川千愛「今日は3年間の感謝と成長を見せられるライブにします。」
    中川美優「ウイッグじゃないよ。切ったの。今日は楽しんでください。」

  8. キミが笑えば

    最近歌っていなかったせいか、メンバー名のコールが少なかった気がします。藤川千愛パートでは、1人上段のステージで歌っていました。新メンバーは旧藤川千愛パートをどのように歌うのでしょうか。

  9. MC

    松下玲緒菜「練習から一度も早着替えに成功しなった。」

  10. 青息吐息

    Aメロの手拍子、Bメロのオーイングはほとんどありませんでした。

  11. モンスターとケチャ

    私が一番まねきらしい曲だと思っている『モンスターとケチャ』です。この曲は通常始まる前にメンバーが下手に移動し、観客が「このフォーメンションは!」と叫ぶのが定番ですが、今回は散らばった状態でスタートしました。そのため、イントロが流れた瞬間驚いた人も多かったと思います。

    イントロの中川美優のセリフでは、「いいえ、アイツらは日本武道館にいるの!」と言っていました。日本武道館でも「モンケチャ」の世界観は失われず、コールとともに楽曲を盛り上げていました。ただ、サイリウムを使う人が多かったため、Bメロとサビで「オー(パン(手拍子))」をする人が少なかったように思います。

  12. MC

    宮内凛「みんなの盛り上がりがうれしい。」
    松下玲緒菜「トークが苦手ということで、毎月強化計画というトークショーをやらせていただいている。」
    宮内凛「石橋さんどこー」
    (石橋哲也氏が手を振る)
    松下玲緒菜「トークも評判だが、アコースティックライブも人気。今日はここで披露する。」
    (流しの四元氏登場)
    松下玲緒菜「この間の強化計画で、私が「千愛ちゃんと最後だからやだー」と泣いていたが、今日またできる。」

  13. 昨日のあたしに負けたくないの(アコースティックver.)

    ギタリストの流しの四元氏のギター1本で歌いあげました。強化計画と同じく、落ちサビでは藤川千愛がアレンジを加えてアカペラで歌いあげました。鳥肌が立った人も多かったのではないでしょうか。

    深瀬美桜「四元さん、どうでしたか。」
    流しの四元「武道館公演、おめでとうございます。まさか自分がここに立たせていただくなんて夢にも思っていなかった。緊張している。ぜひまねきケチャ強化計画に来てください。」

  14. 鏡の中から

    深瀬美桜「今日は親子席があるので、一緒に「オエオエオ」と踊ってくれるとうれしい。」

    「デデデンデデデンデン」やfufufuwafuwaが少なったような気がします。

  15. どうでもいいや

    Bメロの千愛コールが響き渡ります。『どうでもいいや』は感情をゆさぶる名曲です。

  16. MC(『ありよりのあり』MV公開)

    藤川千愛「ここでみなさんに新しいMVを公開する。新曲になるが、何の曲だか分かりますか。」
    藤川千愛「それは、『ありよりのあり』です。
    中川美優「エースコックのスーパーカップとコラボしていて、あちこちに有名な方が出ている。」
    (『ありよりのあり』MV上映)

    深瀬美桜「(笑福亭)鶴瓶さんが出てきたが、何回出てきたか分かりますか。明日から公開なので数えてほしい。」
    深瀬美桜「ゲームアプリ「のぶニャがの野望」とコラボしている。おととい東京ゲームショーに出演した。」
    松下玲緒菜「ゲームアプリの中に自分たちが登場しているのが想像がつかなくてうれしかった。」
    (『一刀両断(のぶニャがの野望ver.)』MV上映)

  17. Guess!!(宮内凛)

    宮内凛らしいダンスチューンです。バックダンサー2人を従えて華麗なダンスを魅せました。KPOPが好きな宮内凛に合わせ、曲調もKPOPに近いものでした。披露後、緊張が解け、しゃがみ込みました。
    宮内凛「めっちゃ緊張した。」

  18. 虹を探しに(中川美優と藤川千愛)

    中川美優「千愛ちゃんと武道館でユニットをしたかった。」
    ピックニックをイメージしてかわいらしいポップな楽曲でした。かわいらしく歌う2人がなんとも愛らしかったです。また、サビのハモリが特徴的でした。

  19. MC

    深瀬美桜「ソロコーナー第1弾はどうでしたか。」
    宮内凛「緊張した。みんな私を見る。」
    深瀬美桜「ウェーブやってよ。」
    (全員が体をくねらせるウェーブを披露)
    中川美優「武道館で千愛ちゃんとデュエットできるのは今日しかない。」
    藤川千愛「よく2人でカラオケ行ったの覚えてる?」
    中川美優「よく行った。」

    ※このあたりから私の席の前に置かれていたロープをスタッフが持ち、通路を空けていました。この後ここにトロッコが通ることになります。

  20. 相思い

    まねきケチャ史上最もバラード調の楽曲です。藤川千愛と松下玲緒菜の歌声が特徴的です。藤川千愛が卒業を発表した日比谷野外大音楽堂でのライブ(8月25日)に初めて披露したことから、藤川千愛の卒業ソングのイメージがあります(本当の卒業ソングは『さよならなんて』ですが。)。

  21. 奇跡

    ついにトロッコの登場です。メインステージからセンターステージをトロッコで移動しました。各メンバーはサインを書いたカラーボールを投げていました。まるでAKB48のコンサートのようでした。まねきケチャのライブとは思えませんでした。

  22. ハリネズミの唄

    センターステージで各メンバーが360度向きを変えて歌いました。まねきケチャでは初めての試みです。しっとりと歌い上げるところはいつもと変わりありませんでした。

  23. MC

    松下玲緒菜「トロッコをやりたいってずっと言ってきた。見た目もめっちゃ可愛い。リハーサルのときは観客もいなかったので、ただ揺れるだけだと思ったが、本番では揺れを感じなったし、すぐにセンターステージに着いた。」
    宮内凛「いろんな人の顔を見れた。」
    深瀬美桜「360度お客さんがいるので、ウエーブをやりたい。」
    (ウエーブ)

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  24. 愛言葉

    メンバーが「聞いてください、愛言葉」と言った瞬間、オタクが喜びました。イントロの園長MIXが日本武道館に響きます。もちろん、Bメロのセリフも日本武道館に響き渡ります。

    サビの振りコピも醍醐味の曲です。初期の曲は地下アイドルっぽさが出て盛り上がります。

  25. カクカクシカジカ

    最近の曲の中では最も盛り上がる曲で、デジタルサウンドが印象的な末益涼太らしい曲です。曲の最後に「ま・つ・し・た・れ・お・な」と叫ぶ人もいます。この曲で再びトロッコでメインステージに戻りました。

  26. MC

    中川美優「トロッコで知ってる顔を見つけてうれしかった。」
    藤川千愛「ジャンプアップで出てきた。夢がかなったわけであるが、めちゃくちゃ怖い。ジェットコースターみたい。上げる勢いがすごい。」
    宮内凛「最初のリハーサルで泣いた。」
    藤川千愛「本当に怖い。」
    中川美優「美優と千愛ちゃんは絶叫が苦手。これ、ちょっとしたタワーオブテラー。」
    宮内凛「絶叫が好きなうちらでさえ怖かった。」

  27. 漫画みたいに恋したい(松下玲緒菜)

    アイドル曲です。間奏でガチ恋口上をするよう予めアナウンスされていましたが、タイミングが難しく、ほとんど聞かれませんでした。
    松下玲緒菜「ガチ恋口上言ってくれたかな。難しいよね、この曲。」

  28. ジャンプ(深瀬美桜)

    センターステージで歌いました。登場時、目の前の通路を深瀬美桜が歩いて行きました。アップテンポな明るい楽曲です。深瀬美桜の「おい、おい、おい、おい、あーよっしゃいくぞー」の発動でMIXがありました。間奏では特技のアクロバットを披露しました。加入して半年が過ぎ、深瀬美桜にもキャラが出てきました。良いことです。なお、サビでは一緒にジャンプする場面があります。
    深瀬美桜「たくさん跳んでくれてうれしかった。」

  29. 勝手にひとりでドキドキすんなよ(藤川千愛)

    バラードではなく、明るめの曲調でした。自然に体がのるような曲でした。藤川千愛も日本武道館という大舞台にも関わらず、のびのびと歌っていました。もはや武道館レベルの歌手です。
    藤川千愛「初めて披露したのにノってくれた。」

     

  30. MC

    松下玲緒菜「ガチ恋口上入れてくれましたか。」
    ※あんまり反応がありませんでした。
    深瀬美桜「センターステージで披露したので、お客さんの近くまで行けた。あまり披露することのないアクロバットも見せることができた。」
    藤川千愛「女の子の強がりな気持ち、素直になれない気持ちを歌った曲。すごい気持ちよかった。」

  31. 告知

    • お知らせ(1)
      ブルーレイ、DVDの発売決定(本日予約すると『さよならなんて』のCDをプレゼント)
    • お知らせ(2)
      東名阪ツアー決定(12月15日大阪、12月24日名古屋、12月末東京)
    • お知らせ(3)
      TDCでまねきケチャ2019(1月5日)
      ※メンバーも知らされていませんでした。
  32. あたしの残りぜんぶあげる

    通称「ぜんあげ」です。藤川千愛の活動休止に重なった時期にMVが公開された楽曲です。イントロの可変三連MIXもしっかり打たれていました。この曲を聴くと泣く人も多くいるのではないでしょうか。相変わらずCメロの5人の掛け合いは感動ものです。これも今回で最後と思うと涙が止まりません。

  33. 記念撮影

    バックダンサーも一緒に撮りました。「日本武道館deまねきケチャ!」の掛け声で撮りました。

  34. 感想

    深瀬美桜「加入して10カ月で日本武道館に立たせていただいた。本当に立っていいのかなという心配や不安もあった。多くのみなさんが集まったのも、メンバーが3年間まねきケチャを作り上げたおかげ。感謝の気持ちでいっぱい。メンバーが大好き。加入するときに優しく受け入れてくれて、美桜が新メンバーでよかったと言ってくれるのが一番うれしい(泣く)。辛い時もあるが、ファンの言葉や応援で乗り越えて頑張れる。今日で千愛ちゃんは卒業するが、まねきケチャは上を目指すので、これからもついてきていただきたい。」
    松下玲緒菜「ももいろクローバーZに憧れていた。ライブに行ったことはないが、DVDを見て、いつかこんな場所でライブできたらいいなと思っていた。今日、このステージに立てていることがまだ夢みたい。今日実際に立って思ったことは、本当にサイリウムが綺麗。上の方まで人が来てくれるなんて思ってもいなかった。最初ポップアップで出たとき、感動して泣いてしまった。本当に夢みたい。最後まで泣かないで歌うことは絶対にできないと思うが、最後はみんなが今日来て良かった、幸せだったと思える日にしたい。4人体制になっても、新メンバーが追加されてもまねきケチャは上を目指したい。」
    中川美優「1月に発表してからあっという間にこの日が来た。5年くらい前に服の勉強をするために上京し、アイドルに誘われてアイドルになった。最初の2年くらいは楽しくなかった。ライブがしんどかった。最近楽しくなってきたし、笑えるようになった。3周年を機に初心に戻ろうと、デビュー当時くらいに髪を切った。でもまだ終わりたくない。ここがスタートラインだと思っている。」
    宮内凛「デビュー当時、日本武道館でライブをすることが目標だった。ここまでこれたのもファンの支えがあったから。最初の方は武道館に立つことが目標だと言うと、ネガティブな意見が多かった。いつか見返してやるぞという気持ちでここまで頑張った。3年間、いろいろなことがあった。辞めてしまいたいこともあった。でもそれ以上にたくさんの出会いがあった。3年間振り返ると、幸せで充実していた。千愛ちゃんの卒業はファンにとっても悲しいことだと思うし、私も未だに心から受け入れられていない部分もある。けれど、千愛ちゃんのソロデビューしたいという気持ちをずっと3年間隣で見てきた。この大きな舞台で送り出せることは、千愛ちゃんもまねきケチャもいいスタートラインとなる。関係者の皆さん、スタッフ、プロデューサー、美桜ちゃん、玲緒菜、美優ちゃん、千愛ちゃん、途中まで一緒に頑張ってきた真有香。みんなに出会えて本当に良かった。」
    藤川千愛「4年前の今頃、岡山の車の工場で働いていた。3歳のころから歌手になることが夢だったが、夢に一歩踏み出せずにいた。まねきケチャの曲の中に『タイムマシン』という曲があるが、私が4年前の自分に「私、日本武道館で歌ってるよ」って手紙を書いても、きっと信じられないくらい今は幸せ(泣き)。これから先、辛いことがあっても、みんなが見せてくれたこの景色を思い出せば、どんなことでも乗り越えられると思う。こんな素敵な景色を見せてくれてありがとうございます。3年間、本当にありがとうございました。」
    藤川千愛「では、この曲を聴いてください。『タイムマシン』」

  35. タイムマシン

    最高の前振りからの『タイムマシン』です。まねきケチャの中で歌詞が最も好きな人も多い楽曲です。藤川千愛のコメントと歌詞がリンクし、感動のあまり号泣した人も多かったと思います。

    4年前の藤川千愛にタイムマシンで手紙を送ったのなら、4年後の藤川千愛にも手紙を送ってもらいたいです。「ねえ、未来の僕は笑ってますか?」

    歌手・藤川千愛になっても今日の日を心にしまって、夢に向かって頑張ってください。

    全員「以上、まねきケチャでした。ありがとうございました。」

  36. アンコール発動

    千愛コールでアンコールが起きました。

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アンコール

  1. 卒業の挨拶

    藤川千愛が一人ステージに現れました。
    藤川千愛「祖父の影響もあり、歌手になる夢を持った。歌うことが好きで、ただそれだけで、この世界に入った。まねきケチャとして3年間たくさんの人に支えていただき、武道館のステージに立つことができた。楽しいこともあった。つらいこともあった。大好きな歌が歌えないこともあった。これが一番つらかった。

    ステージに立ち続けることで自分に足りないことが見えてきた。こうやって私を支えてくれる皆さまの前でステージに立つと、まねきケチャを卒業することは胸が苦しい。それでも違う道を選んだ私を送り出してくれたメンバー、スタッフ、ファンの皆さまに感謝する。

    この日を後悔しないように、一回り、二回りも大きくなって、藤川千愛は歌手になって良かったねと言われることが、ここまで支えてくれた皆さまにできる恩返しだと思い、まねきケチャを卒業し、自分の道を進む。みんなには本当に感謝しかない。3年間ありがとうございました。」

    (拍手)

  2. さよならなんて

    藤川千愛が1人で1番を歌い始めました。間奏で他の4人が現れ、2番は他の4人が歌いました。深瀬美桜は最初泣いて歌うことができませんでした。2番のサビの松下玲緒菜の切ない声が響き渡ります。

  3. メンバーからの藤川千愛へのメッセージ

    深瀬美桜「もっと千愛ちゃんとライブをしたかった。千愛ちゃんの歌声を目標にがんばる。」
    松下玲緒菜「卒業発表したとき、みんなで一緒に紅白に行くって言ってたのに「なんで?」って思った。でも、ソロになるのが夢で、いつか紅白で藤川千愛とまねきケチャが共演したいと言ってくれたことがうれしかった。」
    宮内凛「千愛ちゃんが卒業することを正直受け入れられない。でも千愛ちゃんが決めたことだから、頑張ってほしい。」
    中川美優「千愛ちゃんとはよく出かけた。卒業してもこれまでと同じようにみんなで集まりたい。」

    感動の中、泣きながら「以上まねきケチャでした。」と挨拶し、舞台からはけました。

  4. ダブルアンコール発動

    藤川千愛の卒業は悲しいけれど、まねきケチャはこれからも上を目指します。最後は最高の舞台を届けてくれた5人のメンバーでアンコールを発動しました。「美優→千愛→凛ちゃん→玲緒菜→美桜ちゃん」

    スタッフの粋なはからいで、サイリウムの無線操作をメンバー名に合わせて色を変えてくれました。5色に変わるサイリウムが日本武道館を包み込みます。

ダブルアンコール

  1. 卒業セレモニー

    卒業を記念して、まねきケチャの作曲を担当するElements Gardenより、藤永龍太郎が登壇し、コメントを寄せました。
    藤永龍太郎「ソロになるともっと苦しいことがあると思う。頑張っていただきたい。」

    また、続けて古谷完プロデューサーからもコメントがありました。
    古谷完「デビュー当時、Elements Gardenの上松 範康と、藤川をソロでデビューさせるか、まねきケチャに入れるか話し合った。その結果、とりあえず3年間だけやって、それでもだめなときはまた考えようということで、まねきケチャとして活動することになった。3年経って、結果的にソロで活動することになった。日本武道館はまねきケチャ結成当時からの目標だった。次の目標である紅白に向けてまい進する。まねきケチャと藤川千愛をどうぞよろしくお願いします。」

    さらに、生誕委員から、スタッフを通してチェキアルバム(コメントが入ったファンのチェキ)と横断幕(開場前に書いたもの)が渡されました。感動したメンバーはマネージャーを呼び、記念撮影をしました。

  2. 告白のススメ

    感動の中、最後は明るく『告白のススメ』を披露しました。『告白のススメ』は定番のアンコール曲でもあります。感動から一転、イントロの園長MIXが再び日本武道館に響き渡ります。「凄くごくごく」や「え?なんてもう一回、オレも!」など『告白のススメ』ならではのコールも響き、テンションは最高潮に達します。

  3. きみわずらい

    『告白のススメ』の直後、舞台下手に松下玲緒菜、上手に藤川千愛、後に残りの3人が集まります。

    このポジションになっただけで涙がでてきました。藤川千愛、本当に最後の『きみわずらい』です。藤川千愛の『きみわずらい』に感動した人がこれまでどれだけいたことか。そんな『きみわずらい』もこれで見納めになると思うと、涙が止まりません。

    クリック音の後のイントロ。藤川千愛と松下玲緒菜の最後の掛け合いです。「さあ責任とって 僕の胸に堕ちてよ」からのMIX。日本武道館公演のクライマックスです。

    サビでは腕を大きくZ字に振りました。興奮状態です。そして、訪れた2番のAメロ。本当に最後の「千愛の瞳に恋してる!」を思いっきり叫びました。2番の間奏では一心不乱に「千愛がかわいい超かわいい」と叫び、Cメロの「君の名前呼ぶたびに」でも「あ~千愛!」と叫びました。もう声が出ません。落ちサビのケチャから大サビの連続ジャンプ。もう何回やってきたか分からないこの一連の動作。放心状態のまま体だけが勝手に動いていました。

    もう悔いはありません。やれることは全てやりきりました。卒業発表した8月25日から今日まで、千愛にはたくさんの感謝の気持ちを伝えてきました。そして、最後の最後まで『きみわずらい』でのコールという形で千愛を応援しました。これまでの思いを全て最後の『きみわずらい』にぶつけました。

    気付いたら「以上、まねきケチャでした。ありがとうございました。」と挨拶をしていました。1人残った藤川千愛。千愛コールに包まれながら、笑顔で舞台をあとにしました。

    藤川千愛さん。本当にありがとうござました。

  4. エンドロール

    メンバーが去った後、スクリーンには『さよならなんて』に乗せてメンバーのレッスン風景とともにエンドロールが流れました。実は、私の感動のピークはここにありました。

    エンドロールはまさに、映画のエンディングのようでした。日本武道館までのストーリー。藤川千愛が歌手になるためのストーリー。私がこれまでまねきケチャを追いかけてきたストーリー。この会場にいるそれぞれのストーリーがひとまず完結しました。それぞれがいろいろな思いを抱えて生きているなかで、今日というこの日、日本武道館という最高の会場で、一つになった瞬間でした。まねきケチャに関わってきた方々。本当にありがとうございます。私の人生の中でも貴重な思い出となることでしょう。




  1. 通りすがりの名無し より:

    武道館公演が鮮明に蘇ってきて、また泣いてしまいました。ありがとうございます。

  2. user より:

    通りすがりの名無し様
    どこまで忠実に再現できているか分かりませんが、光景が蘇ってもらえてうれしい限りです。
    管理人より。

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