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まねきケチャ|5年間を振り返って

2023年、中川美優、宮内凛、松下玲緒菜が卒業しました。初期メンバーの中川美優、藤川千愛、宮内凛、藤咲真有香、宮内凛、松下玲緒菜が全員卒業し、まねきケチャの物語は一旦終結しました。

今後は、現メンバーの篠原葵と森ふう花に加え、新規加入メンバーによる新体制のもと、生まれ変わることになります。

このブログにおいても、今回の記事をもって、一旦終結します。最後にこれまで印象的だったライブやイベントを振り返り、締めくくりたいと思います。

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まねきケチャとの出会い

私がまねきケチャを初めて見たのは、2017年8月27日に横浜アリーナで開催された@JAM EXPO 2017でした。

当時、AKBチーム8を目当てで見に行ったのですが、その前に登場したのがまねきケチャでした。初めて見たのではっきりと覚えていませんが、セトリは『冗談じゃないね』『タイムマシン』『きみわずらい』だったと思います。

今と比べると現場は(勢いがあるという)いい意味で荒れており、アイドルの対バンに慣れていなかった私は、『冗談じゃないね』での盛り上がりに身の危険を感じたのを覚えています。ガチャガチャとした曲調で、正直苦手なタイプでした。

ところが、2曲目の『タイムマシン』と3曲目の『きみわずらい』で、そのギャップに衝撃を受けます。『タイムマシン』の最後円陣で終わる振りから、『きみわずらい』の最初の藤川千愛と松下玲緒菜の掛け合いに震えました。

その後、youtubeでまねきケチャの楽曲を知り、ハマっていくことなります。

2017年9月17日に渋谷WWWXで開催されたdropとの対バン「 ロマンチックコンポート〜紅の陣〜」がまねき目当ての初現場でした。

2017年9月30日には、戸田競艇場で開催されたイベントに参加しました。距離感の近さが、本格的にまねきケチャを推すきっかけとなりました。

深瀬美桜の加入

その後、ロマンチックコンポートを中心に現場に出向き、毎回違うメンバーとチェキを撮っていました。また、当時は、ステージで古谷完プロデューサーを交え、挨拶を兼ねたトークコーナーがありました。プロデューサーがメンバーを軽くいじりながら近況を報告するこの空気感が好きでした。

長らく続いた4人体制のまねきケチャは、2017年11月22日をもって終わりを迎えます。私が現場に通い始めて初めてまねきケチャに転機を迎えたのが、深瀬美桜の加入です。

最終的には明るいキャラとして活躍した深瀬美桜ですが、最初のころは、ステージ上ではあまり喋れませんでした。

その後、深瀬美桜の参加する楽曲が増えたり、名曲『あたしの残りぜんぶあげる』が初披露されるなど、少しずつ成長を続けます。

TDCでまねきケチャ

当時の最大規模のライブがTDCホールで行われました。ここで日本武道館公演の開催が発表されます。

この日から日本武道館公演までの期間は、私のまねき人生の中で最も濃い半年間でした。そして、それは単なるまねきケチャの成長の物語だけではなく、藤川千愛の活動休止から復帰、卒業発表、卒業までの壮絶な物語でした。

リリースイベント『鏡の中から/あたしの残りぜんぶあげる』

2018年2月から4月までは、怒涛のリリイベラッシュでした。仕事帰りに週の大半をリリイベに費やしました。この期間を通じて、メンバーとの距離が近くなりました。また、資格関係のブログの1コーナーとして運営していたこのブログも、「まねきケチャの妄想日記」として完全に独立したのもこのころです。

藤川千愛の推しになったのもこのリリイベを通じてでした。

ところが、まねきケチャに通い始めて初めての悲劇が起こります。

推しの藤川千愛が突然、体調不良で活動休止となります。twitterのアカウントが「藤川千愛(まねきケチャ)」から「藤川千愛」に変更されるなど、活動辞退の憶測も流れました。それでも何もなかったかのように他の4人でリリイベが行われたり、プロデューサーが表舞台から消えたりするなど、まねきケチャに対する違和感を感じました。私の中では最も苦しかった時期でした。

この「プロデューサーが表舞台から消える」という事態は、2023年3月20日の卒業公演にて中川美優が「どんなに歌のうまいメンバーがいても、かわいくても、やっぱ、大人のね、プロデューサーがいないと結構難しいんだなと思った」「今日は来てないかもしれないけど、一応この世界に誘ってくれたプロデューサー」と発言したとおり、最後までメンバーと隔たりが残ってしまったようです。

さて、幸いにして、藤川千愛の活動休止の期間は長くはありませんでした。復活した宇都宮のリリイベに駆け付けるなど、再び楽しい日々が始まりました。

今思うと一番幸せだった日々

藤川千愛が復活すると、まねきケチャは「最強布陣」となりました。深瀬美桜もパフォーマンスに磨きをかけ、持ち前の歌唱力を発揮するようになってきました。

リリイベが終わると、対バンを始め、ライブの回数が一気に増えました。リリイベに比べると接触の機会は減りましたが、ライブ会場での迫力あるパフォーマンスを見る機会が増え、「楽曲派」の私にとっては、毎日が幸せでした。

平日仕事終わりの空いた対バンの会場で、毎回藤川千愛のポジションの2~3列目でまねきケチャのライブを見る。メンバーからも顔を覚えられ、このブログの存在も知ってくれるようになりました。特典会でも藤川千愛を中心として松下玲緒菜にも参加するなど、今思うと、一番幸せな期間でした。

まねきケチャのパフォーマンスも完成形を見せます。2018年のTIFでは圧巻のパフォーマンスを見せました。

藤川千愛の卒業発表、そして日本武道館公演へ

幸せな時間は、突然終わりを迎えます。

2018年8月25日、藤川千愛が卒業を発表しました。推しの卒業です。ライブ後に泣き崩れるファンの光景が今でも鮮明に残っています。

ここから、日本武道館公演までの期間は、現場を1回1回大切にしました。藤川千愛のいるまねきケチャを目に焼き付けました。

実は、日本武道館公演よりも、2018年8月26日の@JAM EXPO2018(横浜アリーナ)、9月1日のサイサイフェス2018(新木場Studio Coast)、9月9日のノタフェス2018(東武動物公園)の方が印象に残っています。

特に、@JAM EXPO2018とサイサイフェス2018は、個人的に、まねきケチャ史上最高のパフォーマンスを見せたライブでした。

また、9月2日の突然のまねきチェキでは、ポイントカードの特典を使い、藤川千愛と松下玲緒菜との3ショットチェキを撮るなど、思い出を作りました。

9月17日の突然のまねきチェキでは、最後の藤川千愛とのチェキ撮影を楽しみました。

そして訪れた2018年9月24日。日本武道館公演。念願の日本武道館公演を成功させ、藤川千愛は卒業しました。

日本武道館公演を終えて

2023年3月20日の卒業公演にて中川美優が「武道館以降の4年間くらいはつらい期間だなと思ってます」と発言したとおり、日本武道館公演後は、かつての勢いが見られなくなってしました。

プロ意識をもった藤川千愛の卒業は、パフォーマンスの低下のみならず、緊張感の欠如をもたらしました。

当然ながら、メンバーやファンも表立っては言わず、それが、中川美優をはじめメンバーやファンを苦しめたのではないでしょうか。

一方で、メンバー間でのわちゃわちゃ感が増し、深瀬美桜のムードメーカーの才能が開花するなど、ファンとメンバーの間では、これまでと変わらずに楽しめたのも事実です。私も、藤川千愛の卒業後もまねきケチャのファンでいられたのも、特典会などを通じてメンバーと何気ない会話をするのが楽しみだったからです。

ただ、それが卒業公演で宮内凛が言った「良くも悪くも「居場所」みたいになっちゃって」という言葉につながったのだと思います。メンバーもファンも居心地が良すぎたのです。

さて、日本武道館公演後10日間の休養を経て、10月4日の対バンから再び4人体制で活動を再開しました。

そして、ホテルでファンとメンバーが食事会をするイベントを行うなど、新たな試みもありました。

篠原葵の加入

2018年12月には篠原葵が加入し、再び5人体制となりました。

2019年1月には再びTDCホールでコンサートを行いました。また、2月9日には両国国技館で披露した『きみわずらい』がNHKで放映されるなど、活躍の場を広げました。

リリースイベント『いつかどこかで/ワンチャンス』

2019年からはリリイベがありました。今回は個人的に2作品目のリリイベだったので、前回の経験を踏まえ、より満足するレギュレーションを狙いにいきました。動画のほか、似顔絵、ショッピングやプリクラなど、思い出が増えました。

2019年は100回以上の現場

2019年はリリイベを含め106回の現場に参加しました。最も現場に通った年でした。平日対バンを中心に、まねき現場に通う。そう、これが「居場所」でした。

2018年よりも多くの現場に行ったはずですが、「居場所」であるがゆえに、印象に残った現場は2018年よりも少なく感じました。

松下玲緒菜の活動休止や声帯結節など、ショッキングな出来事も多くありましたが、やはり、日本武道館公演後の目標が示せなかったことが気持ちを熱くできなかった理由だと思います。

個人的に2019年の最も印象に残ったイベントは、調布市の布多天神社で行われたゲゲゲの鬼太郎のイベントでした。子ども向けのイベントということで、私も子どもを連れていき、メンバーとハイタッチをしました。

このイベントはリリイベも兼ねていました。子どもを私と松下玲緒菜の2人で抱え、他のメンバーが後ろに並ぶという貴重なワイドチェキをマネージャーが撮ってくれました。日本武道館公演前の藤川千愛と松下玲緒菜との3ショットチェキと並び、最も大切にするチェキとなりました。

また、子どもがチョロチョロ走り回る姿をメンバーが見ており、少し注目を浴びたのも貴重な経験でした。

現場からの離脱

2020年はLINE CUBEでの大箱ライブから始まりました。

1月15日のLOFT de まねきケチャでは、ファン投票によるセトリが組まれ、神セトリとなりました。

その後も、平日対バンを中心に現場に通いました。2月6日のバシフェスでは、小日向麻衣・深瀬美桜・高梨螢のコレットプロモーション3人組による『夜明け Brand New Days』が感動的でした。

3月に入ると、私のまねき人生に最大の転機が訪れます。

新型コロナウイルス感染症の拡大にともなう自粛です。3月25日の対バンを最後に、これ以降まねきケチャの現場から離れることとなりました。

有観客ライブは少しずつ再開しましたが、私は仕事の関係や、子どもがいることから、現場から離れることとしました。

結局、次に現場に戻ったのは、2023年3月20日の卒業公演でした。

その間、深瀬美桜の卒業や森ふう花の加入など、まねきケチャには大きなニュースがありました。私はネット記事で知るなど、完全に外側から見ていました。

中川美優、宮内凛、松下玲緒菜の卒業もネット記事で知りました。3年現場を離れており、仕事も忙しかったため、卒業公演も行く予定はありませんでした。

しかし、このまま中途半端にまねきを終わらせたくない気持ちもあり、急遽前日にチケットを購入し、仕事帰りにNHKホールに向かいました。

メンバーは少し大人になっていましたが、3年前と変わらない笑顔がそこにはありました。3年のブランクがあったため、悲しみは他の人に比べ小さかったかもしれません。それでも、私の人生に影響を与えた「居場所」の終焉に、感謝の気持ちを覚えました。

「楽しい思い出をありがとう。」

終わりに

まねきケチャは、紅白歌合戦の出場を目標に結成されたグループです。

最後にNHKホールで卒業公演が行えたのも感慨深いものがありました。

まねきケチャの目標は日本武道館公演ではありません。紅白歌合戦の出場です。

確かに、現実的には、事務所の規模、NHKのタイアップ、社会への影響度合いなどからして、目標の達成は非常に困難です。

しかし、新体制のまねきケチャが、爆発的ヒットを起こして、社会現象を引き起こすことができれば、紅白歌合戦の出場も夢ではありません。

それを信じて、新メンバーには、まねきケチャが「居心地の良い居場所」にならないよう貪欲に成長してもらいたいです。

私は、卒業メンバーと同様、この「居場所」から離れます。

それでも、まねきケチャの楽曲は昔と変わらずに大好きです。これからも曲は聴いていくと思います。

先日の卒業公演でも、初めて聴いた『恋霞』にハマりました。

再びまねきケチャの現場が私の「居場所」になるかもしれません。

そのときは、また現場やこのブログで会いましょう。

さようなら。そして、ありがとうございました。

 

 

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まねきケチャ|感染症拡大に伴う活動自粛と今後の見通し

2020年2月ごろから本格化した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴い、ほとんどのアーティストがライブ活動を自粛しており、まねきケチャも2020年2月27日~3月11日及び3月26日以降活動を自粛しています。このページでは、活動自粛時の詳細及び今後の見通しを述べていきます。

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特典会のマスク着用開始

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、2月5日から特典会でのマスク着用を開始しました。当時はまだ感染者が少なく、イベントを自粛する動きはありませんでした。

2月27日からの活動自粛

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年2月20日、安倍内閣総理大臣は「政府といたしましては、この1、2週間が感染拡大防止に極めて重要であることを踏まえ、多数の方が集まるような全国的なスポーツ、文化イベント等については、大規模な感染リスクがあることを勘案し、今後2週間は、中止、延期又は規模縮小等の対応を要請することといたします。」と述べました。

これを受け、コレットプロモーションは2月27日~3月10日のイベントの参加を自粛することなりました。対象となるイベントはワンマンライブ1回、対バンライブ4回でした。

3月13日には、予定どおり活動を再開し、IDOL CONTENT EXPOに出演しました。17日にはワンマンライブのLOFT de まねきケチャを開催しました。21日に行われた名古屋遠征では、松下玲緒菜が休養から復活しました。22日にはナナランドとFES☆TIVEとの対バンに出演しました。ただ、TSUTAYA O-WESTが営業を自粛したため、場所を下北沢に変更するなど、依然として活動に制約が生じていました。そして、3月25日に行われた今夜はアナタのPremium LIVE!!を最後に、観客を入れてのライブは行われなくなりました(4月6日現在)。

深瀬美桜生誕祭2020の延期

3月25日に行われた東京都知事の定例記者会見では、「週末は急ぎでない外出は是非とも控えていただくようお願いしたい」と述べ、28日及び29日のイベント自粛を要請しました。これを受け、コレットプロモーションは26日付けで、28日の強化計画の中止及び29日の深瀬美桜生誕祭2020の延期を発表しました。

特に深瀬美桜生誕祭については、生誕委員が事前準備を行ったり、深瀬美桜自身もソロコーナーの練習をしたりするなど、影響は多大なものでした。

配信への活路

ライブ活動ができなくなると、多くのアイドルグループは、YouTube、インスタライブ、SHOWROOMなどの配信コンテンツに力を入れるようになりました。まねきケチャも、3月31日に深瀬美桜生誕記念配信をYou Tubeにて実施しました。また、twitterではメンバーがダンス映像を公開するなど、活動自粛中も飽きさせない工夫がなされました。

また、4月5日には、出演が予定されていた「ギュウ農フェス春のSP2020」が、ニコニコ動画で生配信され、無観客の中、『カクカクシカジカ』『妄想桜』『あたしの残りぜんぶあげる』『きみわずらい』を披露しました。

今後の見通し

公式ホームページ上、4月6日現在において今後予定されている直近のライブは
・IDOL HEXAGON vol.4(4月15日)
・OSAKA MUSIC SHOW(4月18日)
・運命のキミフェスティバル(4月19日)
・LOFT de まねきケチャ(4月28日)
・宮内凛生誕祭2020(4月29日)
・松下玲緒菜生誕祭2020(5月5日)
です。

私の希望では、4月28日から活動を再開してほしいところですが、現実的には、5月5日まで全て中止または延期になると思われます。

現在、東京都が要請しているイベントの自粛は4月12日までですが、ここ数日、東京都での感染者数が1日100名を超え、受入可能な病床が不足するなど、刻々と事態が悪化しています。

政府与党内でも、いわゆる「ロックダウン(都市封鎖)」を行うため、新型インフルエンザ等対策特別措置法(平成24年法律第31号)第32条に基づく緊急事態宣言の発令が検討されています。緊急事態宣言が発令されると同法第45条第2項に基づき、特定都道府県知事は、興行場(映画、演劇、音楽、スポーツ、演芸又は観せ物を、公衆に見せ、又は聞かせる施設)に対し、当該施設の使用の制限若しくは停止又は催物の開催の制限若しくは停止その他政令で定める措置を講ずるよう要請することができるようになります。

あくまでも「要請」ですので、罰則等の法的義務はありませんが、事業者が公表される等、社会的に大きな影響が生じる可能性があり、現実的にはイベントを開催することができなくなるものと思われます。

感染の収束に3か月要すると見込んだとしても5月~6月となることから、それまではイベントが開催されないとことを覚悟しなければなりません。実際に、5日に行われたギュウ農フェスでは、時間の都合もあるかもしれませんが、宮内凛生誕祭2020及び松下玲緒菜生誕祭2020の告知はなく、5月2日の松下玲緒菜の写真集発売と8月10日の5周年記念公演のみでした。

刻々と状況が変わる中、ヲタクはもちろんのこと、生計に直接影響のあるメンバーやコレットプロモーションをはじめとした関係者にとって、先の見えない不安が続いています。小規模なライブアイドル運営の多くが、チェキによる収入を当座のキャッシュとして人件費や事務所の家賃などに充てているものと思われます。最悪の場合、事業を継続できなくなる可能性もあります。

しかし、これをむしろチャンスとみて、新たなビジネスモデルを生み出し、イノベーションを起こすくらいの意思で活動を行えば、ライブアイドル業界全体の成長にもつながっていきます。何とか知恵を絞って、新しいことに挑戦してほしいものです。

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まねきケチャ|2019年下半期の展開

2019年8月31日に舞浜アンフィシアターで4周年ライブを成功されたまねきケチャ。「大切なお知らせ」として重大発表がありました。このページでは、重大発表を受けて、2019年下半期のまねきケチャの展開を考察します。

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全国ツアーの開催

2019年8月31日に行わた「4周年だよ!まねきケチャ」において、全国ツアー「まねきケチャワールド」の開催が発表されました。

10月6日(日) 恵比寿ガーデンホール(東京都渋谷区)
10月13日(日)名古屋ReNY limited(愛知県名古屋市)
10月27日(日)仙台darwin(宮城県仙台市)
11月24日(日)KRAPS HALL(北海道札幌市)
12月15日(日)STUDIO PARTITA(大阪府大阪市)
※福岡公演については後日発表

関東以外に住んでいる方にとっては朗報だったと思います。後述するリリースイベントと時期が重なるため、抱き合わせで行われる可能性があります。また、ニューアルバムに収録される新曲の初披露があるかもしれません。

全国ツアーは普段のワンマンライブに比べて、普段ライブに行かない人も行きやすいため、新規ファンの開拓には向いています。また、関東以外に住んでいる方にとっては、滅多にないワンマンライブですので、全国ツアーを行う意義はあります。どれだけ現地の客を集められるかが鍵となりそうです。

アルバムのリリース

12月18日にアルバムのリリースが決定しました。2018年4月18日に発売された『きみわずらい』以来のアルバムです。正直これほどの短いスパンでアルバムが発売されるとは思っていませんでした。

「4周年だよ!まねきケチャ」では、アルバムに収録される『あるわけないのその奥に』と『愛と狂気とカタルシス』が初披露されました。今後もライブで歌われていくものと思われます。

アルバム『きみわずらい』以降に音源化された曲はそのほか、『鏡の中から』『あたしの残りぜんぶあげる』『ハリネズミの唄』『昨日のあたしに負けたくないの』『ありよりのあり』『相思い』『いつかどこかで』『ワンチャンス』『虹を探しに』『Guess!!』『漫画みたいに恋したい』『ジャンプ』『さよならなんて』があります。また、CIVILIAN名義では『I feat.まねきケチャ』があります。このうちの何曲かと上記の2曲がアルバムに収録されるほか、残りの新曲があと何曲あるか気になるところです。

なお、発売される形態は以下のとおりです。

【CD+DVD】COZP-1601-2/¥3,545(税別)
【CD+写真集】COCP-17696/¥3,545(税別)
【CD】COCP-17697/¥2,818(税別)

アルバムのプロモーションがメディアを通じてどこまで行われるのか、コレットプロモーションと日本コロムビアの動向が注目されます。

リリースイベント

CDが発売されるということは、すなわちリリースイベントが行われることを意味します。現時点で公表されているのは、
9月26日(木)TOWER RECORDS渋谷店5F 20:30~
9月29日(日)HMV札幌ステラプレイス 12:30~
の2回です。これまでのリリースイベントの実績を鑑みると、発売週までにおよそ40回程度行われるものとみられます。

今回のリリイベの特徴としては、アルバムのため単価が高いということです。そのため、レギュレーションが気になるところです。

前回の『きみわずらい』は、3,000円でワイドチェキ(集合チェキ)でした。また、同じコレットプロモーションで見ると、藤川千愛の『ライカ』の場合、3,500円で写メ会またはサイン会、2,250円でアナザージャケットお渡し会でした。さらに、ナナランドでは、4,800円で10秒動画撮影もありました。まずは今後発表されるレギュレーションを楽しみにしましょう。

なお、リリースイベントは全国各地で行われます。前述の全国ツアーと合わせて行われることも考えれますので、遠征する場合はスケジュールを確認してから交通手段を考える必要があります。

ゲゲゲの鬼太郎とのタイアップ

『鏡の中から』に引き続き、『あるわけないのその奥に』がアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」のエンディングテーマとなることが決まりました(10月6日から)。

「ゲゲゲの鬼太郎」はフジテレビの日曜あさ9時から放送されており、幅広い世代に視聴されています。もちろん、視聴者のほとんどがアイドルオタクではないため、知名度の拡大という面では絶大な効果があります。今回再び「ゲゲゲの鬼太郎」のタイアップを勝ち得たことで、一般にも「まねき=ゲゲゲ」のイメージが定着することとなるでしょう。

また、前回、リリースイベントの一環として子ども向けのイベントが行われました(詳しくはこちら)。めざましテレビにも取り上げられ、話題となりました。今回も同様のイベントが行われれば、アイドルオタク以外からも注目される可能性があります。

結成目的をNHK紅白歌合戦出場とするまねきケチャにとっては、一般層への知名度の拡大は至上命題であり、今回のタイアップをぜひ結果につなげてほしいと願っています。

2019年、まねきケチャ。まだまだ快進撃は続きます。

 

 

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チケット不正転売禁止法|まねきケチャのライブに与える影響は?

2018年12月14日に公布された「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」(平成30年法律第103号)が2019年6月14日に施行されます。このページでは、いわゆるこの「チケット不正転売禁止法」の施行により、まねきケチャのライブにどのような影響があるのか検討します。

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チケット不正転売禁止法の概要

チケット不正転売禁止法は、国内で行われる映画、演劇、音楽などの芸術・芸能やスポーツイベントなどのチケットのうち、興行主の同意のない有償譲渡を禁止する旨が明示された座席指定等がされたチケットの不正転売等を禁止する法律です。

チケット不正転売禁止法の概要
▲チケット不正転売禁止法の概要(文化庁) ※クリックすると拡大します。

特定興行入場券(第2条第2項・第3項第1号)

チケット不正転売禁止法では、「特定興行入場券」が取締りの対象となっています。したがって、「特定興行入場券」に該当しなければ、この法律は適用されません。

特定興行入場券とは、興行入場券であって、不特定又は多数の者に販売され、かつ、次の要件のいずれにも該当するものをいいます。

  • 興行主等が、当該興行入場券の売買契約の締結に際し、興行主の同意のない有償譲渡を禁止する旨を明示し、かつ、その旨を当該興行入場券の券面に表示し又は当該興行入場券に係る電気通信の受信をする者が使用する通信端末機器の映像面に当該興行入場券に係る情報と併せて表示させたものであること。
  • 興行が行われる特定の日時及び場所並びに入場資格者又は座席が指定されたものであること。
  • 興行主等が、当該興行入場券の売買契約の締結に際し、次に掲げる区分に応じそれぞれ次に定める事項を確認する措置を講じ、かつ、その旨を上記1に規定する方法により表示し又は表示させたものであること。
    (イ)入場資格者が指定された興行入場券については、入場資格者の氏名及び電話番号、電子メールアドレスその他の連絡先
    (ロ)座席が指定された興行入場券((イ)に掲げるものを除く。)については、購入者の氏名及び連絡先

※上記を要約すると以下のとおりです(いわゆる「3要件」)。これらの要件を全て満たす必要があります。

  1. 興行主等が販売時に興行主の同意のない有償譲渡を禁止する旨を明示し、かつ、その旨を当該入場券の券面等に表示している。
  2. 興行が行われる特定の日時、場所、入場資格者又は座席が指定されている。
  3. 興行主等が販売時に入場資格者又は購入者の氏名、連絡先を確認する措置を講じ、かつ、その旨を当該入場券の券面等に表示している、

※「特定興行入場券」に該当するチケットのイメージ(政府広報より)
特定興行入場券

※特定興行入場券に該当しない例
・招待券などの無料で配布されたチケット
・転売を禁止する旨の記載がないチケット
・販売時に購入者または入場資格者の確認が行われていないチケット
・日時の指定のないチケット

※購入時の身分確認は必ずしも公的身分証の提示等を要しません。
(参考)第197回国会 文部科学委員会 第7号(平成30年11月30日)
特定興行入場券につきましては、購入時に本人確認措置が講じられることとなっておりますが、その際、公的身分証の提示等による確認を必ずしも求めるものではありません。

※入場時の身分確認は「特定興行入場券」の要件には該当しません。
(参考)第197回国会 文部科学委員会 第7号(平成30年11月30日)
入場の際に本人確認措置を講じているかどうかということについては、特定興行入場券の要件となっているわけではありません。

不正転売の禁止(第3条)

何人も、特定興行入場券の不正転売をしてはならない。

※「特定興行入場券の不正転売」とは、興行主の事前の同意を得ない特定興行入場券の業として行う有償譲渡であって、興行主等の当該特定興行入場券の販売価格を超える価格をその販売価格とするものをいいます(第2条第3項第4号)。

※「業として」とは、「反復性」を有する場合をいいます。したがって、反復性を有しない転売は本条の「不正転売」に該当しません。

(参考)第197回国会 文部科学委員会 第7号(平成30年11月30日)
ここに言う「業として」という点につきましては、反復継続の意思を持って行うことを意味しております。偶然の事情がたまたま数回重なって、その都度転売したというようなケースも、その販売継続の意思がなければ、業としての要件にはそもそも該当しないということが考えられます。

※「販売価格を超える価格をその販売価格とするもの」が対象ですので、定価での転売は「不正転売」に該当しません。

特定興行入場券の不正転売を目的とする特定興行入場券の譲受けの禁止(第4条)

何人も、特定興行入場券の不正転売を目的として、特定興行入場券を譲り受けてはならない。

※売主(第3条)だけでなく、買主(本条)も規制の対象となります。

興行主等による特定興行入場券の不正転売の防止等に関する措置等(第5条)

  • 興行主等は、特定興行入場券の不正転売を防止するため、興行を行う場所に入場しようとする者が入場資格者と同一の者であることを確認するための措置その他の必要な措置を講ずるよう努めるものとする。

※入場時の身分確認は円滑な入場等の観点から努力義務にとどめられています。

  • 興行主等は、興行入場券の適正な流通が確保されるよう、興行主等以外の者が興行主の同意を得て興行入場券を譲渡することができる機会の提供その他の必要な措置を講ずるよう努めるものとする。

※いわゆる「リセール」が該当します。

罰則(第9条)

不正転売の禁止(第3条)又は特定興行入場券の不正転売を目的とする特定興行入場券の譲受けの禁止(第4条)の規定に違反した者は、1年以下の懲役若しくは100万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。

※売主だけでなく買主も罰則の対象となります。

Live Pocketの場合

現時点では、チケット不正転売禁止法の対象外である可能性が高いといえます。

同意のない有償譲渡を禁止する旨の販売時の明示及び券面への表示

Live Pocketの利用規約では、「対象チケット又は対象イベントに参加できる権利を、インターネットオークション、ダフ屋、金券ショップなどを通じて第三者に提供する行為」を禁止事項として明示しているため、販売時の明示はされているものと考えられます。

一方で、チケット表示画面には、同意のない有償譲渡を禁止する旨についての記載がないため、この要件には当てはまらないものと考えられます。

特定の日時及び場所並びに入場資格者又は座席が指定されたもの

特定の日時及び場所が表示されるため、これに該当します。なお、まねきケチャの場合、ほとんどがスタンディングのため、「入場資格者又は座席が指定されたもの」には該当しませんが、「並びに」で接続されているため、前者に該当していれば、この要件に当てはまります。

氏名・連絡先の確認措置及び券面への表示

会員登録時に氏名、メールアドレスを登録し、当該情報に基づきログインした状態で購入するため、販売時における確認措置はされているものと考えられます。

一方で、チケット表示画面には、販売時に氏名・連絡先の確認を行った旨の記載がないため、この要件には当てはまらないものと考えられます。

イープラスの場合

現時点では、チケット不正転売禁止法の対象外である可能性が高いといえます。また、ローソンチケット、チケットぴあ等、他のプレイガイドも同様であると考えられます。

同意のない有償譲渡を禁止する旨の販売時の明示及び券面への表示

イープラスの利用規約では、「興行主催者からの取り決めとして、弊社から購入されたチケットまたはチケット引換え時に必要な番号は、営利を目的として第三者に転売し、または転売のために第三者に提供する事は禁止されております。」と明示しているため、販売時の明示はされているものと考えられます。

一方で、チケット裏面の注意事項に「営利目的のチケットの転売はいかなる場合でも固くお断りします。」と記載されていますが、同意のない有償譲渡を禁止する旨についての記載としては不十分である可能性があります。

興行入場券の券面への表示

チケット裏面の注意事項に「営利目的のチケットの転売はいかなる場合でも固くお断りします。」と記載されているため、この要件は満たします。

特定の日時及び場所並びに入場資格者又は座席が指定されたもの

特定の日時及び場所が表示されるため、これに該当します。なお、まねきケチャの場合、ほとんどがスタンディングのため、「入場資格者又は座席が指定されたもの」には該当しませんが、「並びに」で接続されているため、前者に該当していれば、この要件は満たします。

氏名・連絡先の確認措置及び券面への表示

会員登録時に氏名、メールアドレスを登録し、当該情報に基づきログインした状態で購入するため、販売時における確認措置はされているものと考えられます。

一方で、チケット表示画面には、販売時に氏名・連絡先の確認を行った旨の記載がないため、この要件には当てはまらないものと考えられます。

参考資料

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まねきケチャとなんキニ!から見るアイドル運営のリスク管理

NGT48山口真帆の事件で揺れるアイドルと運営の問題は、今や社会問題となっています。連日ワイドショーで放送され、アイドルに詳しくない一般視聴者にも浸透するようになりました。

そんな中、本日、4月26日、まねきケチャとなんキニ!で2つの出来事がありました。一つは、koma’nこと作詞・作曲家の駒沢浩人氏がまねきケチャの松下玲緒菜の飲酒を連想させるツイートをしました(現在は削除されています。)。もう一つは、なんキニ!が2週間程度の活動休止を発表しました。メンバーと運営が半同棲しているのではないかというツイートがあり、メンバーへの誹謗中傷があったためです。

今回はこの2つの事案から、アイドル運営のリスク管理について考察します。

なお、この記事はセンシティブな内容が含まれているため、場合によっては削除する可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

コンテンツ

駒沢浩人氏のツイートについて

駒沢浩人氏は、HeySay!JUMP、超新星、26時のマスカレイドなどの楽曲を手掛けています。かねてからネット上では中川美優との関係性を指摘されていますが、あくまでも噂レベルにすぎません。

そんな駒沢浩人氏が、松下玲緒菜が中川美優の家で飲酒をしていた旨のツイートをしたことで、5ちゃんねるで話題となりました。このツイートはその後削除され、信ぴょう性はありません。

松下玲緒菜は、現在、六本木のバーに深夜来店したこと受け、活動を自粛しています。その中での今回のツイートは、いわゆるネット民の恰好の標的となりました。ここで注意したいのが、前回は所属事務所のコレットプロモーションが認めたのに対し、今回はまだコメントをしていません。信ぴょう性が低い中で盛り上がっている状況です。

なんキニ!の活動休止について

なんキニもまた、信ぴょう性のないツイートに翻弄されています。プロデューサーとメンバーが半同棲をしているのではないかというツイートが「Aphrodite中の人」名義(※Aphroditeはアイドルグループの名称)でありました。当該メンバーが他のメンバーも同棲している旨のインスタグラムを投稿を行うとともに、イベントの中止を前日に発表する事態が続いたことを受け、運営への批判が相次いでいました。そして本日、上記ツイッターのとおり、一時活動を休止することとなりました。事実は否定したうえで、無実であることを浸透させるようお願いしています。

今回の事案の特徴

今回の事案は、どちらも他のアイドルグループの関係者によるツイートであるところに共通点があります。まねきケチャは26時のマスカレイドの作曲家、なんキニ!はAphrodite運営(自称)です。

その点において、ツイートの目的は他アイドルの足を引っ張ることだと考えることができます。いわゆる「嫌がらせ」目的であるならば、ツイートの内容が作り上げたものである可能性も高くなります。現に、なんキニ!の運営は今回の件について明確に否定しています。

問題を大きくしたい人たち

これらの問題を大きくしたい人たちがいます。それは、他のグループのファンなど、まねきケチャやなんキニ!に思い入れがない人のうち、まねきケチャやなんキニ!を叩くことによって優越感や快感を覚える人たちです。

一般的に、炎上の加害者は、叩くことによって、相手がつぶれることをもって「ゲームに勝った」と感じます。そのため、相手が反論すればするほどモチベーションが上がり、揚げ足を取ってさらに攻撃します。いったんスキャンダルの問題などが起こると、「けしからん」という正義感から、その信ぴょう性を確認しないまま攻撃を続ける場合もあります。こういったゲーム感覚や正義感から、問題を大きくしたい人々が表れ、事態は悪化します。

求められる運営のリスク管理

今回は、どちらの案件も他グループの関係者によるリークでした。それが真実かどうかは全く分かりません。仮にねつ造された事実であれば、れっきとした犯罪です。しかし、仮にねつ造された事実であっても、それを信じた「外野」がゲーム感覚や正義感から徹底的に攻撃を始めます。それがネットニュースとなり、少なくともイメージの悪化は免れません。それはリークした人やネット上の「外野」の勝利を意味し、運営やメンバーは完全な被害者です。

どの業界でもそうですが、アイドル業界は特に足を引っ張りあう特徴があると思います。人気商売である以上、SNS等での悪い噂は事業継続に大きな影響を与えます。そのため、運営の適切な対応が求められています。徹底的に事実を確認し、正確な情報をいち早く伝える。社会問題にもなったNGT48の運営であるAKSや、今回のなんキニ!運営チームの対応はそれが上手くいかなかった事案であるといえます。

業界内のパワーバランスを考慮しつつ、真偽がはっきりしないリークに対してどのように対応するのか、アイドル運営は難しいかじ取りを強いられそうです。

 

 

 

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まねきケチャ|松下玲緒菜の活動自粛及び宮内凛への厳重注意について

2019年3月22日にサイゾーウーマンにて松下玲緒菜と宮内凛に関する記事が掲載されたことを受け、まねきケチャの所属事務所であるコレットプロモーションは、2019年3月27日付けで、松下玲緒菜の20歳までの活動自粛(約1カ月間)及び宮内凛への厳重注意処分を行ったことを発表しました。このページでは、処分が行われた時点での見解を述べさせていただきます。

コンテンツ

コレットプロモーションの見解

今回コレットプロモーションはTwitterの上記ツイートにて公式発表を行いました。グループ及び事務所の公式ホームページにおいてプレスリリースされたものではありません。規模の小さな事務所ならではであるといえます。

今回発表された事項は以下のとおりです。

(松下玲緒菜について)
・飲酒の事実はない。
・ただし、職業の性質上、「そういった場」に参加することは望ましくない。

(宮内凛について)
・成人でありながら未成年者と深夜まで行動していたことは望ましくない。

(コレットプロモーションについて)
・誤解を招く行為があったことは、自社の管理不足によるものである。

当然のことながら、上記事実においては、違法性はありません。「深夜に青少年を連れ出し、同伴し、又はとどめてはならない。」とする東京都青少年の健全な育成に関する条例第15条の4についても、そもそも、同条例第2条の定義規定において、青少年は18歳未満の者をいうとされています。したがって、今回の処分は、アイドルという職業の特殊性にかんがみ、不適切な行為があったことに対するものであると考えられます。

ここで注意したいのが、コレットプロモーションが発表した事実は以上であり、これを逸脱する話はあくまでも憶測にすぎません。憶測を議論するのを楽しむ場合を除いては、憶測の話をしても全く意味がありません。そして、今回の行動が果たして本人の意思によるものだったかどうかも分かりません。職業上の付き合いで参加せざるを得なかった可能性も考えられます。

また、司法の場ではありませんので、本人及びコレットプロモーションは証拠を示す義務があるわけではありません。コレットプロモーションが発表した事実を信じるか信じないかはあくまでも受け手の問題にすぎないのです。

今後の松下玲緒菜について

松下玲緒菜は2019年5月2日まで活動を自粛します。活動再開後に生誕祭が行われるかについては現在のところ発表されていません。

今回の案件は、違法性はないにしろ、世間的に見ると誤解を与えかねない行為であったことに間違いはありません。コレットプロモーションの発表では「そういった場」についての具体的な説明はありませんでしたが、事務所としても不適切であるとして処分に至っています。

この処分を受けて、自らの行動が職業上軽率なことだったことを本人が最も分かっていると思います。自らの意思によるものだったかどうかは分かりませんが、自らの行為がグループ全体に影響を与えたことを痛感していると思います。

おそらく、活動再開後、ファンの前に立つことが一番怖いと思います。まねきケチャのファンは温かいですから、現場で荒れることはないとは思います。それでも、立ち居振る舞いや言葉の使い方には相当気を遣うこととなると思います。

玲緒菜ファンとして

私は松下玲緒菜のファンです。ファンである以上、元気な姿が見られることを願っています。この活動自粛の期間は自分を見つめ直すいいきっかけになると思います。デビューから怒涛のように駆け抜けてきました。ライブアイドルとして、多忙な毎日を過ごしてきました。つい先週も毎日リリースイベントをこなしていました。

グループの規模が大きくなり、影響力をもった今、いったんこのタイミングで自分自身を見つめ直す絶好の機会だと思います。自分に足りないもの、自分の強み、どのようにしたらこの業界で活躍できるか。

この活動自粛期間は、むしろ今後松下玲緒菜、そしてまねきケチャが成長するきっかけとなるチャンスだと思っています。ピンチをチャンスに変えるくらいの気持ちでこの1か月間を過ごしてほしいと思います。

私は今後の松下玲緒菜の活躍に期待します。

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まねきケチャ|サイゾーウーマンに掲載された松下玲緒菜と宮内凛の記事について

2019年3月22日11時45分、サイゾーウーマンにて松下玲緒菜と宮内凛に関する記事が掲載されました。これを受けて、所属事務所のコレットプロモーションは、22時57分に公式twitterで以下のコメントを発表しました。

現時点では「飲酒の事実はない」という以外に事実関係は明らかになっていませんので、それ以上は憶測に過ぎません。

このページでは、松下玲緒菜のファンとしての立場、まねきケチャの情報発信者として立場、ブログ管理者としての立場から、この件について、現時点での見解を述べさせていただきます。

コンテンツ

当日の状況

メンバー

当日はリリースイベントが開催され、メンバーも全員登場しました。いつもと変わりなく、元気な姿を見せていました。私も松下玲緒菜や宮内凛といつもどおり会話し、楽しくイベントを終えることができました。

現場のファン

現場のファンも同じくいつもどおりでした。特に荒れることなく、ファンも笑顔でした。

当日のリリースイベントの様子

twitter

ここで注目すべき点は、フォローしている人とそうでない人の温度差です。私は、現場で知り合った方などをフォローしていますが、流れてくるタイムラインと、「まねきケチャ」で検索した最新ツイート、つまりフォローしていない人のツイートの内容が全く異なりました。タイムライン上は、メンバーを応援する声のほか、イベントの感想など、批判的なツイートはほとんど見られませんでした。一方で、フォローしていない人のツイートの中にも応援するツイートもありましたが、やはり批判的な内容が散見されました。

5ちゃんねる

もはや情報源としての機能が失われている5ちゃんねるですが、やはり下品な言葉の羅列になっています。ただ、これが一種の娯楽になっているので、特殊な状況ではあります。

ネット記事

Yahoo!やgoogleで「松下玲緒菜」と検索すると、サイゾーウーマンの記事が複数表示します。ネット記事は個人のサイトよりも閲覧数が多く、記事の信頼性も高いため、検索のアルゴリズム上、上位に表示されるためです。

ブログ

個人のブログで、すでに記事になっているものも複数見つけました。これらのブログの特徴は、広告収益を目的として、芸能人のスキャンダルなど一定のアクセスが見込まれるものを、ネット記事の内容をもとに書き直したものです。当サイトと異なり、ファンが書いたものではないため、ネット記事に公式プロフィールの情報を付加したにすぎないものが大多数です。「題名で釣るけれども中身のない記事」という特徴があります。ただし、広告収益を目的としてるため、入念にSEO(検索エンジン 最適化)がされ、検索上位に表示されることが多く、一般ユーザーの目に止まりやすく、影響があるという特徴もあります。

ネット上の影響

田中辰雄・山口真一『ネット炎上の研究』(勁草書房)では、ネット炎上が起こるプロセスとして、次のとおり説明しています。

(1)事象が発生する。
(2)事象に気づいた人が、Twitter、5ちゃんねる等のソーシャルメディア上に投稿(主に批判的な文脈で)し、拡散される。批判が集まり、炎上が始まる。
(3)人気まとめサイトやニュースサイトに掲載され、多くのインターネットユーザーが知るところになる。批判が大量に集まるようになり、大炎上となる。
(4)テレビ、新聞、ラジオ等マスメディアで報道され、インターネットユーザー以外、あるいはライトなインターネットユーザーも知ることになる。

今回の記事は読者の正義感を高揚し、「批判」を増幅させる意図をもって書かれた記事であると考えられます。twitter上では、批判的なツイートが散見されているものの、現時点では、多くリツイートされるなど「炎上」の状態には達していません。ただし、(3)の「人気まとめサイト」「ニュースサイト」には掲載されているため、多くのユーザーの目には止まっています。

ただ、幸か不幸か、まねきケチャの知名度は決して高くないため、(4)のテレビ、新聞、ラジオ等のメディアに波及することは考えにくいところです。ここが、NGT48の山口真帆の事件と異なるところです。余談ですが、その山口真帆の事件についても、同じ3月22日に、運営会社のAKSに対して山口真帆本人が反論し、話題になりました。話題性はもちろんこちらの方が大きいため、まねきケチャの記事の影響力が若干薄まったのが不幸中の幸いといったところでしょうか。

なお、上記『ネット炎上の研究』では、19,992人を対象とした実験を通じて、炎上参加者はネット利用者の0.5%で、社会問題となった炎上事件でさえ、直接当事者を攻撃してアカウント閉鎖などに追い込む人は数人~数十人にとどまることを指摘しました。現在でも、一部の批判する意見が多数派の意見であるかのように錯覚し、それをメディアもあおり、事実と異なる、あるいは焦点のずれた議論が展開される場合があります。感情的な議論にならずに、問題の所在を見失わないようにすることが大切です。

3月22日現在の見解

ネット上では、待っていたかのように批判を行う層がいます。これらの層は、まねきケチャのファンではない人がほとんどで、かつ、批判することを目的としている層です。正義感から批判する場合も多く、大部分はネット記事のみを鵜呑みにする傾向があります。

炎上対策において、一般的には、このような層に対して丁寧に対応する必要はないものとされています。あくまでも一時的なもので、興味がすぐに別のところに移るものと考えられているためです。一方で、上記実験の0.5%に該当するような悪質な攻撃者に対しては、警察に相談する等の対策が必要です。

ただ、まねきケチャは大炎上するほど知名度のあるグループでもありません。法に触れる行為がなければ、本来は謝罪するだけで済む話です。まずはコレットプロモーションが責任をもって事実確認し、適切な対応をとることが重要です。おそらくどのような説明をしても、外部のネットユーザーからは批判的なコメントが寄せられるでしょう。ただ、私はコレットプロモーションやメンバーの言うことが全てであると信じています。

今後、ネット上では批判的なコメントが増え、将来にわたって残っていくものと考えられます。コレットプロモーションは、まずはメンバーの心のケアをしっかりとしてほしいと思います。なによりメンバーが元気であることが大事です。

私はこれまでまねきケチャの生の様子を1年以上書き続けてきました。ネット上の憶測が真実にならないよう、これからも現場の事実を淡々と書き続けるのも、いちファンとしての役割だと思っています。これからもまねきケチャを応援し続けます。

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まねきケチャはこのまま観客動員数を増やし続けられるのか。

2018年9月24日に日本武道館公演を成功させたまねきケチャ。藤川千愛という絶対的な支柱を失った後も、人気に陰りは見せません。まねきケチャはこのまま観客動員数を増やし、夢であるNHK紅白歌合戦に出場することはできるのでしょうか。このページでは、2019年2月現在の状況をもとに、今後の人気を検証してみます。

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チェキ会はこのまま続けられるのか

まねきケチャは、他のアイドルグループに比べチェキ会の参加者が多いのが特徴です。相場も2,000円~3,000円と決して安くありませんが、特典会では長い行列ができます。所属事務所のコレットプロモーションは、まねきケチャ、ナナランド、藤川千愛を所属タレントとしていますが、いずれもライブ活動が主で、収益のほとんどが、チケットの売上、そしてチェキ券の売上だと思われます。特にチェキ会は低コストで行うことができるため、原価率が極めて低く、経営上、重要なビジネスモデルです。

一方で、チェキ会を開催するにしても、キャパシティがあります。現在でも松下玲緒菜など人気のメンバーは、希望する人が全員購入することはできません。26時のマスカレイドのように、事前抽選制を導入しているケースもあります。このまま観客動員数が増加した場合、チェキ会を廃止、縮小、抽選制にせざるをえない可能性もあります。

チェキ会を廃止・縮小した場合の影響

今回の記事を書くに当たり、アンケートを実施しました。

アンケートの結果、ライブに通い続けるという回答が76%ありました。

意外な結果でした。私はまねきケチャを応援しているものの、一方で運営側の観点も考えていました。つまり、事業を継続するためにはチェキ会を継続する必要があるものの、オタクが増えた場合、キャパシティを超え、チェキ会を廃止・縮小せざるをえなくなり、オタクが減ることで、これ以上オタクは増えないというシナリオです。また、コレットプロモーションの規模からは、CMやバラエティ番組など、一般視聴者向けのコンテンツに出演することは難しく、現状のビジネスモデルに陰りが見え、最悪の場合、現状のまま今後5年程度で活動を終了するというシナリオです。もちろん、このような状況は避けたいのがファンとしての気持ちです。

しかし、嬉しいことに、アンケートの結果は異なるものでした。多くのオタクが、それでもライブに行くと答えたのです。ただし、この結果に違和感もあります。2018年10月22日(月)に開催された東京国際ミュージック・マーケットでは、特典会がありませんでした。そのため、まねきのオタクは少なく、会場はガラガラでした。また、私のフォロワーはいわゆる「接触厨」よりも「楽曲派」が多いという傾向もあります。少なくとも、まねきオタの平均を表わした結果でないことは確かです。

しかしながら、201票中76%がライブに通い続けると答えた以上、チェキ会を重視していないオタも一定数いることも事実です。チェキ会に参加しないオタも実は相当数います。思っているほどチェキ会の縮小は観客動員数に影響を与えないのかもしれません。

まねきケチャがNHK紅白歌合戦に出場するためには

今のオタにとっては、おそらく「現状維持」が最も快適だと思われます。週に数回ライブがあり、毎回特典会があり、当たり前のように会話を楽しむことができる。ただ、テレビなどの出演はごくわずかで、内輪向けのライブアイドルに終始する。もちろん、NHK紅白歌合戦には出場できません。

事務所の規模が小さいまねきケチャがNHK紅白歌合戦に出場するためには、タイアップしたCMやドラマが話題になる、NHKの仕事を増やす、の2つが近道です。有名になれば、内輪のノリは通じなくなります。むしろ、話題になったとしても、これまでどおり、初めての人が分からない特典会を続ければ、ファンになってくれる人はあまりいないかもしれません。

つまり、タイアップと特典会の見直しがNHK紅白歌合戦に出場するための条件であると思います。おそらく、今のオタクは居心地が悪くなるかもしれません。ただ、「売れる」ということはこういうことです。これまでのようなオイシイ思いはできなくなるかもしれません。

本気で売れようと思えば、売れる素質はあります。あとは、オタクとコレットプロモーションが本気を出せるかどうかです。オタクは売れれば売れるほとオイシイ思いができなくなるというジレンマがあります。また、コレットプロモーションも、芸能事務所として拡大しようとする意識があるかどうかです。

今後、現状を維持して、まねきケチャとナナランドのいずれ訪れる活動終了とともにコレットプロモーションも事業を終了するのか、それともコレットプロモーションとオタクがある程度のリスクを負ってチャレンジするのか。あなたはどちらを選びますか。

編集後記(2月19日追記)

このブログでは、今回の記事のように、定期的にまねきケチャを批評することがあります。これは、まねきケチャが好きであるがゆえ、あえて問題提起するものです。これまでも同様の問題提起を行ってきましたが、今回、多くのご意見をいただきました。賛否両論でした。このような議論ができたことも、この記事を書いた狙いです。

今回は、まねきケチャがアイドル業界を生き残っていくために、一般的なビジネスモデルである特典会をこのまま続けることが本当に正しいのかどうかを問題提起したものです。今回、意見の中で多かったのはBiSHを擁するWACKを見習うべきというものでした。私自身、WACKがどのような手法をとっているのか勉強不足ですが、一般的な手法ではないと伺いました。

現行の特典会というビジネスモデルはいずれ制度疲労を起こすでしょう。また、メンバーの将来的なビジョンは分かりませんが、将来的にも芸能界に残る意思があるのなら、ライブや特典会以外のスキルを磨く必要があります。

そのためにも、現行の手法にとらわれず、外仕事を増やしていくことが、ひいてはまねきケチャ、メンバー個人、コレットプロモーションの発展につながると思います。

私は、今の特典会のシステムが大好きです。なくてほしくありません。ですが、メンバーのためにも、ある程度は違った形での活動も許容する必要があると思います。チェキ券収入に頼らず、かつ、メンバーの発展につながる事業を、コレットプロモーションには期待したいと思います。

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まねきケチャ|新メンバー、篠原葵のお披露目と新曲のリリースを発表

2018年12月15日に行われた『まねきケチャ東名阪ツアー2018』大阪公演にて、新メンバーの篠原葵がお披露目されました。また、新曲『いつかどこかで/ワンチャンス』が2019年3月20日にリリースされることが発表されました。この記事では、今回発表された情報を整理します。

コンテンツ

新メンバー、篠原葵

2018年9月24日に卒業した藤川千愛に代わる新メンバーが本日お披露目されました。

お披露目では、他のメンバーと一緒に『いつかどこかで』『ジャンプ』『Guess!!』『きみわずらい』を歌いました。深瀬美桜のお披露目は挨拶だけでしたので、4曲も歌ったのは意外だったのではないでしょうか。

なお、『きみわずらい』の歌割りは藤川千愛→松下玲緒菜、松下玲緒菜→深瀬美桜、深瀬美桜→篠原葵となったようです。今後も歌割りに注目したいところです。

公演終了後、twitterのアカウントが公開されました。

同じく昨年に新メンバーとして加入した深瀬美桜はアイドル経験者でしたが、今回は未経験者が加入しました。即戦力としてすぐに完成形を見せるのではなく、じっくりと新しい形を作っていく方を選択しました。まねきケチャが今後も長く活動していく意思の表れでしょうか。

新曲のリリース

今回のライブで初披露された『いつかどこかで』と9月24日の日本武道館公演で披露された『さよならなんて』『虹を探しに(中川美優ソロ)』『Guess!!(宮内凛ソロ)』『漫画みたいに恋したい(松下玲緒菜ソロ)』『ジャンプ(深瀬美桜ソロ)』と未発表曲『ワンチャンス』、篠原葵ソロ曲を新曲として3月20日にリリースすることが決定しました。

また、1月13日、2月3日にニコニコ本社でリリースイベントが行われることが決定しました。オリコンの集計期間について、「予約イベントは商品の発売前3ヵ月以内に開催されたもの(オリコンHPより)」とされているため、年明けからはリリースイベントラッシュになると思われます。毎回の例によると、発売週は毎日リリースイベントが行われますので、3月16日から3月24日まではスケジュールを確保した方がよいかもしれません。

(参考記事)
リリースイベントのレギュレーション
接触が苦手な私がまねきケチャのリリイベに33回も通い詰めた理由

アニメ「おこしやす、ちとせちゃん」のタイアップ

新曲『いつかどこかで』はショートアニメ「おこしやす、ちとせちゃん」(TOKYO MX・KBS京都)のエンディングテーマとして2019年1月4日から放送されることが決定しました。ローカル局のため前作の「ゲゲゲの鬼太郎」に比べるとタイアップのインパクトは欠けますが、アイドルファン以外にも聴いてもらいたいところです。

新体制のとなったまねきケチャ。藤川千愛のリードボーカルを軸としたこれまでのまねきケチャから完全に生まれ変わることになります。今後は歌割りの変更によりコールが新しくなっていくと思われますので、コール解説も随時更新していきます。

まずは喫緊の目標はTDCの成功です。新メンバーの篠原葵さんも猛練習しているところでしょう。1月から始まるリリイベで大きく成長することも期待されます。新しいまねきケチャ、私たちの目でじっくりと見守っていきましょう。

 

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藤川千愛|ソロ活動開始を発表。気になる活動内容は?

元まねきケチャのメンバーである藤川千愛が活動を開始することが本人のInstagramで発表されました。このページでは、今後藤川千愛がどのような活動を行っていくのか考察します。

コンテンツ

卒業後の状況

9月24日に行われた日本武道館公演をもって「まねきケチャ」を卒業した藤川千愛は、「まねきケチャ」の所属事務所である株式会社コレットプロモーションのホームページの「タレント一覧」において、「歌手」として掲載されていることから、引き続き株式会社コレットプロモーション(代表:古谷完)に所属したまま活動することが明らかになっています。

ただし、ホームページ上での近況報告はなく、本人のInstagramがわずかながら更新される程度でした。

Instagramでの報告状況
10月11日 レコーディングが近いことを報告
10月20日 もうすぐみんなに嬉しいお知らせができます 待っててね。
10月21日 お預けチェキは終わっています。
お待たせしてしまってすみません。
お預けチェキは
まねきケチャのライブまたは
近々開催するわたしのライブでも
受け取ることができます!
よろしくお願いします

したがって、10月21日時点で判明していることは以下の3点のみです。

  • レコーディングの予定がある。
  • 近いうちにライブが開催される。
  • まねきケチャ在籍時の「お預けチェキ」はまねきケチャまたはソロのライブで受け取ることができる。

所属事務所について

現在判明していることは上の3点のみですので、ここからはあくまでも推測で話をします。

所属事務所は「まねきケチャ」と「ナナランド」と同じ株式会社コレットプロモーションです。コレットプロモーションの代表は古谷完であり、引き続き、古谷完がプロデューサーを務めるものと考えられます。そうすると、作曲は「まねきケチャ」「ナナランド(旧Drop)」と同様、Elements Gardeenが担当するものと考えられます。

次に、コレットプロモーションに引き続き所属することの影響を考えます。まねきケチャと同じ事務所、プロデューサーのもと活動することで、これまでのファンにとってはすんなりと応援し続けることができると思います。これに関しては朗報なのでないでしょうか。

一方で不安もあります。コレットプロモーションには、これまでアイドルの「Drop」「まねきケチャ」「ナナランド」のメンバーのほか、モデルの永井亜子、熊谷優那、上条なずなが在籍していました。歌手として在籍するのは「藤川千愛」のみとなります。アイドルを卒業した藤川千愛が、どこまでアイドルから脱却できるか未知数です。

アイドルから脱却できるかどうかの判断要素として、「チェキ会」が継続されるかどうかが考えられます。コレットプロモーションのイベントには「ロマンチックコンポート」があります。所属タレントのまねきケチャ、ナナランドのほか、アイドルグループの対バンイベントで、ライブ終了後には「チェキ会」が行われます。藤川千愛もソロとして参加するのかどうか注目されます。

今後の活動内容

最近ではアイドルでなくても、CDリリース時に握手会などが催されます。そのため、ある程度の接触イベントが継続するものと考えられます。

コレットプロモーションの収入の多くは、ライブチケット、特典会、CD売上によるものと考えられます。このうちライブチケットは会場使用料、CDは製作費、広告宣伝費といったコストが生じる一方、特典会はほとんどコストが生じません。そのため、特典会による収入が重要となります。メディアへの出演等、外部からの出演料が加われば特典会に頼らない財務戦略を立てることができると思いますが、現状は厳しいものと思われます。

そのため、藤川千愛がソロデビューするにしても、ある程度はリリースイベント等を含めた特典会収入に頼らざるを得ないと思います。具体的には、単独ライブのほか、タワーレコードやショッピングモールでのインストアライブ、ファンクラブイベントなどにより収入を得ていくものと思われます。

アイドルでなくなることのデメリットとしてアイドルの対バンイベントに参加できなくなることがあります。この点については、アイドルでなくてもフェス系イベントはありますので、複数のアーティストが参加するイベントに積極的に出演し、ファンをどこまで獲得できるかが課題になります。

まとめ

コレットプロモーションは規模が小さく、経験も多くありません。大手事務所に比べると仕事の枠が少ないのも事実です。おそらく、これまで以上に人気を集めるためには相当な努力が必要だと思われます。藤川千愛、コレットプロモーション、ファンが一致団結して、本気で「売れる」ための方策を考えなければなりません。そのためには、これまでのファンが求めてきたものを犠牲にする場合もあると思います。アイドルファンが求めることに応えることと、歌手として成功することは別です。ファンもこれを十分に理解し、応援し続けていく必要があると思います。