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まねきケチャってどんなグループ?
まねきケチャは、日本ツインテール協会がプロデュースする第2弾アイドルグループとして、2015年8月8日にデビューした5人組のアイドルグループです。「多角化するアイドルシーンに、既存の“萌え”を超えた“福”の世界を届けたい」として、福を招く「まねきねこ」とアイドル現場で見られる「ケチャ」を合わせ、「まねきケチャ」と命名されました。歌を第一優先に考え、結成当初から「完全生歌」にこだわっており、その歌唱力の高さが注目されるようになりました。また、美少女に精通した日本ツインテール協会からデビューしたこともあり、ルックスの高さから「顔面偏差値おばけ」と評されるようになりました。
日本ツインテール協会会長の古谷完(ふるや かん)がプロデューサーで、ナナランド(旧drop)とともに同氏が社長を務める株式会社collet promotionに所属しています。
結成当時のメンバーは、中川美優(当時20歳)、藤川千愛(当時20歳)、藤咲真有香(当時17歳)、宮内凜(当時17歳)、松下玲緒菜(当時16歳)の5人でした。
【発表】dropの妹分としてオーディションした新アイドルユニットの名称は『まねきケチャ』になりました。今夏デビューに向けて只今、猛レッスン中です。御期待&応援よろしくお願い致します!#まねケチャ #日本ツインテール協会 pic.twitter.com/w9QmPQPxlS
— 古谷完《コレットプロモーションP》 (@KanFuruya) 2015年7月18日
TIFメインステージ争奪ライブ優勝
まねきケチャを一躍有名にしたのが、Tokyo Idol Festival 2016のメインステージ争奪ライブの優勝でした。2016年6月19日に行われた「TIFメインステージ争奪LIVE ~前哨戦~」では、sora tob sakana、じぇるの!、MAPLEZ、8月5日に行われた「TIFメインステージ 争奪LIVE ファイナル」では、MAPLEZ、
5月から7月にかけての3カ月大箱ライブ(Zepp Tokyo、中野サンプラザ、代々木公園野外音楽堂)に続けて8月のTIFメインステージ争奪ライブに優勝したことで、まねきケチャの快進撃はアイドルファンのなかでも話題となり、一躍名前が知られるようになりました。
また、年末には『きみわずらい』がアイドル楽曲大賞2016で1位を獲得し、まねきケチャの代表曲として確立するようになりました。
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藤咲真有香の卒業と深瀬美桜の加入
順調に進んできたまねきケチャですが、2017年4月7日、藤咲真有香が体調不良を理由に活動を休止し、5月26日に卒業しました。ネットではさまざまな憶測がありましたが、結局どれも信ぴょう性がなく、現在では、公式の発表どおり、体調不良によるものだと考えられています。
当時は『どうでもいいや/ありきたりな言葉で』のリリースイベントを行っている最中でしたが、卒業を受けて4人体制でリリースすることになりました。
しばらく4人での活動が続いていましたが、2017年11月22日に深瀬美桜が加入しました。お披露目直後から広瀬すずに似ていると話題になりました。また、もともと、コロッケがプロデュースする「Kin♡Gin♡Pearls(キンギンパールズ)」というアイドルグループで活動していたこともあり、即戦力としてすぐにステージに立つことになりました。
日本武道館公演と藤川千愛の卒業
2018年1月7日に行われた過去最大規模のTDCホールでの単独ライブにて、9月24日に日本武道館公演を開催する旨の発表がありました。さらに、2月18日に行われた全国ツアー初日に初披露された『鏡の中から』は、フジテレビ系『ゲゲゲの鬼太郎』のエンディングテーマに抜擢され、さらにまねきケチャの知名度を広げることとなりました。勢いが止まらないまねきケチャでしたが、2018年8月25日に行われた「夏の野音 de まねきケチャ」で藤川千愛がソロ歌手に転身するため、日本武道館公演で卒業することが発表されました。
9月24日に行われた日本武道館公演は約1万人の観客で埋め尽くされました。3年間の成長した姿を見せるとともに、藤川千愛の卒業を見送りました。
篠原葵の加入
2018年12月15日に行われた「まねきケチャ東名阪ツアー2018」の大阪公演で新メンバーの篠原葵がお披露目されました。深瀬美桜同様、加入後すぐの2019年1月5日にTDCホールの大舞台に立ちました。TDCホール公演後すぐに『いつかどこかで/ワンチャンス』のリリースイベントが始まりました。これまで2度体調不良による活動休止を伴ってきたリリースイベントですが、今回は大きなトラブルなく終えることができました。その後夏フェスを経験し、成長した新体制のまねきケチャは、2019年8月31日に舞浜アンフィシアターで4周年ライブ「4周年だよ!まねきケチャ」が行われました。このライブではニューアルバム発売の発表がされました。
メンバー紹介
- 中川美優(なかがわ みゆう)
まねきケチャのリーダーで、アニメ声が特徴的です。人前に出るのが好きではなく、あまり感情を表に出しませんが、必ず話のオチで笑いを誘うことから、トークイベント「まねきケチャ強化計画」では欠かせない存在となっています。
毎晩地元の酒屋で夜遅くまで呑むことから呑んべえキャラが確立しています。また、極端な偏食家で、地球上の食品の8割のものが食べられず、主食は栗やチョコ、アイスクリームであると公言しています。下ネタを話すことがしばしばあり、お勧めの本としてエロマンガを挙げる一面もあります。
学歴は地元の新聞にも掲載されており、帯広稲田小学校、帯広南町中学校、帯広商業高校、文化服装学院(東京)を卒業しています。なお、中川美優の推し界隈を「子羊」と呼んでいます。
カラー 紫 属性 闇 まねき獣 羊 出身地 北海道 生年月日 1995年5月12日 - 宮内凛(みやうち りん)
真面目な性格で、まねきケチャの影のリーダーです。MCではしっかりと進行し、安心感があります。栃木出身で、現在も栃木県から通っています。ダンスにキレがあるのが特長的です。親子して左利きです。
韓国のアイドルやドラマに造詣があり、生誕祭などではTWICEの楽曲を披露することもあります。また、「画伯」と呼ばれ、想像の斜め上を行く画力が人気です。最近では、松下玲緒菜同様、激辛キャラとしても確立しています。なお、宮内凛の推し界隈を「カワウソ族」と呼んでいます。
カラー 青 属性 水 まねき獣 かわうそ 出身地 栃木県 生年月日 1998年5月1日 - 松下玲緒菜(まつした れおな)
まねきケチャのセンターを担当しています。歌唱力にも定評があり、『きみわずらい』や『ありきたりな言葉で』での掛け合いは、まねきケチャのライブの醍醐味です。特典会では一番人気で、対応の良さが特長的です。グラビア担当でもあり、プレイボーイなどの雑誌の表紙を飾ることもあります。
小柄ながら大食いかつ激辛好きで、蒙古タンメン中本の北極を週に5回食べると公言しています。そのためか新陳代謝が良く、ライブではメンバーで最も汗をかき、すぐに前髪がぺちゃんこになります。
愛知県名古屋市出身で、小学校5年生の時に地元SKE48のオーディションを受け、書類選考で落ちたものの、日本ツインテール協会にて「川尻玲緒菜」として活動し、2013年に「ワタナベプロ主催MISS NEXT GIRL 2013 グランプリ」を獲得しました。2015年4月15日に松下玲緒菜に改名し、現在のコレットプロモーションに移籍しました。なお、松下玲緒菜の推し界隈を「マタタビー」と呼んでいます。
カラー 赤 属性 炎 まねき獣 猫 出身地 愛知県 生年月日 1999年5月2日 - 深瀬美桜(ふかせ みお)
2017年11月22日に加入しました。コロッケがプロデュースする「Kin♡Gin♡Pearls(キンギンパールズ)」の元メンバーで、歌唱力、ダンス、ルックスの全てにおいて高いレベルを誇ります。ただし、トークが苦手で、MCでも反応につまることがあります。また、天然な性格でもあります。学生時代は器械体操部に所属しており、運動神経は抜群です。茨城県出身で、現在でも茨城県から通っています。最近では、栃木県から通う宮内凛とともに、北関東の争いを芸人・構成作家の石橋哲也にいじられることがあります。なお、深瀬美桜の推し界隈を「コアラー」と呼んでいます。
カラー 黄 属性 雷 まねき獣 コアラ 出身地 茨城県 生年月日 2000年3月30日 - 篠原葵(しのはら あおい)
2018年12月15日に行われた「まねきケチャ東名阪ツアー2018」の大阪公演でお披露目されました。ダンス、歌が未経験で、高い身長がトレードマークです。真面目な性格でありながら、天然な発言が多く、そのギャップが魅力です。
カラー 緑 属性 自然 まねき獣 ペンギン 出身地 愛知県 生年月日 2000年7月1日 - 藤咲真有香(ふじさき まゆか)<2017年5月26日卒業>
「まゆた」の愛称で親しまれました。ダンスが苦手で他のメンバーを引っ張ってしまうことが悩みでした。天然キャラが特徴で、暗いまねきケチャの中でも元気なメンバーとして人気を博していました。『どうでもいいや/ありきたりな言葉で』のリリースイベント中に体調不調で活動を休止し、そのまま卒業するとともに芸能界を引退しました。
カラー 黄 属性 雷 まねき獣 パンダ 出身地 栃木県 生年月日 1998年2月7日 - 藤川千愛(ふじかわ ちあい)<2018年9月24日卒業>
ギタリストで音楽評論家のマーティ・フリードも絶賛するまねきケチャの歌姫で、金髪担当です。岡山県井原市出身で、岡山方面の訛りがあります。祖父は演歌歌手で、近所に住む芸人の千鳥ノブの父と家族ぐるみの付き合いでもあります。また、母は岡山でも有名なネイリストです。
祖父の影響を受け、もともと歌手を志望しており、抜群の歌唱力を活かしてカラオケ番組にたびたび出演します。また、非常にストイックな性格で、その様子がフジテレビ「アイドリアル」で特集が組まれました。さらに、フジテレビ月9ドラマ『貴族探偵』にも出演したことがあり、多彩な才能を魅せています。
もともと左利きで一部矯正したため、箸と絵を描くときは今でも左です。なお、藤川千愛の推し界隈を「うさぎ組」と呼んでいます。
藤川千愛は、ソロ歌手に転身するため、9月24日に行われた日本武道館公演をもって卒業しました。
カラー ピンク 属性 愛 まねき獣 うさぎ 出身地 岡山県 生年月日 1995年6月6日
まねきケチャの楽曲
作曲は全て音楽クリエイター集団であるElements Gardenが担当しています。水樹奈々などの楽曲を手掛ける上松範康(あげまつ のりやす)が楽曲の総合プロデューサーとなり、藤永龍太郎(ふじなが りゅうたろう)と末益涼太(すえます りょうた)(現在はElements Gardenを脱退)が作曲・編曲を行っています。『きみわずらい』『ありきたりな言葉で』など印象に残るメロディーを特徴とする藤永龍太郎と『冗談じゃないね』『カクカクシカジカ』などデジタルサウンドを特徴とする末益涼太の楽曲の世界観は対照的で、まねきケチャの世界観を広げています。両者とも一回聞くと何度も聞きたくなる中毒性のあるサウンドが特徴です。また、一般的なアイドル曲とは一線を画しているため、アイドルファン以外からも支持を受けています。
作詞は全てプロデューサーの古谷完が担当しています。フレーズを3回繰り返したり、サビの歌詞を1番も2番も同じにするなど、頭に残りやすい歌詞が特徴的です。
ライブでは、『冗談じゃないね』『キミに届け』など、末益涼太が作曲した楽曲で盛り上げ、後半で『あたしの残りぜんぶあげる』など藤永龍太郎が作曲した楽曲で心に響かせ、最後に『きみわずらい』で終わるというセットリストが一般的です。末益涼太と藤永龍太郎の対照的な世界観をセットリストの流れで表現することにより、ライブに飽きることないよう工夫されています。私自身も、初めてまねきケチャのライブを観たとき、『冗談じゃないね』と『きみわずらい』のギャップに心を打たれ、ファンになった経緯があります。
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