2018年9月24日(月祝)日本武道館で単独ライブを成功させたまねきケチャ。藤川千愛が卒業し、新メンバーが加入するまでの暫定体制となったところですが、日本武道館公演後の人気の具合と年内の動向を考察します。
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日本武道館公演後の人気
念願の日本武道館公演を成功させたまねきケチャですが、当面の目標を達成したこと、メインボーカルの藤川千愛が卒業したことから、今後の人気を心配する声を聞くことがあります。本当に人気が停滞してしまうのでしょうか。まずは日本武道館公演から本日までの状況を振り返ります。
日本武道館後初めてのイベントは10月4日に行われた対バンイベント「天使の日に天使かよ!」でした(レポートはこちら)。26時のマスカレイド、アキシブproject、FES☆TIVEなど人気のグループも参加するなか、観客数が一番多かったのはなんだかんだでまねきケチャでした。特典会もいつも以上に並び、優先券がなければお目当てのメンバーのチェキ券を購入することができませんでした。
ただ、藤川千愛推しの状況はそれぞれでした。藤川千愛のお預けチェキを知り合いの分まで持ち帰る人が多く見られました。「他界したから代わりに取りに来た」という会話を何回も聞きました。やはり、藤川千愛の卒業とともに、まねきケチャのファンを辞める人もいたようです。一方で、まねきケチャのファンを続け、新たな推しを作ろうとする人もみられました。おそらく最も多いのは2推しが「昇格」してこれまでと同じようにまねきケチャを応援するケースではないでしょうか。
しかし、他界(ファンを辞めること)した藤川千愛推しの分、これまで現場に通っていたファンの総数は減少したものと思われます。日本武道館公演に参加した「にわかファン」や、対バンでたまたままねきケチャを見た人が、どれだけまねきケチャの現場に通うようになるかによって、今後の人気の具合が決まると思います。
「アルタ de まねきケチャ」に見るチケット争奪戦
本日(2018年10月10日)の21:00より、Live Pocketにて週末行われる「アルタ de まねきケチャ」のチケット販売が先着方式にて行われました。これまでまねきケチャの強化計画ではチケットが取れないことがありましたが、通常のライブではすぐにチケットを取ることができました。ましてや、今回はたった45分間のライブです。チケット争奪戦になることは考えられませんでした。
しかし、ふたを開けてみると、1時間以上近くアクセスが混み合い、チケットを購入できなかったようです(私はもともと参加する予定がなかったため、チケットを購入しませんでした。)。twitterで「繋がらない…」との声が多く見られたことから、私も試しにLive Pokcketにアクセスしたところ、確かに繋がりませんでした。
このことから、これまで現場に通っていたファンの数は減少した一方で、まねきケチャのライブを生で見たいという人は増加しているものと思われます。
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メンバーの様子
4人体制となったまねきケチャですが、10月6日、7日に行われた大磯ロングビーチでのイベントでのインタビューにて、「武道館以降、メンバー同士が仲良くなった。4人でディズニーにも行った。」と発言したり、仲の良さそうな画像や動画をSNS上に公開するなど、これまでのスタンスを変えてきています。藤川千愛を推していた身としては複雑ではありますが、メンバー同士が仲良しであることに越したことはありません。
一方で心配もあります。これまでは藤川千愛がいたことにより、一定の緊張感が保たれ、それが曲の雰囲気を作り、ひいては「エモさ」に表れていました。しかし、藤川千愛が抜けたことにより、「わちゃわちゃ感」は増しましたが、緊張感が失われ、曲の重みがなくなってしまうことに懸念しています。
バラード曲に定評のあるまねきケチャですので、世界観を失わないようメンバーには気を引き締めてもらいたいところです。
1年前に戻ったようなスケジュール
ちょうど1年前は、私がまねきケチャにハマり出したころです。当時はコレットプロモーション主催の対バンイベント「ロマンチックコンポート」が月2回程度あるとともに、400人規模のワンマンライブ(「日曜日はまねきケチャ」「土曜の夜はまねきケチャ」)などが毎週のように行われていました。「ロマンチックコンポート」は今年に入ってから激減し、深瀬美桜生誕祭のあった3月18日に行われただけでした。しかし、この度、10月にハロウィンコンポートとして1回、11月にも2回開催されることが決定しました。しかも、ハロウィンコンポートでは、同じ事務所のナナランドだけでなく、神宿も参加することとなりました。さらには小規模のワンマンライブも予定されるなど、1年前と同じようなスケジュールが組まれました。
最近は大規模会場でライブをすることが多かったため、ファンとしては嬉しいところですが、逆に言えば、1年前と変わっていないと言えます。メディアにはあまり露出せず、ライブアイドルに終始する現在のスタイルでは今後の成長も危ぶまれます。
これまでと同じような活動を続け、メンバー、運営、ファンにとっても居心地の良い状態を継続するのか、ある程度の「ヲタ切り」を覚悟しつつも、外向けの仕事を増やし、ライブアイドルから脱却するのか、コレットプロモーションの舵取りを今後も見守っていきたいと思います。