MIX(ミックス)とは、アイドルのライブにおいて、前奏や間奏にファンが叫ぶ掛け声のことで、気持ちの高まりからくる叫びをまぜたことからMIXと呼ばれています。
最近、AKBグループから流れてきたファンが多く見られますので、まねきケチャのMIXをとりわけAKBグループと比較して解説します。
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基本形
MIX・コールの基本形は他のアイドルと変わりありません。
イントロ(英語MIX)
(パンパパパンパン(手拍子))しゃーいくぞ!
タイガー!ファイヤー!サイバー!ファイバー!ダイバー!バイバー!ジャージャー!(ファイボー!ワイパー!)
Aメロ(メンバー名コール)
あー〇〇/おーれーの〇〇!/お前が一番〇〇!
Bメロ(メンバー名コール/オーイング)
〇〇!/オー(パンパン(手拍子))
サビ直前
イエッタイガー!(ファイボワイパー!)
サビ
あーフッフー(パンパン(手拍子))フワフワ
(はいせーの、はいせーの)はーいはい、はいはいはいはい
間奏(日本語MIX)
(パンパパパンパン(手拍子))しゃーいくぞ!虎!火!人造!繊維!海女!振動!化繊(かっせーん)!(飛!除去!)
落ちサビ(ケチャ)
英語MIX(スタンダードMIX)
しゃーいくぞ!
タイガー!ファイヤー!サイバー!ファイバー!ダイバー!バイバー!ジャージャー!(ファイボー!ワイパー!)
MIX発動前
MIX発動前は「ウリャオイ!(発音上はウッハッ!)」と連続で言い、拍数を稼ぎます。
AKB48では…
チーム8が行います(『制服の羽根』など)。それ以外のチームでは、「はい、はい、…」で拍数を稼ぎます。
MIXの発動
「(パンパパパンパン(手拍子))しゃーいくぞ!」で発動します。なお、拍数の関係上「しゃーいくぞ」を省略する場合もあります。
AKB48では…
時代的に古いAKBグループのMIXは、「あーよっしゃいくぞー」で発動します。時代の流れで、「あー」は手拍子に、「よっしゃいくぞー」は省略されて「しゃーいくぞ」になっていきます。まねきケチャはその頃に発足したグループであるといえます。なお、同じAKB48でも、チーム8のMIXは、「あー(パンパン(手拍子))、ジャージャー」で発動されます。チーム8は2014年3月に発足していますので、その頃のトレンドが反映されているのでしょう。なお、最近ではチーム8でも「パンパパパンパン」と手拍子する人も多くなっています。MIXは同じグループでも時代とともに変化していくのでしょう。
拍数の調整
拍数が余る場合は「ファイボー!ワイパー!」が挿入されます。『モンスターとケチャ』や『カクカクシカジカ』で見られます。
AKB48では…
チーム8には存在します(『47の素敵な街へ』など)。
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日本語MIX
しゃーいくぞ!
虎(とら)!火(ひ)!人造(じんぞう)!繊維(せんい)!海女(あま)!振動(しんどう)!化繊(かっせーん)!(飛(とび)!除去(じょーきょ)!)
使用場面
- 1番と2番の間奏で打たれる場合
『冗談じゃないね』『モンスターとケチャ』『SPLASH』『ありきたりな言葉で』『妄想日記』『キミが笑えば』 - イントロが長い場合における英語MIXの続き(いわゆる2連MIX)
『きみわずらい』
拍数調整
拍数が余る場合は「飛(とび)!除去(じょーきょ)!」が挿入されます。『モンスターとケチャ』や『カクカクシカジカ』で見られます。
AKB48では…
AKB48では拍数調整がありませんので、「化繊!飛!除去!」を「かせとびじょーきょ!」と一気に言います。ただし、チーム8はまねきケチャと同じく「化繊!(かっせーん)」で終わります(『47の素敵な街へ」など)。
アイヌ語MIX(ゼンキョウver.)
イントロが長い場合、2連MIXにアイヌ語MIX(ゼンキョウver.)を追加した3連MIXが打たれます。英語→日本語→アイヌ語となります。『冗談じゃないね』で見られます。
AKB48では…
overtureをはじめ、3連MIXを打つ楽曲はいくつか存在します。
アイヌ語MIX(フルver.)
『ありきたりな言葉で』の曲終わりで(パンパン)英語MIX→日本語MIX→アイヌ語MIX(フルver.)が打たれる場合があります。なお、最近ではアイヌ語に代わり、ドイツ語が聞かれるようになりました。
ドイツ語MIX(フルver.)
『ありきたりな言葉で』のアウトロで、アイヌ語に代わり、ドイツ語を打つ方が増えてきました。
園長MIX
『告白のススメ』『愛言葉』では、英語MIXの続きとして「園長MIX」が打たれます。
日本語派生MIX
虎(とーら)!火(ひ)!人造(じんぞう)!繊維(せんい)!海女(あま)!振動(しんどう)!化繊(かせ)!飛(とび)!除去(じょーきょ)!
『妄想桜』では1番と2番の間奏で、拍数の調整を先頭で行うため、日本語MIXを一部変更しています。なお、「しゃーいくぞ」はありません。
可変MIX(ミョーホントゥースケ広場)
『ありきたりな言葉で』、『一刀両断』で見られます。
『ありきたりな言葉で』では「可変MIX」×2回、(パンパン(手拍子))、倍速英語MIX(手拍子、しゃーいくぞなし)で始まります。
AKB48では…
チーム8の『蜂の巣ダンス』で見られます。
林修MIX
いつ行くのー?今でしょー!あー(パンパン(手拍子2回))しゃーいくぞ!
虎(とら)!火(ひ)!人造(じんぞう)!繊維(せんい)!海女(あま)!振動(しんどう)!化繊(かっせーん)!
『冗談じゃないね』の間奏で打たれます。
可変3連MIX
比較的新しいMIXです。まねきケチャにおいても、2018年3月から4月にかけて、『あたしの残りぜんぶあげる』のイントロで聞かれるようになりました。
混沌MIX
2018年になってから落ちサビで混沌MIXを打つ人が多くなってきました。ナナランドは落ちサビのMIXが禁止となったため、ナナランドでは混沌MIXが打たれなくなりました。まねきケチャでは現在のところ『冗談じゃないね』だけ打たれます。
ガチ恋口上
やっぱり◯◯◯は、かわいいよ!(なになに?)
好き好き大好き、やっぱ好き!(なになに?)
やっと見つけたお姫様(なになに?)
俺が生まれてきた理由(なになに?)
それは〇〇に(お前に)、出会うため(なになに?)
俺と一緒に人生歩もう
世界で一番愛してる!
ア・イ・シ・テ・ル!
まねきケチャのガチ恋口上は『冗談じゃないね』『ありきたりな言葉で』『あたしの残りぜんぶあげる』『漫画みたいに恋したい』で聞かれます。最後の「ア・イ・シ・テ・ル」は、『冗談じゃないね』では拍数の関係上省略されます。
また、『ありきたりな言葉で』では、「俺と一緒に、人生歩もう」の後が、以下のとおり修正されています。
ここから先はまたあとで、
ま・た・あ・と・で!
これは、『ありきたりな言葉で』の大サビ中、「聞かせてよ キミの胸の内を」の後に「世界で一番愛してる!」というコールがあるため、ガチ恋口上の中では言わないようにしているものです。つまり、「ここから先はまたあとで」はその後に続く大サビの「世界で一番愛してる」に掛かっているのです。
AKB48では…
チーム8の『47の素敵な街へ』ではガチ恋口上が名物となっています。
高まる低まるビスマルク
シジマール!アルシンド!カズダンス!
ニーハイ!オーハイ!(手拍子1回)
缶チューハイ!ウーロンハイ!ナチュラルハイ!
アイ・キャン・フライ!(ジャンプ1回)
『妄想桜』の2番のAメロで見られます。なお、ビスマルクとアルシンドは鹿島アントラーズ、シジマールは清水エスパルスで活躍した元Jリーガーで、カズダンスは三浦知良がゴールを決めたときに踊るダンスです。
コール
メンバー名のコール(Aメロ)
Aメロでメンバー名をコールする場合は、「あー〇〇」、「おーれーの〇〇」、「お前が一番〇〇」が使われます。AKBグループでいうところの「超絶かわいい〇〇」に相当する部分です。
『ありきたりな言葉で』では「チェック、セット、あー玲緒菜(美優)」が使われます。『妄想桜』では「LOVE(エルオーブイイー)ラブリー美優!」が使われます。『SPLASH』では「太陽サンサン中川さん(宮内さん)」が使われます。
『告白のススメ』のように、「おーれーの玲緒菜」「いやいや×4回(手を横に振る)、おーれーの美桜ちゃん」「お前が一番×3回、凛ちゃん」と一連の流れを構成する場合もあります。
さらに、『きみわずらい』では、「あーパーリーピーポー」や「千愛の瞳に恋してる」といった特殊なコールも使われます。
オーイング(Bメロ)
Bメロで使われることが多いオーイングですが、まねきケチャの場合は『妄想桜』と『青息吐息』のみ行われます。『妄想桜』ではオーイング発動前に「みんなで一緒にオーイング」と言うため分かりやすいと思います。オーイングは、「オー(パンパン(手拍子2回))」で行われます。
まねきケチャのBメロのほとんどはメンバー名のコール(「れーおな」、「ちーあい」など)です。まねきケチャはBメロがソロパートとなる楽曲が多く、コールが適しているからです。
なお、まねきケチャではPPPH(パンパパン、フー)は行いません。
AKB48では…
全体曲ではオーイングが使われます。基本的には「オーオイ!」ですが、チーム8ではまねきケチャと同じく「オー(パンパン(手拍子2回))」です。AKB48ではまねきケチャと同じく、コールが多く使われます。そのパートでの歌唱メンバーの名前を呼ぶことが一般的です。
サビ直前
サビ直前で「(手拍子1回)イエッタイガー」と言う場合があります。
『きみわずらい』や『ありきたりな言葉で』のように、「イエッタイガー、イエッタイガー、イエッタイガファイボワイパー」と長いバージョンもあります。
サビ
「あーフッフー(パンパン(手拍子))フワフワ」(fufu-fuwafuwa)
「(はいせーの、はいせーの)はーいはい、はいはいはいはい」
の2つはまねきケチャでも行われます。