2018年4月17日(火)から22日(日)まで、タワーレコード渋谷店の8階「Space HACHIKAI」にて「まねきケチャ博覧会」が開催されています。19日(木)と20日(金)に見学してきましたのでレポします。
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まねきケチャ博覧会とは
シングル『鏡の中から/あたしの残りぜんぶあげる』とアルバム『きみわずらい』の発売を記念して、パネル展、衣装の展示、MV上映、VR体験、活動年表の掲示、限定グッズの販売が行われました。
まねきケチャのプロデューサーである古谷完氏の本職はデザイナーや写真家であり、デザインに精通しています。そのため、今回はポートレートやTシャツ、衣装の「デザイン性」に焦点を当て、芸術としてのまねきケチャを提案しようとしています。
グッズ
展示されているポートレート写真はA3版の木製パネルとして1点9,000円で販売しています。なお、当日は受け取ることができないため、店頭での受取り又は配達から選択します。
また、過去のツアーTシャツ(サイン入りもあり)(4,500円)、フォトブック(3,000円)、卓上カレンダー(1,500円)、生写真セット(1,500円)缶バッチ(200円)が販売されています。
1,500円ごとにくじ引きがあり、上記のパネル(サイン入り・サインなし)、ポストカードがもらえます。なお、パネルはすでに終了しています。
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芸術としてのまねきケチャ
まねきケチャは古谷完プロデューサーのもと、メンバーのビジュアル、楽曲だけでなく、衣装やCDジャケットなども芸術表現の一つとしてこだわりをもって制作されています。女性に人気があるのも、このようなイメージブランディングが徹底されているところにもあると思います。
今回の企画は、美術館をイメージし、まねきケチャの世界観を提案するものです。パネルやTシャツの展示方法も非常に洗練されており、製作者のこだわりを垣間見ることができます。
まねきケチャのイメージブランディング
まねきケチャは、作曲を音楽クリエイターのElements Gardenに依頼するとともに、藤川千愛をはじめとして歌唱にも力を入れています。完成度はかなり高いグループといえます。
ジャンル上は「地下アイドル」に分類されますが、その表現方法は「アイドル」とは異なるベクトルに向かれていると思います。設定上は「福」を届ける「見習い天使」として活動していますが、今やもっと高尚なイメージブランディングのもと活動しています。
現状はライブアイドルとして、特典会が主な収入源となっていますが、今後は活躍の幅を広げ、 綿密に練られたイメージ戦略の上で活動してもらいたいところです。
「まねきケチャ」は正直「ふざけた名前のグループ」ですが、実際はハイレベルな芸術集団であり、幅広い世代に受け入れられる可能性のあるグループだと思いますので、今後も多方面へのアプローチを目指してほしいものです。