日付 | 2018年8月25日(土) |
時間 | 18:00開場、18:30開演 |
公演時間 | 1時間27分 |
場所 | 日比谷野外大音楽堂 |
入場 | 自由(指定席) |
2018年8月25日(日)に行われた「夏の野音 de まねきケチャ」に参加しましたのでレポートします。なお、当日は2部制で、今回の記事は第2部の模様です。第2部の『まねきケチャスプラッシュ!2018』はこちらのページをご覧ください。
なお、この公演で藤川千愛は卒業を発表しました。卒業発表に対する私の心境はまねきケチャ藤川千愛卒業|目の前で見続けてきた千愛ファンの心境をご覧ください。
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会場の様子
開場は18:00でしたが、第1部の終了時間が17:30でしたので、30分間を利用して、多くの人が日比谷公園内で行われていた盆踊り大会の屋台で食事や休憩をしていました。
今回は指定席でしたので、開演に間に合うよう、ゆるゆると入場しました。
セットリスト
衣装は初めて披露されたもので、浴衣をモチーフとしていました。新曲『相思い』用の衣装とのことです。開始時間にはほぼ日没しており、夜になっていました。木々に囲まれているためセミの声と日比谷公園で行われていた盆踊りの音がかすかに聞こえ、非常に夏らしい風情でした。
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キミに届け
まずは『キミに届け』で盛り上がります。
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ありよりのあり
早くも盛り上がる曲として『ありよりのあり』が定着し始めています。MIXはなく、合いの手と前奏、間奏の「はいはい!」や「おいおい!」が中心です。合いの手は歌詞を覚える必要があります。
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自己紹介
ロングver.(コメントなし)の自己紹介でした。
新衣装のため、例によって1回転してから自己紹介をしました(なぜか深瀬美桜だけ宮内凛の指示により2回転していました。)。 -
奇跡
みんなで「オーオーオー」と合唱し、一体感が生まれます。
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モンスターとケチャ
松下玲緒菜「もうすぐ10月になりますね」
宮内凛「1カ月飛ばしてるね」
松下玲緒菜「間違えちゃった。10月の終わりと言えば?」
ハロウィンが近づくにつれ、最近毎回披露しています。 -
鏡の中から
「オエオエオー」とみんなで歌っていました。
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相思い(初披露)
藤川千愛「花火大会の日のひと夏の恋を歌った曲です。」
完全なるバラード調の曲です。藤川千愛と松下玲緒菜の声が心に染みます。せっかくの良曲なのに、藤川千愛の生歌で聴けるのがあと数回なのが残念です。 -
ハリネズミの唄
ハリネズミの唄も藤川千愛ありきのため、今後がどうなるのか心配です。
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告知
- 日本武道館(9月24日)
- @JAM EXPO(8月26日)
- 『昨日のあたしに負けたくないの』配信(8月28日)
宮内凛「今日の「お見送り会」に参加できるので、予約していない人は今ささっとやっちゃえ!」
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タイムマシン
日が沈んだ後の『タイムマシン』は心に刺さります。
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どうでもいいや
バラードが続きます。まだ藤川千愛の卒業発表前ですので、このあたりまでは純粋にライブを楽しんでします。
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昨日のあたしに負けたくないの
これまであった可変MIXはありませんでした。手拍子やコールも少なめでした。おそらく今回初めて生で聴く人も多かったのだと思われます。いずれにしろ、まだコール・MIXが確立していないようです。
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卒業発表
藤川千愛「ここで、twitterでも言ったんですけど、私からみなさんに大事なお知らせがあります。」(真剣な表情で手紙を取り出す)
(BGM:タイムマシン)藤川千愛「私、まねきケチャの藤川千愛は、9/24の日本武道館公演をもって、まねきケチャを卒業させていただきます。」
客「えーーーーーーーー」
藤川千愛「私は3歳の頃から歌手を夢見てきました。高校を卒業して工場で働いていた時、アイドルをやってみる気はないかと誘っていただき、まねきケチャとしてデビューさせていただきました。
正直、アイドルの世界にはまったくの無知で、それまでは興味も薄かったのですが、コレットプロモーションでは100%生歌でステージに立てることをきいて、チャレンジしてみたいという想いに駆られました。
まねきケチャでは、リードボーカルという役割をいただき、デビューから今日までの3年間、無我夢中で頑張ってきました。
ファンの皆様の応援と支えで、素晴らしいステージに立つことができ、ついには夢であった武道館公演を実現するまでになりました。
本当に感謝しています。本当に嬉しいです。
それでも、デビュー当時から、私の心の根底にあった「歌を届けたい」「歌を聴いて欲しい」「歌で勝負したい」気持ちがより大きくなり、悩んだ末にその道を前進していく決心を固め、今回卒業という選択をさせていただきました。
時に私の歌を褒めてくれる方がいます。
私にとって、それが今日までの頑張りの源でもありました。
でも、私自身の歌は、まだまだ欠点だらけで、足りないところだらけだと思っています。
もっともっと努力し、人としても歌の世界でも成長して、沢山の人に藤川千愛の歌を聴いてもらえるようになりたい…今はこの一心です。
まねきケチャとして、紅白のステージに立つという夢は叶いませんでしたが、ソロとしていつか、まねきケチャと一緒に紅白に出演できたら、こんなに素晴らしいことはありません。
武道館までの1ヶ月、まねきケチャの藤川千愛として、私にできる最高の歌を届けたいと思います。
今日まで支えてくれたファンの皆様、関係者の皆様、卒業を受け入れてくれたメンバーやスタッフの皆様、今まで本当にありがとうございました。
本当にありがとうございました。」
客(拍手)
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きみわずらい
客の拍手の後、藤川千愛「それでは次の曲に行きたいと思います。聴いてください。きみわずらい」
イントロで藤川千愛と松下玲緒菜が泣いていました。最後の抱き合う振りでは、中川美優ではなく、藤川千愛を中心に抱き合っていました。
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アンコール発動
観客の多くが放心状態のようでした。それでもアンコールを発動しました。
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写真撮影
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ありきたりな言葉で
何事もなかったかのように、いつも通り『ありきたりな言葉で』を披露しました。放心状態の中、ガチ恋口上で千愛を叫びました。
最後も特に特別な挨拶はなく、藤川千愛含め、メンバー全員が通常通りはけていきました。あっさりしているところがまねきケチャっぽいともいえます。
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お見送り会
以下、まねきケチャ藤川千愛卒業|目の前で見続けてきた千愛ファンの心境の記事を掲載します。
今回は、i tunesで新曲『昨日のあたしに負けたくないの』を予約した場合の特典として、「お見送り会」がありました。先ほどまで泣いていた松下玲緒菜ですが、いつもの玲緒菜に戻り、健気な表情で私の名前を呼んでくれました。松下玲緒菜→深瀬美桜→宮内凛ときて、次が藤川千愛でした。私に気づいた千愛は、笑顔ではあったものの、とても複雑そうな表情をしていました。そんな顔で見られたら胸が痛くなるものです。そんな感情のなか、次にいた中川美優が、スタッフかのように、「はい進んで~」のように客を流していました。少し笑いそうになりましたが、やはり、千愛の表情が頭から離れません。
会場を出ると、こらえていた感情を表に出す千愛ファンが多く見られました。地面に転がり込むファン。過呼吸になるファンもいました。男女問わず泣いていました。千愛ファンが集まり、慰めあっていました。今まで心の支えだったものが一瞬にして消える。これ以上悲しいことはありません。飲みに行く人、一人悲しみの中帰宅する人。それぞれがこれまでの思い出を抱えながら会場をあとにしました。