日付 | 2019年7月13日(土) |
時間 | 17:30開場、18:30開演 |
公演時間 | 1時間45分 |
場所 | 新宿BLAZE |
入場 | 整理番号順 |
2019年7月13日(土)に行われた「初夏のまねきケチャ」に参加しましたのでレポートします。この日のための衣装やメンバー考案のセットリストなど、注目のワンマンライブでした。
コンテンツ
スポンサーリンク
会場の様子
開場15分前の17:15に到着しました。すでに多くの客が会場前のスペースで行列をなしていました。小雨が降っていましたが、傘をさす余裕はありませんでした。開場は予定どおり17:30に開始されました。最近は平日対バンに多く行っていたため、番号の呼び出しが久々のように思えました。
整理番号100番台で入場したところ、チェキ券購入列は2人程度で、すぐに購入することができました。チェキ購入後すぐにライブ会場に入ると、センターポジションの前から6列目に位置取ることができました。平日対バンからすると若干遠い位置ではありましたが、運良く視界に背の高い人がおらず、見やすい位置でした。なお、当日券も発売していましたが、開演前になるとほぼ満員となりました。
セットリスト
この日のために作製された衣装で登場しました。浴衣をイメージしたものでした。また、今回のライブでは初めてメンバー自身でセットリストを考案したことが注目されていました。
-
SPLASH
夏ということで一曲目は『SPLASH』でした。最近ではサビで横移動しなくなりました。また、タオル投げ入れは4列目あたりに落下しました。今回はタオルに直筆のコメントが書かれていました。
-
告白のススメ
『告白のススメ』『愛言葉』『妄想桜』など、初期のガチャガチャソングは盛り上がります。
-
愛言葉
初期のガチャガチャソングが連続します。初っ端からエンジン全開です。
-
いつかどこかで
喉を痛めている松下玲緒菜ですが、ソロパートの多い『いつかどこかで』を歌いあげていました。まだ声がかすれていますが、今週のはじめに比べれば回復しています。
-
自己紹介
コメントなしのショートver.でした。最近は生誕祭含め、ロングver.をほとんど見ません。4周年記念ライブでは披露するのでしょうか。
松下玲緒菜「この日のために浴衣を作ってくれた。」
※各メンバーが1回転して衣装を披露しました。
宮内凛「葵ちゃん、今日はツインテール。普段はポニーテールが多いけどツインテールもかわいいですよね。」
篠原葵「うれしい。」 -
一刀両断
最近はよく披露する『一刀両断』です。休日のワンマンのためサイリウムを持参している客が多く見られました。
-
キミに届け
比較的最近の盛り上がりソングです。複雑なMIXがないため分かりやすく盛り上がれます。
-
青息吐息
7月3日のIDOL CONTENT EXPO以来の『青息吐息』です。Aメロ後半の手拍子やBメロのオーイングが見られました。今回はメンバー考案のセトリということで、松下玲緒菜の希望が通って『青息吐息』が選曲されたのでしょうか。『青息吐息』はメンバーにもファンにも人気のある曲なので、納得の選曲です。
-
ありきたりな言葉で
定番の人気曲です。当然の選曲でしょう。
-
告知
- SELENE SUPER LIVE 2019 vol.1(7月14日)
- 渋谷LOFT9 アイドル倶楽部(7月24日)
- 夏の名古屋RENY de まねきケチャ(8月11日)
「お知らせがある。」 - 新Tシャツ販売(TIF)
- 舞浜アンフィシアター(8月31日)
-
I feat. まねきケチャ
以前、CIVILIANのライブと強化計画で披露したことがありますが、まねきケチャ単独の通常のライブでは初披露となりました。出だしから松下玲緒菜が歌詞を飛ばし笑いが起こるハプニングがありましたが、十分に聴きごたえがあり、非常にエモいパフォーマンスでした。サビのハモリや2番の語りかける歌い方はまさに圧巻でした。作曲家が普段と異なるため、まねきケチャらしくないところが逆に魅力的な楽曲です。今後も歌い続けてほしい一曲です。いい意味でまねきケチャの見方が変わるのではないでしょうか。
-
妄想日記
『I feat. まねきケチャ』の後に『妄想日記』とは神すぎる展開です。もはや私のためのセットリストかと勘違いするかのようでした。『妄想日記』がここまで頻繁に聴けるのも最初で最後かもしれません。つい最近まで最も披露されていない曲だったのが嘘のようです。
-
妄想桜
初期のガチャガチャソング『告白のススメ』『愛言葉』『妄想桜』がすべて披露されました。ヲタクも大喜びだと思われます。声が枯れている松下玲緒菜は間奏のラップが苦しそうでした。
-
あたしの残りぜんぶあげる
イントロの可変3連MIXで一気に盛り上がります。バラードでありながら盛り上がれるのが、まねきケチャの特徴ともいえます。
-
MC
宮内凛「4年間やってて初めて自分たちでセトリを考えた。」
宮内凛「4周年のために新しいことに挑戦している。」 -
タイムマシン
中川美優「最後の曲かもしれない曲。」
他メンバー「違う。」
6月24日のIDOL CONTENT EXPO以来の『タイムマシン』でした。『タイムマシン』は珍しく藤川千愛・松下玲緒菜の掛け合いではなく、松下玲緒菜・中川美優の掛け合いで始まります。そのため、イントロのポジションも下手(しもて)に中川美優・宮内凛、上手(かみて)に松下玲緒菜・深瀬美桜・篠原葵がそれぞれ固まって始まります。6月23日の篠原葵生誕祭や翌日のIDOL CONTENT EXPOに行けなかった人は『タイムマシン』を待ちわびていたのではないでしょうか。 -
冗談じゃないね
本編最後は『冗談じゃないね』で盛り上がって終わりました。やはり『冗談じゃないね』をやらなければまねきケチャではありません。
-
(アンコール発動)
-
モンスターとケチャ
アンコール明けは舞台下手から登場し、そのまま『モンスターとケチャ』を披露しました。
深瀬美桜「自分たちで(セトリ)決めたけど、結構詰め込んだよね。」
松下玲緒菜「衣装が破けちゃった。」
客「ふー!」
宮内凛「みんな喜んでるよ。」
※松下玲緒菜の衣装の袖が破けましたが、ファンが喜んだため、ステージの前に出て見せびらかしていました。 -
写真撮影
SNS等に使用する集合写真を撮影しました。
-
きみわずらい
ラストはザ・定番の『きみわずらい』でした。『きみわずらい』を最後に披露するとライブの満足度が何倍にもなります。
初夏のまねきケチャ
2019.7.13Documentary Photography_001
撮影|sunny @ https://t.co/SwpiKLKpvs(insta)#まねきケチャ pic.twitter.com/cEFTbEB0ST— まねきケチャ 8月31日四周年記念公演@舞浜アンフィシアター (@maneki_kecak) July 13, 2019
初夏のまねきケチャ
2019.7.13Documentary Photography_002
撮影|sunny @sunny.co.jp(insta)#まねきケチャ pic.twitter.com/2bxmPYAdQh— まねきケチャ 8月31日四周年記念公演@舞浜アンフィシアター (@maneki_kecak) July 13, 2019
スポンサーリンク
特典会
終演後に特典会がありました。松下玲緒菜に参加し、セトリが素晴らしかったことを伝えました。「ファンの意見を反映させたつもり」と言っていましたが、十分すぎるほど反映していました。なお、チェキ待機列の真ん中よりも前方に並んでいましたが、チェキ撮影後スタンプをもらいに物販に行ったところ、篠原葵のチェキ券だけが4枚残っていました。さすがに今回はループは厳しかったのでしょう。
今回のセトリについて
このブログではたびたびセットリストについて意見を申し上げているところですが、今回は初めてのメンバーが考案したということで、簡単にレビューさせていただきます。
そもそも、まねきケチャのライブのセットリストは、以前は古谷完プロデューサーがほぼ全て決めていましたが、最近ではマネージャーが決めているとの話を聞きます。デビュー以来、メンバーがセットリストを決めたのは今回が初めてでした。画期的なことです。
では、肝心のセットリストはどうだったでしょうか。個人的には申し分ないセットリストでした。
今回の特徴は、『告白のススメ』『愛言葉』『モンスターとケチャ』『冗談じゃないね』『きみわずらい』『妄想桜』『タイムマシン』『SPLASH』、すなわちインディーズ時代の曲を全て披露したことです。特に『告白のススメ』『愛言葉』『妄想桜』を全て披露したこと、『タイムマシン』を披露したことは、騒ぎたいヲタクとエモいバラードを聴きたいヲタクの両方の希望を叶えました。また、『妄想日記』『青息吐息』といったレア曲を披露したところも評価できます。
構成も評価できます。馬鹿みたいに盛り上がった後にバラードで心を打つ。最後の『きみわずらい』でとどめを打つ、というまねきケチャの勝利の方程式がしっかりと受け継がれていました。バラードも、日本武道館以来最大のエモ曲となった『タイムマシン』、バラードでありながら可変3連MIXやコールで沸く『あたしの残りぜんぶあげる』など、抜群の選曲でした。まねきケチャの真骨頂です。
さらに、今回驚かせたのが、CIVILIANの『I feat. まねきケチャ』でした。CIVIIANのライブと強化計画で披露したことはありますが、まねきケチャ単独での通常のライブでは今回が初めてでした。厳密にはまねきケチャの歌ではないため、ライブで披露することは期待していませんでした。それだけに、今回ライブで披露したことには驚きが隠せませんでした。しかも、この曲は名曲です。末益涼太氏や藤永龍太郎氏といったまねきケチャの作曲家ではない楽曲のため、いい意味でまねきケチャらしくない楽曲です。それだけに雰囲気がガラっと変わるこの曲はライブの構成上アクセントになります。今後も披露してくれることを切に願います。
そして、最後はトドメの『きみわずらい』でした。最近では3回に1回程度しか披露しなくなったことで、『きみわずらい』を求める声が大きくなっています。周りでも『きみわずらい』を披露しないライブではがっかりした声をよく聴きます。まねきケチャのアンセムだけに、披露するのとしないのでは大きな違いがあるようです。ただ、毎回披露するのもマンネリ化を生みますので、難しいところではあります。今回はヲタクを楽しませるセットリストをテーマにしていますので、『きみわずらい』で終わることはほぼ確実でした。そして、その期待に応えました。周りも非常に満足そうでした。『きみわずらい』で終わってこそ、まねきケチャなのです。
以上、個人的にはものすごく満足したセットリストでした。レア曲も惜しみなく披露しつつ、定番曲もしっかりカバーする。沸きたい人もエモ曲が好きな人もどちらも満足させる。完璧のセットリストだったのではないでしょうか。まねきケチャは良曲揃いです。それを活かすも殺すもセットリスト次第です。普段セットリストを考えているマネージャーはじめ、スタッフさんには、現場やメンバーの意見を取り入れつつ、一方的なセットリストにならないよう検討していただきたく思います。