日付 | 2018年11月25日(日) |
時間 | 13:15開場、14:00開演(第1部) 18:15開場、19:00開演(第2部) |
公演時間 | 約1時間 |
場所 | 東京カルチャーカルチャー(渋谷) |
入場 | 整理番号順 |
2018年11月25日(日)に行われた「藤川千愛のACOUSTIC JAM vol.00/01」に参加しましたのでレポートします。今回は藤川千愛のソロデビュー後、初ライブとなりました。なお、第1部も第2部も同内容ですので、まとめてレポートします。
コンテンツ
スポンサーリンク
会場の様子
開場前と開演後にTシャツの販売がありました。まねきケチャのチェキと異なり、ほとんど並ばずに購入することができました。開場10分前になると明治通り沿いに待機列が作られました。古くからの藤川千愛推しのほか、まねきケチャの現場では見たことがない人も多く見られました。今回は初ライブということで、とりあえず来てみたという人も多かったのではないでしょうか。
【お知らせ】本日開催の『藤川千愛のACOUSTIC JAM』、会場入り口にて、12:40〜13:05まで先行物販の時間を設けさせていただきます。開場後、終演後も販売はございますが、混雑する可能性もございます。ご了承願います。#藤川千愛 pic.twitter.com/DXD86BGkeB
— 藤川千愛スタッフ (@chiai_staff) 2018年11月25日
開場は予定通り行われました。席は自由席で最後列に関係者席が設けられました。母親がいらしていたようです。開演前に古谷完プロデューサーが会場を見回してたり、流しの四元氏がギターの準備をしていたりと、まねきケチャの強化計画と同じような雰囲気でした。第2部では関係者席に強化計画でおなじみの石橋哲也氏がいました。
開演時間を過ぎると、静かに藤川千愛が登場しました。
セットリスト
-
夢なんかじゃ飯は喰えないと誰かのせいにして
比較的アップテンポな曲です。立って歌いました。タイトルからソロ歌手という夢を果たした藤川千愛の意気込みがうかがえます。ギターとドラムの伴奏に合わせて歌いあげました。
千愛ちゃん遂に登場!超満員のお客さんみんな感涙…【 藤川千愛のACOUSTIC JAM 昼と夜2公演 】( SOLD OUT!)まねきケチャ武道館公演から2か月。ついに動き出した藤川千愛の記念すべき初アコースティックライブ! #藤川千愛 https://t.co/hKyusWGgNt pic.twitter.com/EIPxzw47aS
— 東京カルチャーカルチャー (@tokyoculture2) 2018年11月25日
-
挨拶
「改めて、藤川千愛です。もしかしたら知ってる人もいるかもしれませんが、9月までアイドルをしていました。今日からは歌手として活動します。」(笑いどころでしたが、客も緊張からか笑いは起きませんでした。)
「次の曲は1月から始まるアニメ『盾の勇者の成り上がり』のエンディングテーマ。」 -
きみの名前(新曲)
2019年1月から放送されるテレビアニメ『盾の勇者の成り上がり』のエンディングテーマとのことです。アニメについて説明していましたが、緊張してうまく伝えられませんでした。
曲は優しい曲調のバラードで、座って歌いあげました。ところどころで藤川千愛自身がギターを弾いていました。まだまだぎこちない様子ですので、今後に期待したいところです。
なお、昼の部では緊張のあまり2番をまるごと抜かすというミスを犯してしまいました。
-
たばこ(コレサワ)
カバーのパートです。テーマを「別れ」に設定し、選曲したようです。1曲目は「別れ」、2曲目は「未練」、3曲目は「決意」といったストーリー性を持たせています。
-
別の人の彼女になったよ(wacci)
カバー2曲目です。「未練」を表現しています。
-
We Are Never Ever Getting Back Together(テイラー・スウィフト)
カバー3曲目です。洋楽に挑戦しました。「決意」を表現しています。
-
重大発表
- ACOUSTIC JAMの定期公演化
「歌う曲のリクエストを募集したい。次回は12月29日。」 - 12月に3週連続配信決定
勝手に一人でドキドキすんなよ(12月17日)
夢なんかじゃ飯は喰えないと誰かのせいにして(12月24日)
きみの名前(12月31日) - グッズ販売開始(Tシャツ)
「地元愛を込めて作った。TシャツにあるHILLS MOUNTAINとは岡山のこと。地元井原市の紅葉の名所、天神峡をイメージしてデザインした。もう一つのTシャツは誕生日の6月6日から66を取ってロゴにした。」【オフィシャルグッズ】藤川千愛のライブグッズ第1弾(Tシャツ2種類)が出来上がりました。ひとつめは藤川の郷土愛をユニークに表現したデザイン、もうひとつは藤川のロゴマークを前面にあしらったデザインになります。着用画像は藤川のツイートをご確認ください。各4000円になります。 pic.twitter.com/WDIMjnyVaq
— 藤川千愛スタッフ (@chiai_staff) 2018年11月23日
- ACOUSTIC JAMの定期公演化
-
ミニ企画
Twitterで本日が誕生日というツイートが6件程度あったことから、誕生日の人に向けて『ハッピバースデー』を歌うという企画でした。昼の部は誰も手を挙げず、「みんな」に向けて『ハッピーバースデー』を歌うというハプニングがありました。夜の部は1人手を挙げたため、なんとかその人に向けて『ハッピーバースデー』を歌いました。
-
母(藤川千愛ソロ曲)
2017年の藤川千愛生誕祭で歌ったソロ曲です。
夜の部では、次のようなエピソードトークがありました。
「昼の部で、『母』のイントロで「ありがとう」とアカペラで歌ったところ、後ろで見てた私のお母さんのiPhoneのsiriが反応して、「ご丁寧にありがとう」と言った。…みんな笑って(汗)」 -
勝手に一人でドキドキすんなよ(藤川千愛ソロ曲)
日本武道館で初披露した楽曲です。個人的には今回この曲を聴けたことが一番の収穫でした。しかも音源化するとは本当に助かります。まねきケチャの他のメンバーのソロ曲の音源化はあるのでしょうか。
-
アンコール発動
手拍子でアンコールがありました。昼の部ではスタッフも隅で手拍子をしてアンコールを促していました。
-
糸(中島みゆき)
「私が歌を歌えて、聴いてくれる人がいる。そんな意味を込めて歌う。『糸』。」
中島みゆきの名曲をしっとりと歌いあげました。【お知らせ】本日開催された『藤川千愛のACOUSTIC JAM』が来月より定期公演になることが決定。12月は12/29に昼夜2公演開催。チケットは今夜より明後日11/27の13時まで抽選受付致します。動画は本日のカバー『糸』になります。
▷第1部https://t.co/QXiKeOWr7V
▷第2部https://t.co/CkRe62Gan2 pic.twitter.com/ZImhaK25Kg— 藤川千愛スタッフ (@chiai_staff) 2018年11月25日
-
きみの名前(新曲)
昼の部では2番を抜かしてしまったため、アンコール明けにもう一度歌い直しました。夜の部では『糸』の後にもう一度歌いました。
スポンサーリンク
ライブを終えての感想
まさに歌手といった風貌でした。一方で、話し方は変わっておらず、今までと変わらない部分もありました。今回は初回ということで非常に緊張していました。夜の部は若干緊張がほどけ、のびのびと歌っていたように思えます。
それでも、まだまだぎこちなさは残ります。流しの四元氏に助けられる部分も多く見られました。ただ、初回から全てを求めるのは酷です。今後の成長を期待したいところです。言うまでもなく、実力は相当なものがあります。千愛の声で何回も身体が震えました。堂々と歌い上げるまでに自身がつけば、相当完成度の高いライブになると思います。
アイドルの世界では、ミスしても笑ってごまかせる部分も正直あったかもしれません。しかし、今後は歌手としてのファンがついた場合、評価は厳しくなるかもしれません。それでも私は「努力家」藤川千愛なら必ず成長すると信じています。
歌手として活動する以上、お見送りなどを含めた「特典会」はありませんでした。不満そうな声も中には聞かれました。ライブ後に本人と直接話せるアイドルの形式に慣れてしまった人からすれば、その気持ちも分かります。今回はとりあえず初回だから来た、という人の中にはアイドルとしての藤川千愛が好きだった人もいると思います。そうした人は次回以降来なくなるかもしれません。ただ、ライブを重ねるうちに歌手としての藤川千愛が好きな人も増えてくると思います。そうしてファンの入替えがここ数カ月の間に起きるのでしょう。離れていくアイドルヲタ以上に、新たにファンを獲得しなければなりません。そのためには、外向けの活動を多くこなし、認知度を上げていく必要があるのでしょう。今回のテレビアニメのタイアップをはじめ、今後もどのようにプロモーションをかけていくのか、見守っていきたいと思います。
まずは、藤川千愛さん。お疲れさまでした。