日付 | 2018年11月10日(土) |
時間 | 12:30開場、13:30開演 |
公演時間 | 1時間31分 |
場所 | 渋谷 CLUB QUATTRO |
入場 | 整理番号順 |
2018年11月10日(土)に行われた「ロマンチックコンポートvol.25」に参加しましたのでレポートします。ロマンチックコンポートはコレットプロモーションが主催する対バンイベントで、今回はまねきケチャとナナランドが参加しました。なお、後半に行われたナナランドのライブの最後に、高倉藍夏が卒業を発表しました。その様子も詳しくお伝えします。
コンテンツ
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会場の様子
12:20に到着しました。入場は予定通り12:30に開始し、入口で入場スタンプ引換券が配布されました。チェキ券の購入はまねきケチャとナナランドに列が分かれており、まねきケチャは10人程度並んでいました。なお、入場スタンプ引換券はまねきケチャとナナランド共通で、チェキ一巡前はどちらかのグループのメンバー1枚のみを購入することができます。また、入場スタンプはまねきケチャかナナランドのどちらか一方しかもらえません。
松下玲緒菜のチェキ券を購入し、ライブ会場に入ると、整理番号81番で前から7列目でした。
挨拶
ロマンチックコンポート恒例の挨拶コーナーがありました。以前は古谷完プロデューサーが進行していましたが、舞台に立たなくなってからは過去2回、強化計画でおなじみの石橋哲也が行っていました。今回は通常のロマンチックコンポートのため、代わりにナナランドの大場はるかが行いました。
大場はるか「武道館見た。ジャンプが下手だった。2階席から美優ちゃんに叫んだ。」
中川美優「聞こえなかった。」
大場はるか「まねきのメンバーはみんな辛いのが好き。辛いのが得意な人は亜鉛が足りない。亜鉛が足りない人はハゲる。気を付けた方がよい。ダンスの先生が言っていた。」
大場はるか「ナナランドは今週何をしてたか。」
峰島こまき「私の生誕祭で披露する曲を練習してた。早く終わったからでんぐり返しの練習をしていた。」
(告知)
大場はるか「それでは、ロマンチックコンポート、スタート!」
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まねきケチャのライブ
日本武道館公演の衣装でした。
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妄想桜
最近、1曲目に『妄想桜』を持ってくることが定番になっています。『妄想桜』のMIX、コールで声出し完了です。
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僕が僕を
久々の披露となりました。私がレポしたライブで検索したところ、5月26日の中川美優の生誕祭が直近でした。1年前はよく歌っていましたが、現在は妄想日記やSEVENTH HEAVENと同様、レア曲となっているようです。サビ前の倍速MIX、サビの手拍子が特徴的です。久々のため、MIXやコールが全体的にあやふやでした。
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モンスターとケチャ
ハロウィンを過ぎても披露するようです。
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MC
- 自己紹介(ショートver.コメントなし)
- 東名阪ツアー(12月)
- TDCホール公演(1月5日)
- ワンマンライブ(このあと)
- チェキ会(11月11日)
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冗談じゃないね
ここ最近は自己紹介後に中川美優が曲振りをする『冗談じゃないね』が多くなっています。ナナランドは落ちサビのMIXが運営から禁止されているため、その反動でまねきケチャの『冗談じゃないね』の落ちサビに打たれる混沌MIX(ワールドカオス)が激しくなっています。
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ありきたりな言葉で
最近は必ず歌います。
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きみわずらい
ラストは定番の『きみわずらい』です。最近の注目は最後の抱き合うシーンですが、無邪気に笑顔で体当たりする松下玲緒菜に対し、中川美優が本気な顔をして受け止めていました。
ナナランドのライブ
今回は、個人的には高倉藍夏の卒業発表を含め、ナナランドのライブが印象的でした。
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走れ
何度もこのブログで注意をしている『走れ』です。間奏でサークルを作るため、荷物を持って移動する準備をする必要があります。今回は1曲目から『走れ』を持ってきました。左側の客は「やばいよ、この曲!」といって荷物を整理する一方、右側の客は初めてだったようで「何?何?」と不思議がっていました。
曲は個人的に改めてハマっています。古谷完の歌詞では珍しく英語が多用され、格好いい曲となっています。特に「虹の欠片も 見つからない」とみんなで歌うところが好きです。「新しいわたしが 今始まるよ」の直後にサークルが作られ、その中で走り回ります。途中、「あ~逆回転!」といって逆回転します。そのあと、肩を組み合い、ヘッドバンギングをします。1曲目から客席がぐちゃぐちゃになりました。
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自己紹介
ロングver.コメントなし
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私が私であるために
『走れ』同様、最近ハマっている曲です。最近、わざわざ中古のCDを購入しました。間奏の口上が感動的です。
(参考:私が私であるために口上)
遥かな道のその先に
広がる絆の新大陸
君が転んだそのときは
僕がこの手を差しのべる
静かな夜に浮かぶ星
光を探してどこまでも
希望の岬へ走り出そう
君が君であるために
ナナラン好きだ 大好きだー -
理由
新曲の両A面曲です。藤永龍太郎らしい楽曲です。
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MC
告知がありました。
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旅せよ乙女
最近はロマンチックコンポートが行われていなかったため、1年振りくらいに聞きました。dropらしい曲で懐かしくなりました。
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ゲッチュ
『旅せよ乙女』同様、久々に聞きました。個人的にはdropといえばこの2曲です。ロマンチックコンポートに行き始めた昨年、よく歌っていたのでしょう。
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冗談じゃないね
ナナランドの『冗談じゃないね』はまねきケチャと振り付けが異なります。ナナランドの方が好きな人が多いようです。なお、ナナランドは落ちサビとバラード曲でのMIXが禁止されたため、落ちサビの混沌MIX(ワールドカオス)は打たれませんでした。しっかりと周知されているのですね。
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満月に遠吠え
最新シングルの表題曲です。サビで右手を頭に乗せ、「WA!」と叫ぶのが特徴的です。
高倉藍夏の卒業発表
それは突然の出来事でした。いったい今何が起こっているのか、状況を飲み込めないヲタクがほとんどだったのでしょうか。そのときの状況は以下のとおりです。
『冗談じゃないね』の曲終わり、突然、高倉藍夏が手を挙げます。
高倉藍夏「はい、私、高倉藍夏からお知らせがあります。」
客「おー!」
※笑顔でいつものテンションで発言したため、客のほとんどが、良いお知らせまたは告知だと判断したものと思われます。
高倉藍夏「この度、私、高倉藍夏はナナランドを卒業させていただくことになりました。」
※手紙をいつものテンションで早口で棒読みしました。あまりの早口でヲタクもついていけなかったのでしょうか。
客「はっ?」
※すぐさまに続けます。この間にも状況が飲み込めず、ざわついていました。
高倉藍夏「急な報告になり、また驚かせてしまい申し訳ありません。約1年という短い時間ではありましたが、高倉藍夏を好きになってくれて、推してくれてありがとうございました。アイドルになって楽しいこともあれば辛いこともありました。TIF2018のメインステージ争奪ライブで優勝できたこと、たくさんのファンに生誕祭を祝っていただいたこと、メジャーシングルでオリコン4位になったこと、そして何よりファンの皆さんや、メンバー、スタッフさんに出会えたことは、アイドルにならなければできなかった貴重な体験であり、私にとって人生の宝物です。一度でも私のファンになってくれた方、ナナランドに興味を持ってくれた方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。」
※発表は間髪入れず続きます。ざわつきはなくなり、静かになりました。
高倉藍夏「それと同時にアイドルをしていればファンが付いたり離れたりするのは当たり前のことですが、当たり前と分かっていてもファンが離れてしまう事実や理由は受け入れ難いことも多く、それを考えるとひどく落ち込んでしまい、自分がアイドルには向いていないのではと日々葛藤してきました。アイドルである限り、そういう事実を受け入れて、糧にしなくれはいけないのでしょうが、私には耐えられませんでした。」
※さらに続きます。武井梨緒が号泣していました。大場はるかは静かに後ろから見守っていました。
高倉藍夏「応援してくれるファンの皆様や、家族、友達にとって、自慢になるくらいの活躍、自慢できる人になって恩返し出来たらよかったのですが、最近ではネガティブになることが多く、仕事でもプライベートでも、今までできたことができなくなってしまい、ここが限界かなと思った次第です。急なことで申し訳ありませんが、11月24日に卒業ライブをしていただくことになりました。卒業まで2週間足らずですが、それまで応援いただければ幸いです。卒業後は大学に復学し、学業に専念する予定です。最後に、私のことを好きになってくれた方々全員のことが、本当に本当に大好きです。こんな私を好きになってくれてありがとうございます。幸せでした。メンバーもすごい支えられてて本当にこのメンバーで良かったなと思っています。ありがとうございました。」
(拍手)
メンバー「早口!」
高倉藍夏「しんみんりするのもあれかなと思って。」
小日向麻衣「11月24日に卒業するが、高倉藍夏個人のことも、ナナランドのこともよろしくお願いします。
メンバー「以上、ナナランドでした。ありがとうございました。」
ペースが早すぎてその場では状況が飲み込めませんでした。私も、あまりに棒読みで読むので、何かの冗談やドッキリかと思いました。ライブもそのまま終わり、少ししてからヲタ同士で状況を飲み込んでいる様子でした。アイドルの卒業は本当に突然訪れるものだと改めて実感しました。アイドルファンが抱える最大のリスクです。私は高倉藍夏推しではないため冷静でしたが、高倉藍夏推しは気持ちの整理がつかないまま特典会が始まることになります。
特典会
1巡目は松下玲緒菜でした。新曲について聞くと、「かわいい曲!」と言っていました。新たな情報を得ることはできませんでしたが、新曲が楽しみです。
続いて、ミーハーな私はナナランドの物販に行き、高倉藍夏のチェキ券を購入しました。ハロウィンコンポートで初めて高倉藍夏のチェキ会に参加しましたが、その時と変わらず、平然と話していました。それが高倉藍夏のキャラなのでしょう。
次にリーダー小日向麻衣のもとに行きました。「私も藍夏が卒業することを昨日知った。」と言っていました。メンバーにとっても本当に突然だったようです。最後に武井梨緒のもとに行きました。高倉藍夏と仲が良く、卒業発表時も一番泣いていました。チェキ会時には元に戻り、笑顔で対応していました。
今回のロマンチックコンポートはナナランドの印象が強すぎました。セットリストも最近ハマっている曲や懐かしい曲が多く、満足するものでした。しかしその直後にあった突然の卒業発表。感情がジェットコースターのように動き回り、喜怒哀楽のどれに当たるか分からない状態で今回のイベントを終えました。
ナナランドが白金高輪セレネb2でお披露目されたときもこの目で見ました。あれから約1年経ちました。高倉藍夏はおそらく、アイドルの仕事が天職ではなかったのでしょう。それもまた人生です。本人がこれから満足した人生を送ることができるよう、心から願っています。